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うつ病

健康な人でも強いストレスや不安を感じると気分が沈みます。しかし、その憂うつな気分や無気力な状態が2週間以上続き、日常生活に支障を来してしまう場合は、うつ病の可能性があります。うつ病は、精神的ストレスや身体的ストレスが重なることなど、様々な理由から脳の機能障害が起きている状態です。脳がうまく働いてくれないため、ものの見方が否定的になり、自分がダメな人間だと感じてしまいます。そのため普段なら乗り越えられるストレスよりも辛く感じられるという、悪循環が起きてきます。
薬による治療と合わせて、認知行動療法もうつ病に効果が高いことが分かってきています。早めに治療を始めるほど、回復も早いと言われていますので、無理せず早めに専門機関に相談すること、そしてゆっくり休養をとることが大切です。

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うつ病の治療は、「十分な休養」と「適切な薬による治療」の2つの柱が基本となります。
休養をとることが何よりも大切となります。十分な休養をとることで、治療がうまく進み、回復して再登校・復職ができるようになります。また、うつ病に用いる薬は「抗うつ薬」といい、SSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)やSNRI(セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害薬)と呼ばれるものを用います。これらは、バランスの崩れた脳内伝達物質の働きを回復させる働きがあります。種類により効果や副作用の程度が患者さん個々で異なり、効果が表れるまでには2〜4週間かかります。そのため、良くならないからといってやめるのはよくありません。
さらに、当院ではカウンセリングも行っています。ストレスに対する一番の対処法は「話すこと」と言われており、当院では40分間じっくり話を聞き、親身になってアドバイスをしていきます。

うつ病の症状の中心は「抑うつ気分」ですが、そのほかにも体の症状や妄想といったさまざまな症状が現れます。

考えに柔軟性がなくなっているため、悪循環を抜け出せなくなります。最悪の場合、自殺という手段を選んでしまうことも。

うつ病の人は怠けているわけではなく「やりたくてもできない」という心の葛藤があります。

うつ病の人は、“つらい” “悲しい”という感情さえ失われ、泣くことすらできないことが多くなります。

うつ病の人は、周囲への気配りから、心配をかけまいとして、症状が軽い初期にはニコニコ笑っていることもあります。
そのため、自分は苦しくて仕方ないのに、周囲の人には元気そうに見えてしまうことがあります。

うつ病の治療は、大きく分けて「休養」と「薬による治療」の2つで進められます。
まずはゆっくりと休養を取りながら、症状に合わせた薬の服用を開始し、徐々に症状を軽くしていきます。
焦らず、ゆっくりと回復していきましょう。

症状が軽くなり、安定してくると薬の服用や治療をやめたくなりますが、症状のぶり返しを予防するために予め決めていた治療計画に従って治療を続けることが重要です。

安定した状態を経て、ようやく治療の最終段階に入っていきます。回りの人たちとのコミュニケーションを取りながら、徐々に日常生活に戻る準備をしていきます。

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うつ病の症状により、ご本人で考える力、表現する力が低下することで、ご自分の状態を適切に医師に伝えることができず、正しい治療方針を理解できないことがあります。そのため、ご家族も一緒に付き添い、治療方針を共有することは治療をスムーズに進める助けとなり、とても重要です。

病院で「うつ病」と診断されると、ご家族が「なぜうつ病になってしまったのか?」と原因探しをすることがあります。
育て方が間違っていた、話を聞いてあげなかった、自分が悪かったなど原因を挙げればキリがありません。
しかし、うつ病と1つの原因だけで発症するものではありません。大切なことは、うつ病になったという現実を受け止めて、これから患者さんとどうしていくのが一番良い事なのかを患者さんや医師と一緒に考えていくことです。

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うつ病に種類はありますか?

 

大きく分けて「単極性うつ病」と「双極性うつ病」の2つに分けられます

「単極性うつ病」とは、うつ状態だけが起こるもので、
「双極性うつ病」とは、うつ状態と躁状態の2つの極端な気分の浮き沈みが起こるものを「双極性うつ病」と呼びます。

うつ病治療はどれくらいの期間がかかるのですか?

 

個人差がありますが、3ヵ月ほどで症状の改善がみられるといわれています

症状の改善がみられる期間は約3ヶ月と言われていますが、再発を防ぎ、元の生活を取り戻していくためには、数ヶ月から1年ほどかかる場合もあります。
なお、治療期間の目安としては、以下のように時間が必要となります。

・十分な休養を取りながら、薬の服用を開始し、うつ病の症状が軽くするための期間
約6〜12週間

・安定した状態を維持していく期間
約4〜9ヶ月

・徐々に日常生活に戻っていく期間
約1年〜

うつ病の薬って安全でしょうか?副作用ってありますか?

 

抗うつ薬の種類にもよりますが、吐き気、便秘、下痢などの消化器系症状や、気、排尿困難、口が渇くなどの副作用があらわれることがあります

SSRIでは、飲み始めに、吐き気やむかつきなどの消化器系の副作用があらわれることがあります。
また、SNRIでは、排尿障害(尿が出にくい・出過ぎる・我慢できないなど)のほか、消化器系症状や頭痛、
血圧上昇もみられます。NaSSAでは眠気が比較的多く、そのほか体重増加などもみられています。
三環系・四環系抗うつ薬は、アセチルコリンという神経伝達物質の働きを抑制するため(抗コリン作用といいます)、便秘、排尿困難、口が渇くなどの副作用があらわれることがあります。
これらの副作用は飲み始めに多くみられますが、次第におさまってきます。

うつ病が再発するおそれはありますか?

 

うつ病がぶり返しやすい病気であるため、再発を予防することが大切です

症状が改善し、気分が軽くなってきたと感じるため、「治療をやめたい」と思う方が多いかと思います。
しかし、処方する薬には「症状の改善、状態をよくする」という働きに加えて、「状態を維持する」という効果もあります。
個人差はありますが、症状の改善がみられても、およそ半年間は薬の服用を続ける必要があります。
また、うつ病になりやすい「ものの見方・考え方」など自分の考え方のクセを知ることで、自分なりにものの見方を調整して、再発を予防することも大切です。

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