クリニックブログ

2019.08.132024.03.30

【名古屋・栄の心療内科】うつ病の急性期における、ご家族のサポートについて

うつ病の急性期とは何でしょうか?

うつ病の急性期とは、抑うつや落ち込み、イライラや不安などのうつ病に関連したつらい症状を治療で改善していく時期をさしております。

このうつ病の急性期の時期は、患者さんにとって、最も症状のつらい時期であるために、否定的な感情がより強く出たり、気持ちが不安定になったりなど、普段の様子とは別人のような落ち込みや不安定な感情が出たりします。

そのような、ご本人さんの様子を見て、ご家族の方たちも戸惑われる方もみえるかもしれませんが、うつ病という病状によって、ネガティブな感情が大きく膨らみやすく、「自分がこうなったのは自分が悪いせいだ」「自分が弱いせいだ」「自分ができないからこうなったのだ」と自分の自信を喪失してしまい、更に落ち込んだ考え方がぐるぐると継続してしまうのです。

また、うつ病の症状の時には、脳の機能不全が起きているといわれており、上手な判断ができなかったり、落ち込んだものの見方をしてしまい、更に状況を悪くさせてしまう判断をしてしまうなどの連鎖を繰り返してしまう事がある点には注意が必要なのです。

体調が悪くても、「自分の事で悩んでいるのに、薬や病院に受診しても良くなるわけがない」と感じてしまう事もあり、うつ病の治療に消極的になってしまう事があります。

うつ病の急性期は特に、ネガティブな考え方が浮かんできやすいために、「自分が相談することは無意味ではないか」「自分が悪いのだから治療して仕方がない」「気持ちの問題を通院するのはどうか」といった考えが体調が悪いにも関わらず浮かんでしまい、心身の疲労感も相まって、通院がおっくうになってしまう事があります。

周りの人たちは、ご本人さんに人が変わったような印象を受け、何を話しても、「落ち込んだ考え」でしか判断ができないために、戸惑うことも多いかもしれません。

大切なことは、ご本人さんの悩んでいる事に対して、真摯に共感をしつつも、「治療をしないことや通院・受診をしない」「治療しても無駄ではないか」といった考え方に巻き込まれないことは大切です。
なぜなら、うつ病治療は適切な治療を受ければ、うつ病症状の改善を目指すことができるからです。適切なうつ病治療や通院が継続できることはうつ病治療でとても重要です。

 

十分に休息できる環境のサポートが大切です。

うつ病の急性期治療中は通院だけではなく、適度な休息もとても重要です。

心身共に疲弊しきってしまった状態ではお薬治療などのうつ病治療だけではなく、休息を併せた体力の回復もとても重要なのです。

ですが、本人はうつ病の症状のために、否定的な感情を持ちやすく、「迷惑ばかりかけてしまう」「そんなことしていてはダメな人間になる」と、「無理しすぎてしまう」考えや“自分を否定してしまう”考えから抜け出せずに、休息を十分にとることができません。

そのために、家族や周囲から、「体調が悪い今だからこそ、しっかりと休むことが重要だよ」と伝えてもらえることは何よりも、本人に安心をもたらすことができるのです。

 

うつ病の治療ならひだまりこころクリニック栄院へ。通院しやすい名古屋市栄の心療内科・メンタルクリニックです

ひだまりこころクリニック栄院は、名古屋市やその近郊都市から多くの患者様がうつ病症状で悩まれ受診されます。早期治療や、定期的な通院はうつ病の症状を早く改善させ、家庭や社会活動への影響が大きくなることを防ぐことができます。当院は、うつ病治療には、症状に応じて漢方治療を併用して最小限のお薬と最大限の効果を目指した治療を提供しております。

名古屋市栄でうつ病の治療なら、心療内科・精神科・メンタルクリニックのひだまりこころクリニックまでお気軽にご相談くださいませ。

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