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大切な人がうつ病になったら?その時あなたはどうしますか?早期治療で再発の少ない完治を目指すために

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クリニックブログ

2019.04.16

大切な人がうつ病になったら?その時あなたはどうしますか?早期治療で再発の少ない完治を目指すために

大切な人がこころの不調になったら。

あなたの周りに、つらいと悩んでいる人はいませんか??

大切な人がそのつらい症状のために、生活が送れなくなったり会社に行けなくなってはいませんか?

心配しているあなたも、どうしたらよいのかと悩んでしまうことも多いのかもしれません。

 

Q.  これってもしかしてうつ病

夫が1週間もふさぎ込んで元気がありません。夜も眠れず食欲もありません。うつ病では無いかと心配です。

A.  憂うつな気分、興味がわかず喜びを感じない状態が2週間以上ずっと続くとうつ病が疑われます

いやなことやつらいことがあると、だれでも憂うつな気分になりますが、楽しいことがあれば気が紛れ、元気を取り戻します。

けれど、それが1日中、2週間以上続くとうつ病が疑われます。この場合、まだうつ病とは診断されませんが、さらに長く続くようであれば要注意です。うつ病はだれでもがかかりうる病気です。

家族やパートナーにうつ病と疑われる症状がみられたら、早めに受診するようにすすめてください。

 

 

Q.   うつ病を疑う症状は?

A.   憂うつな気分、興味や喜びの喪失などのこころのサインのほか、不眠や食欲不振などからだの不調が初期にあらわれることがあります。

うつ病の初期にはなにかしらのサインがあります。これまで楽しんでいたことが楽しめないことは、重要なこころにサインの一つです。

また不眠や食欲低下など、体の不調のかげにうつ病が隠れていることがあります。

こころの症状は本人が元気にふるまい周囲にはみえないことがありますが、からだの不調は本人が自覚しやすく、病気かもしれないと受診を受け入れやすい傾向にあります。

こころとからだの症状をよく観察し、大切な人のうつ病のサインに気づいてあげてください。

 

【こころの症状】

⇒ ・最近、毎日のように、ほとんど1日中、憂うつな気分が続いている(ここ2週間以上)

・これまで楽しかったことが楽しめず、興味がもてなくなっている(ここ2週間以上)

自分は価値がない人間だと言うことがある。自分が悪い、自分の責任だと罪の意識を感じている

・仕事・家事・勉強などに集中できない、あるいは決断や判断が難しくなっている

・この世から消えてしまいたい、死ねばよかったと口にする

【からだの症状】

⇒ ・食欲が落ちたり、体重が減っている(あるいは食欲が増したり、体重が増えている)

・夜寝つけない、夜中に目が覚める、朝早く目が覚める、寝すぎる

・普段に比べて話し方や動作が遅い、またはイライラして落ち着かない

・最近、疲れていて気力がわいてこない

 

 

Q.   うつ病になるきっかけは?

1か月前に職場の異動があり、それ以来、夫に元気がなく、憂うつそうにしています。異動がうつ病の原因になることはあるのでしょうか。

A.   強いストレスや急激な環境の変化などさまざまな要因がきっかけとなります。

うつ病は一般的には真面目でコツコツやるタイプ、几帳面で責任感が強い人が、強いストレスや急激な環境の変化などをきっかけに発症すると考えられています。

ストレスにはつらいことばかりでなく、周りの人には喜ばしくみえることもあります。

家族やパートナーの方は、なぜ気づかなかったのか、なぜ話を聞いてあげられなかったのかと自分を責めたり、「どうしてうつ病に?」と原因探しをすることがあります。

しかし、うつ病は一つのきっかけだけで発症するとは限りませんし、原因を排除したからといってすぐに治るというものではありません。原因を追究しすぎたり自分を責めたりしないようにしましょう

ストレスの具体例

⇒つらいこと・・・・・・・・・リストラ、家族との死別、過労、離婚など

一見喜ばしいこと・・・結婚や出産、昇進・栄転など

 

Q.   症状は1日の中でも変化する?

夫が、半月前から夕方にならないと気分が晴れず、仕事が上手くできないと言います。朝はすごく気分が沈んでいるようです。これもうつ病でしょうか。

A.   うつ病は1日のなかでも症状に波があるのが特徴です。

うつ病の症状には、1日のなかでも変化がみられることがあります。多くの場合、起床後から午前中にかけて症状が重く、午後になると気分が晴れてきます。これはうつ症状の「日内変動」と呼ばれますが、すべてのうつ病の患者さんにあらわれるわけではありません。人によっては夕方の気分がもっとも重いと感じることはあります。

一日の中での症状の特徴

⇒朝

朝早く目が覚める 会社に行きたくない 食欲がない

⇒昼

仕事に集中できない 仲間と議論ができない 食欲がない

⇒夜

友達には会いたくない テレビを見てもつまらない 眠れない

 

 

Q.  うつ病はどのように治療するの?

A.        まずは休養をとること、そして薬を飲むことです。この2つがうつ病治療の基本です。

うつ病は休養と薬物治療を柱として、必要であれば精神療法やカウンセリングなどを組み合わせて治療します。

うつ病における休養は、ただの「余暇」ではなく「治療の一環として不可欠な休養」です。

・仕事をしている場合には休暇をとってからだを休める

・学生であれば学校側に伝えてしばらく休む

・主婦であれば家事を他の人に頼むなどして休む

ことが必要です。

うつ病患者さんのなかには、薬に頼りたくないという人もいるかもしれませんが、正しく使用すれば優れた効果を発揮します。抗うつ薬、その他に睡眠薬、抗不安薬、気分安定薬などが使用されることがあります。

 

Q.  うつ病治療で使われる「抗うつ薬」ってどんな薬?

A.        抗うつ薬はうつ病治療の基本となる薬です。多くのうつ病が抗うつ薬でよくなります

うつ病の治療で使用される「抗うつ薬」には、脳の神経伝達物質のバランスの崩れを調整する作用があります。憂うつな気分やさまざまなからだの症状など、うつ病にみられる多くの症状を改善する効果があります。抗うつ薬は、脳内の伝達物質(セロトニン等)を増やし、神経の伝達を円滑にすることで症状を改善します。

薬の効果を自覚できるようになるまで数週間かかることがあります。症状が軽くなったり、なくなってからも薬を飲み続ける必要があります。患者さんが自己判断で薬をやめたりしないように患者さんの服用をサポートしてあげてください。

 

Q.  うつ病患者さんの治療の見通し(治療経過)は?

A.        うつ病はよくなったり悪くなったりをくり返して、ゆっくりと回復していきます。

うつ病の症状は、できるだけ早い時期から適切な治療を受けることで徐々によくなっていきます

回復してくると、物事を楽しめる、興味をもつ感覚が戻り、治りたいをいう希望ももてるようになり、からだの症状も軽くなっていきます。

うつ病はきちんと治療することによってよくなります。ただし、一度よくなっても再び症状がくり返えすことがあります。「よくなった!」「回復した」と感じても、自分の判断で治療をやめず、焦らず、じっくりと治療を続けるように見守ってください。

うつ病の治療中には、人生における重要な問題についての決定を行わないように促しましょう。

いくつか選択肢があるなかで一つを選択する作業は、その問題が重要であればあるほど、患者さんには大きなストレスとなります。重要な問題の決断はなるべく先延ばしにして、うつ病から回復してから考えるように促しましょう。

 

Q.   家族はどのように接したらいいの?

うつ病と診断された母がちょっとしたことで感情的になったり不機嫌になったり、腫ものにふれるようです。どうしたらよいでしょうか。

A.        まず大切な人の気持ちを「否定せず、客観的に、決めつけず、励まさず」聞いてあげてください。

患者さんはこころとからだに不調があるため、ちょっとしたことでも不機嫌になったり、感情的になったりすることがあります。また日頃からストレスとなっていた事柄に加えて、病気や将来への不安なかなかよくならない自分への焦りなど、さまざまな悩みを抱えています。家族はまず、その気持ちを「否定せず、客観的に、決めつけず、励まさず」聞いてあげてください。

患者さんは内心では家族やパートナーなど親しい人が働きかけてくれるのを待っています。

常に温かく見守っていること、そばにいることを言葉や態度で示すことも、周りの人に出来る大切なサポートの一つです。

接し方のポイント

⇒・真摯に話を聞く。相手に感情移入するのではなく、むしろ客観的に聞く

・相手の話を否定せず、つじつまの合わないことでもいったん受け止める

・○○すべきというように決めつける言い方をしてしまうと、患者さんの負担になることもあります。

・患者さんの話を聞いていると、どうしても「がんばって」と励ましたくなるもの。でも本人はがんばりたくてもがんばれないので、励まされると追いつめてしまうことも

 

 

Q.  自殺・自傷行為への注意・対処法は?

育児に悩んでうつ病の妻が最近、死にたいと口にします。どうしたらよいのでしょうか。

A.        まずは気持ちを受け止めて下さい。実行しそうな兆候がみられたらすぐに主治医に連絡してください。うつ病の症状の一つに「死にたい」「このまま消えていなくなりたい」と自殺願望をもつことがあります。ベランダから下をみおろしているなど、明らかな兆候があったら、すぐに主治医に連絡してください。

「死にたい」と言われたら、周りの人は慌ててしまい、急に話題を変えたり、「自殺なんて絶対ダメ」

と否定してしまったりすることはよくあります。しかし、これは逆効果です。「死にたい」という気持ちを打ち明けたのに、相手から拒否されてしまったと感じてしまい、ますます孤独感を強め、追いつめられてしまいます。自殺の話題を避けずに受け止め、話をじっくり聞いてあげてください。睡眠薬などの薬が処方されている場合は家族が管理するようにしましょう。

「あなたがいるから私や子供は生きていける」としがらみをつくるが、責任感の強い患者さんには効果的な場合もあります。

 

Q.  うつ病の再発を予防するために大事なことは?

息子がようやくよくなりました。再出発のために気をつけることはありますか。

A.        患者さんの性格や考え方の癖を責めること、ストレスをなるべく避けることが肝心です。

神経質で几帳面な性格の人の場合は、たとえばなにか上手くいかない場合に、考え込み、自分を責めてしまいます。そんなとき、「大丈夫、なんとかなるよ」「ひとりで悩んでいても結果は同じ。

今度先生に相談しましょう」と視野を広げ、考え込んでしまわないように促すことが大事です。

また、再発のきっかけとなるストレスを避けることも重要です。ストレスは本人の受け止め方次第なので、周りからはわからないときがあります。ストレスになっているかどうか本人が口に出して話しやすい環境をつくってあげることが必要です。心身がリラックス解消法を一緒に探してあげるのもよいでしょう。

「うつ病」が再発しやすい病気であることを家族が知っておくことも重要です。

Q.  復職に必要な準備は?

娘は一度復職したのに、すぐに再休職した経験があります。なにが悪かったのでしょうか。

A.        回復の度合いに応じた準備が必要です。

回復してきたら、休職していた患者さんはすぐにでも復職したいと望みます。しかし、いきなり職場に戻るのは体力的にも精神的にも容易ではありません。満員電車やオフィスワークなど休職前と同じ環境に戻っても大丈夫なように準備を整えることが必要です。そのために回復の度合いに応じて計画的に準備を進めることが必要ですので、主治医をよく相談しましょう。

復職準備
治療初期⇒自宅休養など治療に専念

回復の兆しがみえてきた時期⇒生活・睡眠覚醒リズムの回復(起床・就寝時間など規則正しい生活)、体力・集中力の回復(ラジオ体操や散歩、図書館での読書など)、こころのリハビリ(休職までの経緯などを振り返り、文章にまとめるなど)

主治医から復職が認められた時期⇒人事・産業医、職場の上司や人事・労務担当部署を相談、調整

 

 

Q.  抗うつ薬は何時まで飲み続けるの

夫は職場に戻り、一安心です。もう薬は必要ないのではないでしょうか。

A.        再発予防のために薬物治療の継続が大切です。

復職しても1~3か月は、まだまだ不安定な状態です。「前のように仕事に行っているからもう大丈夫」と考えるのは正しくありません。薬の効果でよい状態が維持されているのです。うつ病の再発予防には薬物治療の継続がとても重要です。うつ病が改善した後も、抗うつ薬を飲み続けると再発が少ないことが知られています。いつまで飲み続けるかは主治医とよく相談して決めて下さい。けっして自己判断で中断せず、主治医の指示にしたがってください。

 

最後に・・・

あなた自身が疲れ果てないように

 

うつ病はだれでもかかりうるこころの病気です。ストレスの多い現代において、うつ病は増えています。しかし、うつ病に対する理解はまだまだ十分とは言えず、患者さん自身も周りの人も、うつ病と気づかずに苦しんでいる人がたくさんいます。

うつ病は早い時期からきちんと治療すれば、よくなる病気です。家族やパートナーの方は、うつ病という病気そのものについて正しく理解し、上手につき合っていくことが大切です。一番のポイントは、過度な期待をせず、「ゆっくり、待つこと」。うつ病の治療には時間がかかることを頭に置き、よくなっていくことを信じてください。周りの人が倒れてしまっては、うつ病の回復も難しくなります。

ご自身の健康にも気をくばり、大切な人に寄り添い、サポートしてあげてください。

 

ひだまりこころクリニックは名古屋市栄の心療内科・精神科・メンタルクリニックです。

うつ病や抑うつ症状、憂鬱な症状など、幅広い症状に対応しております。早期治療で再発の少ない完治を目指すために。もちろん、パニック障害大人の発達障害・ADHDなどうつ病を併発しやすい疾患も含めてメンタルの不調を総合的に判断しておりますので、お気軽にご相談くださいませ。

 

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