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セルトラリンの効果や副作用について心療内科,メンタルクリニック,精神科のひだまりこころクリニック栄院がご紹介いたしております

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クリニックブログ

2019.12.16

セルトラリンの効果や副作用についてご紹介

セルトラリンの効果や副作用についてご紹介

セルトラリン(商品名:ジェイゾロフト)は精神病治療で使用される医薬品のひとつです。抗精神病薬の中でSSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)という分類に属します。

今回はセルトラリンについての解説していきたいと思います。精神科領域の医薬品をご使用の方や精神科の医師に相談された方は是非参考にしていただければと思います。

セルトラリンの治療薬についての紹介

セルトラリンの適応症とは?

うつ病パニック障害にも適応があるお薬です

セルトラリンは、うつ病・うつ状態、パニック障害、外傷後ストレス障害(PTSD)に適応が通っている薬剤です。

うつ病やパニック障害については、ご存知の方が多いかもしれませんが、外傷後ストレス障害についてはまだ一般的には周知されていないかもしれませんので簡単にご紹介します。

外傷後ストレス障害(PTSD)にも適応が通りました

外傷後ストレス障害とは、突然の不幸な出来事や天災、事故、虐待、犯罪によって命の安全が脅かされたり、精神的に衝撃を受けることが原因で、心身に支障をきたすことで、社会生活にも影響を及ぼす、ストレス障害を引き起こすような精神的な後遺症や疾患のことです。心の傷は、心的外傷やトラウマとも言われます。

心療内科やメンタルクリニックがセルトラリンについて解説

もともとセルトラリンは海外で外傷後ストレス障害の適応をとっていましたが、日本では適応外でした。東日本大震災の影響で2015年に日本でも適応拡大を行い、適応が追加になった背景があります。この医薬品がどのようにして効果が得られるのか、効果や副作用について詳しくみていきましょう。

セルトラリンの作用機序は?

先ほどもお伝えした通り、セルトラリンはSSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)に分類されます。この作用機序には人間の体内に元々存在するセロトニンと呼ばれる神経伝達物質が深く関係しています。

セロトニンとは、脳内で働く神経伝達物質のひとつで、感情や気分のコントロール、精神の安定に深く関わっており、不足すると脳の機能の低下が引き起こされたり、心のバランスを保つことが難しくなります。

セロトニン不足は、ストレス障害やうつ、睡眠障害などの原因になる可能性があることもわかっています。

心療内科 ひだまりこころクリニック栄院

モノアミン仮説によると、うつ状態にある患者さんはこのセロトニン濃度が低下し、正常に作用しづらくなっていると言われています。

セロトニンはシナプス後ニューロンにあるセロトニン(5-HT)3受容体に作用し、シナプス間隙に貯まったセロトニンは、セロトニントランスポーターにより再取り込みされ、再利用されるのです。

SSRIはセロトニンを放出するシナプスのセロトニントランスポーターと呼ばれる場所に選択的に作用し、セロトニンの再取り込みを阻害することによって結果的にセロトニン濃度がある程度高く維持されます。

日本で発売されているSSRIは4種類あり、3番目に開発されたのがこのセルトラリンです。2006年に発売され、今ではジェネリック医薬品も発売されています。

セルトラリンのメリットは?

セルトラリンの有効性や他の医薬品と比較して優れている主な点を、3つご紹介します。

①1日1度の服用で効果が持続

セルトラリンは1日1回の薬です。

セルトラリンなどの薬物治療なら心療内科・メンタルクリニックまで

1日数回服用しなければならないタイミングがあるとつい飲み忘れてしまい、なかなか効果が安定しないことがあります。
セルトラリンは飲み忘れが少ないタイミングで1度服用すればいいので、比較的楽に続けることが出来ます。

②効果が高く副作用の頻度が少ない

精神病薬は副作用が多く心配される方が多いかもしれませんが、セルトラリンは他の精神病薬と比べて、セロトニンのみを増加させるという点が優れています。

また、セルトラリンはドパミンと呼ばれる神経伝達物質もわずかに増加させることができるので、過眠や気力の低下を伴ううつ病の症状を改善する可能性があります。
また、選択性に優れているため、他の神経伝達物質を増加させることによる副作用(口渇、体重増加、眠気、ふらつき、便秘など)の発現頻度を下げることができるのです。

セルトラリンなどの薬物治療はひだまりこころクリニック栄院へ

③ジェネリック医薬品が発売されているため、価格的な負担が少ない

SSRIの中では4医薬品中3つジェネリック医薬品が発売されていますが、その3つの中では一番新しい医薬品です。
抗精神病薬は比較的長く続けることが多いので金銭面は気になる方も多いと思います。

○ジェネリック医薬品(※製造はMeiji seika ファルマのもの)

  • セルトラリン錠25mg 26.4円/錠
  • セルトラリン錠50mg 45.3円/錠
  • セルトラリン錠100mg 79.1円/錠

○先発品(※製造メーカーはファイザー)

  • ジェイゾロフト錠25mg 80.6円/錠
  • ジェイゾロフト錠50mg 138.4円/錠
  • ジェイゾロフト錠100mg 239.9円/錠

ジェネリック医薬品にすると薬の値段を約⅓に抑えることが出来ますので、気になる方は切り替えてみるのもありかと思います。

セルトラリンの注意点は?

セルトラリンは効果と副作用のバランスが優れていて治療の初回導入として使用されることが多いお薬ですが、注意点もいくつかありますので主だった3点をご紹介します。

心療内科メンタルクリニックのひだまりこころクリニック栄院です

①賦活症候群(アクチベーション シンドローム)

飲み始めに注意しなければならないこととして、賦活症候群(アクチベーション シンドローム)があげられます。賦活症候群はSSRIなどの抗うつ薬の副作用の一種で、中枢神経刺激症状の総称であり、初期刺激症状とも呼ばれます。

主にSSRIやSNRI(セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害薬)の投与初期(特に2週間以内)や増量期に起こりやすいと言われています。

中枢神経系を刺激してしまうことで、気分が高揚してしまったり、不安、焦燥、不眠、などが起こったり、悪化するとリストカットなどの自傷や、自殺行為に至ることもあり危険ですので、そのような症状を最小限にするためにも、初回投与時には少量から開始したり、治療初期の定期的な医療機関への通院と医師の診察が大切です。

もし、このような症状が見られた場合にはすぐにかかっている病院を受診し、医師との相談の上、中止か減量、別の抗うつ薬や抗不安薬や抗精神病薬に切り替えることをおすすめします。

②胃腸障害

セルトラリンの副作用として多く報告されているのは、下痢や吐き気などの胃腸障害です。このような症状が起こるのはセルトラリンによるセロトニン刺激作用が原因だと考えられています。

セロトニンの胃腸症状への影響について

セロトニン刺激作用により、脳だけでなく、胃腸にも作用してしまう結果、胃腸が動いてしまい、吐き気や下痢を引き起こします。

セルトラリンによる胃腸症状は飲み始めもっとも発現頻度が高く、徐々に慣れていくことが多いです。胃腸症状でつらい時には、医師に相談をして制吐薬や整腸剤などの一時的な併用も胃腸症状を緩和させることができます。

③性機能障害

セルトラリンの副作用の中で、比較的多いのが性機能障害です。具体的には、性欲低下、勃起機能不全、射精障害などが認められると言われています。

中々相談しにくい副作用でもあり、報告されている割合以上は困っている方もいると思いますが、約80%程の患者さんに現れる可能性があると報告されています。

実際に薬を飲む前と飲み始めてから性機能に変化があった場合は薬の副作用の可能性があるので、困っている場合は先生に相談してみましょう。

まとめ

今回は、セルトラリンの作用機序や効果、注意点について解説させていただきました。

抗精神病薬・抗うつ薬は怖いというイメージが強いかもしれませんが、少量から使用を開始したり、定期的な通院を経て医師の診察をしっかりと重ねることにより、比較的副作用を少なく抑えながら、慎重に増量をして治療効果を上げていく事が可能なお薬です。

怖がらずにまずは医師の診察を受けて、相談してみるのは治療の第一歩になりますので、お薬の自己調整や中止や増量などの自己判断なさらず、ぜひ医師に相談してみてください。

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ひだまりこころクリニック栄院

  • 野村紀夫 監修
  • ひだまりこころクリニック 理事長 / 名古屋大学医学部卒業
  • 保有資格 / 精神保健指定医、日本精神神経学会 専門医、日本精神神経学会 指導医、認知症サポート医など
  • 所属学会 / 日本精神神経学会、日本心療内科学会、日本うつ病学会、日本認知症学会など