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認知症

「認知症」とは老いにともない、脳の働きが衰えて記憶・判断力の障害などが起こり、意識障害はないものの社会生活や対人関係に支障が出ている状態をいいます。
認知症は原因により、アルツハイマー病、脳血管性認知症、レビー小体型認知症、前頭側頭型認知症などに分類され、それぞれに治療法や対処法が異なります。あまり知らせていませんが認知症は、医療機関での対応が可能です。
医学的なアプローチで認知症に対応していきますので、多様な治療が可能となります。

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認知症とは、様々な原因で脳細胞が壊れる、または働きが悪くなることで記憶・判断力の障害などが起こり、社会生活や対人関係に支障が出るものをいいます。認知症は年齢を重ねるほど発症する可能性が高まり、今後も増え続けると予想されます。
認知症の代表的なものに「アルツハイマー型認知症」「脳血管性認知症」「レビー小体型認知症」「前頭側頭型認知症」があります。どの認知症も根本的な治療は確立されていないため、対症療法が主体となります。

50歳以降に多くみられる進行性の認知症で男性より女性に多く見られます。
脳の神経細胞が少しづつ減少して脳が萎縮していく病気です。症状としては、物忘れから始まることが多く、徐々に見当識障害(場所や時間がわからなくなる)や遂行機能障害(段取りが立てられない)などの症状が現れます。
発症2~8年で物盗られ妄想、徘徊などが出現してきます。その後、急に怒りっぽくなる・短気になるなどの人格の変化が
現れます。進行するにつれて、寝たきりになることが多くなります。

薬物療法とリハビリテーションが主体です。
これらは残っている身体的、精神的な機能をなるべく長く維持することが目的です。進行予防にコリンエステラーゼ阻害薬(脳内の神経伝達物質であるアセチルコリンの減少を防ぐ)を用います。副作用として、食欲低下、嘔吐、怒りやすくなることなどがみられます。また抗精神病薬は妄想、暴言、徘徊などの症状の改善に用います。

日本でアルツハイマー型認知症に次いで多く見られる脳梗塞や脳出血などの脳血管障害を起こした後に発症する認知症です。
脳の障害を受けた部分によって症状に差が生まれ、ある能力は低下していても、ある能力は比較的良く保たれている「まだら認知症」の状態が多く見られます。また、感情失禁(涙もろくなる)や夜間せん妄(夜間になると意識が混濁し別人のような言動をする)等の症状がみられる場合もあります。原因のほとんどが生活習慣病と言われており、生活習慣を見直すことが大切です。

脳梗塞の再発予防(降圧薬・抗血小板薬・抗凝固薬)と認知症の症状への治療が主です。
また、生活習慣病である高血圧、高脂血症、糖尿病や動脈硬化症などを改善することも大切です。

日本で3番目に多い認知症です。
男性に多く(女性の2倍)みられ、レビー小体という異常な細胞が大脳皮質に多く現れることで起こります。
老年期に発症し、進行性の認知症とともに初期に具体的な内容の幻視(実際にはない物や人が見える)や妄想などの精神症状と運動障害(パーキンソン病のような筋肉の固縮、前屈姿勢等)が現れるものです。

対症療法が主体です。
精神症状に抗精神病薬、運動症状に抗パーキンソン病薬を用い、自律神経障害に血圧コントロールを行います。

初老期(40〜60歳)に発症する認知症で、脳の前頭葉や側頭葉に限局した萎縮を特徴とした認知症です。
物を盗むなどの反社会的行動、道徳観の低下、怒りやすくなるなどの人格変化や異常行動が認知症に先行します。また、常同行動(同じ場所を周遊する、同じイスに座る)、考え無精(質問に真剣に答えようとしない)、落ち着きがない、同じフレーズを繰り返す反復言語やオウム返しなどもみられます。より進行すると寝たきりになります。

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現在のところ、ある程度進行してしまった認知症を完全に元の状態に戻す方法は残念ながらありません。
しかしながら、近年では薬により認知症の進行を遅らせたり、問題行動を抑制することなどが可能になってきています。

老いを重ねれば、誰でも記憶力が低下して思い出せなかったり、新しいことを覚えることが難しくなってきますが、「認知症」の場合、このような「加齢によるもの忘れ」とは異なります。
まずは、「加齢によるもの忘れ」と「認知症によるもの忘れ」かを判断します。

認知症は、症状が軽い段階に気づき、適切な治療を受けることができれば、薬などで認知症の進行を遅らせたり、場合によっては症状を改善したりすることも可能であり早期治療によって、高い治療効果が期待できます。
そのためには、自分自身をはじめ、家族や友人など周りの人においても「認知症では」と思われる症状に気づいたら、まずは専門医などに相談することをおすすめいたします。

ケアマネージャー、介護保険事業者の方では気付きにくい点も、医学的な観点で認知症の状況を正確に判断するので、的確な申請書類をまとめることができます。

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認知症の分類で、どんな症状がありますか?

 

症状により、大きく分けて4つに分類することができます

アルツハイマー病
アルツハイマー病は全認知症の半分以上をしめる代表的な疾患です。
生活面では、「言いたい言葉が出てこない」、「やる気がない」、あるいは慎重さや注意不足が現れます。次の時期には記憶障害は明らかになり、他人の言う事を理解するのが難しくなります。

血管性認知症
脳の血管が詰まる脳梗塞、脳の血管が壊れる、くも膜下出血などの脳出血などの明らかな脳血管障害が起きたあと、認知機能が低下した場合、血管性認知症といいます。脳の血管へのダメージは、高血圧や高脂血症、糖尿病などの生活習慣病と密接に関連しているといわれています。

レビー小体型認知症
レビー小体型認知症は、もの忘れのほか、時間や場所がわからなくなったり、だんだんと身の回りのことができなくなるなどの症状が見られる認知症です。

前頭葉側頭葉変性症
前頭側頭葉変性症は、脳の前頭葉や側頭葉の委縮がみられる症状が発症する認知症です。アルツハイマー型が頭頂葉や側頭葉・内側の委縮が起こるのに対して、前頭側頭葉変性症は前頭葉や側頭葉に委縮が現れます。

イライラなどによる問題行動を抑えることはできますか?

 

はい、薬による治療で抑えることができます

現在、認知症を治せる薬はありませんが、進行を遅らせたり改善したりすることは可能と言われています。
認知症の周辺症状である、イライラなどによる問題行動、幻覚や妄想、興奮を抑える効果があるとされています。

高齢者ではなくても認知症になる可能性はありますか?

 

若年性認知症という認知症があります

認知症は脳の神経細胞が破壊され、脳の知的機能が低下し、日常生活を送ることが困難になる症状をいいます。
脳の神経細胞が破壊されてしまう原因については、病気も含めは複数あり、若くても発症する可能性があります。

認知症を予防するための治療などは可能ですか?

 

完全ではありませんが予防は可能です

過去に生活習慣病を発症している方は、認知症になる可能性が高いと言われているので、高血圧や高脂血症などの治療が予防に役立つかもしれません。また、脳血管障害、ビタミン欠乏症、甲状腺機能低下症のような原因がはっきりしている認知症はある程度の予防は可能です。

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