診療科目/不安障害

不安障害・不安症は名古屋市金山の薬物治療と心理療法・カウンセリングができる心療内科・メンタルクリニック・精神科へご相談ください

診療科目/不安障害

不安障害とは?不安障害とは?

不安障害は多くの方たちがかかる病気で、決してまれば病気ではありません

不安障害・不安症は、パニック障害や全般性不安障害、社交不安障害を含み、以前は不安神経症と言われていた概念です。不安という感情が大きく出てしまうために、その不安の感情や緊張のために体の症状が出現してしまったり、またその身体症状や不安感情を恐れて日常生活がスムーズに行えなくなってしまっている状態を不安障害・不安症と言います。

不安という感情は通常は、生物が危険から身を守り、外敵やストレスに対応するために生まれながらにして備わっている重要な生物学的感情なのです。

しかし、このような感情が適切な場面で感じない、あるいは不安と感じるような状況とは不釣り合いなほど強く症状が出てしまう、また不安という状況から離れたにも関わらず不安感情がずっと継続した状態のまま継続しているといった場合には、ひどくストレスを感じたり疲れてしまって生活行動を制限してしまったり、場にそぐわないために不安な感情を恥ずかしいと感じて落ち込んだり、そのような感情が出ないように無意識のうちに遠ざけた行動をとってしまうのです。

このように、不安感情という必要な場面で感じて当然の感情に対して、不安障害というのは、極度の不安感情のために行動に制限を起こしていたり、そのような感情のために身体症状を伴ってしまっていたり、不安症状が日常的に継続して疲弊してしまったりなどの弊害が生じている場合に不安障害と診断されることが多いのです。

現代社会では、人間関係や仕事の多様化から様々なストレスや危険にさらされることが多いために、不安感情が出現しやすい環境であると言えます。また、そのような環境の中で、次第と不安という感情が大きくなって気づかないうちに病状として表れていく事もあり、本人自身も不安障害と気が付かず「気にしすぎなだけ」と判断してしまっている方も多いのです。

不安障害のそれぞれの特徴は

特にパニック障害では不安症状が起きる場面が、バスや電車の中などの、逃げられない状況の様に症状の誘発されやすい場所といわれています。

不安で気がおかしくなってしまいそうだと感じてしまっても、助けを求められないような状況をひどく避けてしまう「広場恐怖」の状況を伴ってしまったり、また「パニック発作」の特徴でもある、息のしづらさや動悸、過呼吸は死を感じさせるほど自覚症状が強いために、またあの嫌なパニック発作が起こるかもしれないと感じる「予期不安」を感じてしまい、余計に不安が大きく増幅されてしまうのです。「パニック障害」はこちら

 

社交不安障害は、人前で話をすることや、人に見られているかもしれないという状況で「失敗したらどうしよう」「恥をかくかもしれない」と発汗をしてしまったり、赤面、声のつまりや言葉が続かなくなってしまうなどの身体症状を来してしまい、そのような身体症状を人に見られることで、「馬鹿にされたくない」「恥ずかしい」といった感情が更に社交不安症状を誘発しやすくなってしまうのです。「社交不安障害」はこちら

 

全般性不安障害は、パニック障害や社交不安障害の様に不安な感情が出る事象がはっきりしている訳ではなく、日常生活のありとあらゆることに対する不安な気持ちが漫然と続いてしまうのです。この食事を今したら不健康になるかもしれない、お金が無くなってしまうかもしれないなどどいった、今置かれた現状からは可能性が低い結果に対しても、不釣り合いな不安や心配事が絶えず浮かんできてずっと悩んでしまうのです。周囲から否定されてもそれを信じることができず、周りからも呆れられることが多いのですが、慢性的な緊張感のために身体症状を伴っていることや、生活の中心が不安の感情が主体となって生活が送れなくなってしまうなどの影響も起きてしまうのです。不安の対象は多岐にわたるためにパニック障害や社交不安障害と区別されます「全般性不安障害」はこちら

 

不安障害の治療について

いずれの不安障害に対しても、不安の気持ちを和らげる抗不安薬や、不安障害の原因とされているセロトニンのバランスを整える抗うつ薬の内服を使用する薬物療法だけではなく、心理療法やカウンセリングなどの治療も不安障害の症状の改善効果を得ることが可能です。

但し、不安障害の症状や、それを感じる状況や生活背景は個人差が大きいために、認知行動療法でも暴露療法やリラクゼーション法や支持療法などの他の心理療法を併せながら取り組むこともあるというように、患者様それぞれに応じた治療法を選択していく事が重要です。

最後に

不安障害は多くの方がかかる疾患と言えます。海外では成人の15%といわれているなど、決してまれな病気ではありません。医療機関への受診がためらわれる方も見えるかもしれませんが、相談することにより自分の症状や特徴を再認識するきっかけになるかもしません。
不安症状をまずはしっかりと理解することが治療の第一歩でもありますので、もしお困りの際は心療内科や精神科などの医療機関へお気軽にご相談くださいませ。

不安障害について、
もっと詳しく知りましょう

 

よくあるご質問よくあるご質問疑問にお答えします

QPTSDとは、どういったものなのですか?

PTSD(Post Traumatic Stress Disorder)とは心の病気ですので神経症の1つです。事故や犯罪、災害、戦争など、生命に危機が及ぶほどの体験をしたり、見たりした心的外傷体験の後、通常4週間以上この体験による精神的障害が持続する症状をいいます。

例えば、

①侵入的反復想起:外傷体験が反復かつ侵入的に想起される

②感情麻痺:感情が麻痺して周囲に対する反応がなくなる

③覚醒亢進状態:悪夢による不眠や周囲に対する過剰反応

などが主な症状として現れます。PTSDの症状に関しても治療の手立てはありますので、抱え込まずに相談に来てください。

Q神経症の人というのは、神経質な人とは何か違うのですか?

神経症の不安・恐怖というのは、誰もが日常生活の中で経験する日常の不安・恐怖の延長線上にあると考えられます。

そういった意味では神経症の症状というのは神経質な人が持つものと近い部分はあります。

ただし、いわゆる神経質(心配性)と神経症は、診断基準によって、不安・恐怖の症状が1ヵ月以上持続し、社会面・生活面で支障を来たしているかどうかで区別されます。

Q神経症では具体的にどのような症状が現れますか?

まず、神経的な抑うつ状態である「不安障害」や「パニック障害」があります。

この状態では、性格や生活経験により、漠然とした不安を感じると、次々と最悪のシナリオが思い浮かびます。

次にある特定のものや出来事に対して恐怖心を抱き、生活に支障を来たす「外出(広場)恐怖」「対人恐怖」「疾病恐怖」といった状態も挙げられます。

他には、肉親の死や災害といった環境から生じる精神的ショックが強すぎて起こる「急性ストレス障害」「適応障害」「心的外傷後ストレス障害(PTSD)」といった「環境反応」によるものがあり、大きな事件や事故があった際には注意が必要となります。

また、困難な状況を回避したいという心理作用より、記憶や意識を失う解離状態や身体に麻痺などが出る転換状態といった解離性(転換性)障害(ヒステリー)と言います。この場合のヒステリーは一般に使われている言葉とはニュアンスが異なります。

そして、ある危険(細菌や汚れなど)を恐れ、それを回避するための考えや行為に集中するあまり疲弊する「強迫観念」「強迫行為」といった強迫性障害があります。

Q神経症と心身症の違いを教えてください。

心身症は心が関係する「身体」の病気ですが、神経症は、通常誰もが感じる不安や心配が著しく強くなった状態で、健康人の悩みの延長線上にある「心」の病気です。

どちらもストレス病であるという共通点はあるのですが、病気が身体なのか心なのかという違いがあります

 

Q社会不安障害(SAD)はどんな症状があるのですか?

社交不安症(SAD)には、下記のような特徴的な症状があります。

    ・人前で発表するのが極度に怖い・緊張する

 ・人と接するのが極度に怖い・緊張する

 ・周囲からの視線が極度に怖い

 ・注目されると緊張で赤面する・汗をかく

 ・人前で食事ができない

 ・人前で文字を書くとき、手が震えて書けない

 ・人前で電話をかけるのが怖い

 ・周囲に人がいるとトイレで用を足すことができない。

Q社会不安障害(SAD)はどのくらいの割合で発病するのですか?

報告によってその割合はまちまちですが、アメリカでの1万人規模の報告では約12%の人が、生涯のうちにどこかでSADになるという結果が出ています。日本の報告ではそれよりも少なくて3.2%ほどであるといわれていますが、日本人は性格として元々恥ずかしがりやの人が多いため、本当にSADであっても「これは性格である」と認識しているケースも多くみられます。そのため、実際より低い割合で報告されていると考えられます。

Q社会不安障害(SAD)の原因は何ですか?

強い不安感や緊張感を持ちながら社会生活を続けていくと、不安感や緊張感を避けるようになっていき、最終的に引きこもり、社会生活に大きな支障が出てきます。

この病気は、発症年齢が若く、多くは10代半ばの思春期の頃に発症するといわれています。そのため進学・卒業が困難になることから始まり、就職・就労が困難になる、地域との交流が困難になるといった負の連鎖が学生時代から起こってしまうため、治療しないでいると一生涯にわたって影響が出てきてしまいます。

Qパニック発作が起きたらどのように対処したらよいでしょうか?

気持ちで発作が落ち着くのを待ちましょう。対処としてはできるだけゆっくりと深い呼吸をすることが大切です。椅子に座ったり横になったりして呼吸をしやすくしましょう。何よりも慌てず、楽な気持ちが大切です。 

もし過呼吸になってしまったら、息を吐くことに意識をしましょう。過呼吸の時は息を吸い込みやすく、酸素が多い状態になっています。ゆっくりと長く息を吐き、体内の酸素バランスを整えてあげることで呼吸が楽になってきます。

何よりも慌てず、楽な気持ちが大切です。

Qパニック障害だと言われました。どのような生活を送ったらいいのでしょうか?

無理に日常生活を変える必要はありません。心身に負担をかけないようにストレスを減らしていきましょう。その為に、規則正しい生活を心がけましょう。

カフェインやアルコール、ニコチンはパニック発作を起こすきっけになるとも言われていますので、控えた方がいいかもしれません。過度な運動は控え、ウォーキングのような有酸素運動を20分程することがよいと言われています。また睡眠時間の確保も大切です。朝起きたら、太陽の光を浴びて外の空気を吸いましょう。

Q家族がパニック症と診断されました。どのように対応したらいいのでしょうか?

パニック障害の方は突然のパニック発作により呼吸困難や動悸が起こってしまいます。

患者様にとってご家族様が近くにいてくれることは大きな支えとなります。ぜひパニック障害への理解を持って患者様が安心して生活・治療できるように環境を整えてあげてください。症状が重くなると外へ出ることも怖くなってしまうことが多々あります。無理に外出させずに、サポートしてあげてください。

もし発作が起こってしまったら、焦らず慌てずに優しく声をかけたり、手を握ったり、楽な姿勢をとれるようにしてあげましょう。

Q毎日ささいなことが不安でたまりません。これは病気なのでしょうか。

全般性不安障害という病気が考えられます。
いろいろなことが不安になるという全般性不安障害という病気が考えられます。
自分でコントロールするのが難しい不安を持続的に抱えていると、
緊張感・疲れやすさ・怒りっぽさ・筋肉のこり(頭痛・肩こり)・不眠・集中困難などの
症状が現れ、たいへん辛い状態がつづくことがあります。
受診の上ご相談ください。

Q不安障害の治療はどのようなことを行いますか。

薬物療法と心理療法を併用して行います。
パニック障害、社会不安障害、全般性不安などの不安障害は、
脳内で神経伝達物質が変化することにより生じる病気であることがわかってきました。薬物治療が効果的であり、治療可能な病気といえます。

Q人前で緊張してうまく話せないのがつらいです。性格の問題なのでしょうか?

対人場面で不安・緊張が強くなり日常生活に支障が出る「社交不安障害」という病気の可能性があります。

以前は「恥ずかしがりや」等の性格の問題として扱われることも多かったのですが、現在では薬物療法や精神療法の有効性が明らかになっています。

生活や仕事に支障が出るようでしたら早めの受診をおすすめします。

Q動悸が激しくなり死ぬんじゃないかと思うことがあります。内科では問題ないといわれますが。

内科で心臓等の病気が否定されたのでしたら「パニック障害」の可能性が高いと思われます。

突然の不安や動悸が発作性に出現し、死ぬのではないかと強い恐怖感を伴います。

薬物療法や精神療法の有効性が明らかになっているので早めの受診をおすすめします。

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