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うつ病、自律神経失調症、不安神経症などのこころの病気の患者様から寄せられる、よくあるご質問をご紹介します

よくあるご質問

漢方薬について

 

漢方薬を他の薬と併用して服用するとき、どんなことに気をつければよいですか?

二種類以上の薬を同時に服用するときに問題になるのは、一方の薬の薬効が期待通りに現れなかったり、逆に薬効が増強されるなど思わぬ現象(相互作用)が起きることです

したがって、二ヶ所以上の病院や薬局で貰ったお薬を自分の判断で併用することは絶対避けてください。

最近では、西洋薬と漢方薬の併用も多くなり、併用することによりそれぞれの長所短所を補い、より効果的な治療が期待される場合もありますが、中には併用することが禁じられている薬もあります。

 

漢方薬はなぜ「食前」「食間」なのですか?

食事を基準に薬を服用する方法は、食事に合わせて服用することで飲み忘れることがない事から一般的に行われていました。

漢方薬の食前または食間服用は胃の中が空(カラ)になっているほうが薬効成分が良く吸収されると考えられたからです。しかし「食前、食間に飲むと胃が悪くなって困る」という方や飲み忘れた場合には食後に服用しても差し支えありません。

漢方薬を水以外で服用しても良いですか?

漢方薬は、水又はお湯にて服用してください。

子どもの場合など、苦くてどうしても飲みにくい場合は、水あめを絡ませて服用したり、服用後に水で口をすすいで下さい。

お茶やコーヒー、牛乳やジュース、お酒で飲むと悪影響をもたらすことがありますので、やめましょう。

肩こりに効く漢方薬があると聞いたのですが。

葛根湯という漢方薬が、肩こりにも効くといわれています。

一般的には、風邪に効くとされています。それは、体温を上げて生態防御反応を高めるといわれているためです。

肩こりに効くのは、葛根湯は自然と発汗させ、筋肉のこわばりを緩めて痛みを取り除くからです。筋緊張状態を緩和させる効果があり、緊張性頭痛にも幅広く応用されています。

ただし、葛根湯はすべてのかたに適応しているわけではありませんので、主治医にご相談ください。

半夏厚朴湯とは、どのような漢方薬ですか?

 

のどに梅干の種のようなものが詰まった状態「梅核気」の病証を治療する薬です。

梅核気は怒りやストレス等の不快症状が原因となり、消化器や呼吸器の機能が低下した結果形成されます。それが食道にあると、のどの違和感や不快感となり、気道にあると胸がつかえるといった症状になります。半夏厚朴湯は梅核気を散らし、滞る消化器機能を回復させます。

半夏白朮天麻湯って何に効くんですか?

半夏白朮天麻湯はめまいに効く漢方です。

漢方では、めまいは体内の水の巡りが悪くなることで引き起こされるといわれています。

生薬中のタクシャ、ブクリョウ、ソウジュツなどの効果により改善します。

更にエキス剤では唯一直接めまいを改善する薬能を有する天麻が含有されている方剤でもあります。

柴朴湯とはどのようなお薬なのですか?

のどに梅干の種のようなものが詰まった状態「梅核気」の病証を治療する半夏厚朴湯に小柴胡湯を加えた方剤です。

梅核気は怒りやストレス等の不快症状が原因となり、その症状を和らげるのが半夏厚朴湯ですが、更に小柴胡湯の中の柴胡がストレス症状を和らげることが出来ます。

他に蘇葉、半夏等の生薬にもストレスを和らげる作用があります。

慢性的な疲労に効く漢方を教えてください。

慢性的な疲労には補中益気湯という漢方薬があります。

疲労感や倦怠感、手足のだるさなどの改善が期待できます。気の状態を補う処方としてよく用いられ、体力や気力をつけるためにおすすめの漢方薬です。食欲がなく、胃腸機能が低下した方に効果的で、高齢者にも効果的です。長く服用することで体質改善も期待できます。

加味逍遙散の効果を教えてください。

加味逍遙散は、主に女性の精神不安、月経前症候群、冷え症、虚弱体質、月経不順等に使用されますが、実は男性に対する有効性(神経症)も非常に高いという報告があります。

血分が不足するとイライラして怒りっぽくなり、憂鬱になる、頭痛やめまいが起こります。そのため、肝臓に働きかけて、肝臓の動きを活性化させ、機能回復に働きかけるのです。

柴胡加竜骨牡蛎湯とは、どのようなお薬なのですか?

柴胡加竜骨牡蛎湯とは神経の高ぶりを抑え、それに伴う不安や焦燥感を間接的に緩和する漢方薬です。

パニック障害やイライラに伴う不眠に使われることが多いです。最近ではアロマターゼ阻害作用を有するという報告があり、男性更年期でも応用され始めています。

また脱毛症における漢方の第一選択薬でもあります。

白虎加人参湯は何に効くのですか?

白虎加人参湯は含水硫酸カルシウムを主成分とする石膏やハナスゲの根茎である知母を中心として身体を冷やす効果がある漢方薬です。

全身のほてりが気になる患者様に使用していただけます。

他、人参やコウベイで身体を潤わせる作用があります。

桂枝茯苓丸とは、どのような漢方なのですか?

桂枝茯苓丸とは血行不良を改善する漢方です。血行不良が原因で起こる月経痛、無月経、生理不順、不正出血に使用されます。ほか、頭痛、肩こり、腰痛などの改善にも使用されます。

ボタン科のボタンの根皮の生薬ボタンピは主成分ペオノールが駆瘀血(血行を改善する)作用を有しております。同じくバラ科のモモの種子トウニンはアミグダリンを主成分とし、同じく駆瘀血作用(血行を改善する)作用を有しております。

芍薬甘草湯は、どのようなお薬ですか?

芍薬甘草湯は筋肉の異常なけいれんやこむら返り、あるいは腰痛・神経症・生理痛・胃痛などの痛みの緩和に対して用いられます。

薬効は筋肉緊張の緩和です。とても即効性がある漢方薬です。

六君子湯はどのようなお薬ですか

六君子湯は胃腸が弱い、食欲がない、疲れやすい、手足が冷えやすいというような症状に使用されます。

消化器や呼吸器の機能が低下すると、飲食や呼吸から獲得する活動エネルギー量が低下し良好な体内バランスが維持できなくなります。そのため、からだ内部の水分流津も停滞し、食欲低下・腹部の使えや張り・嘔吐あるいは下痢などが起こります。

体質の改善を目的に使用する漢方ですので、まずは1ヶ月をお目安にご服用下さい。

血行不良を改善するための漢方薬はありますか?

桂枝茯苓丸という漢方薬があります。

血行不良を改善する漢方です。

血行不良が原因で起こる月経痛、無月経、生理不順、不正出血に使用されます。ほか、

頭痛、肩こり、腰痛などの改善にも使用されます。

 

漢方薬の名前が難しいのはなぜですか?

漢方薬の名前にはそれぞれ意味があるのでどうしても複雑になります。

例えば、名前の付け方には次のようなものがあります。

配合されている主な生薬の名前に由来するもの。

 葛根湯、麻黄湯

その薬の効果を表しているもの。

 補中益気湯…お腹(中)を補って元気を益す(胃腸機能を補って元気をつける)効果がある。

①と②の両方

 半夏瀉心湯…半夏という生薬が配合され、心(みぞおちのあたり)の詰まった余分なものを取り除く、または心のもやもや(精神神経症状、不安)を取り去る(瀉する)効果がある。

漢方のエキス剤とは何ですか?

湯剤、散剤、丸剤として服用されていたものからエキス分を抽出し、水分を蒸発させて「乾燥エキス」として加工したものです。これを漢方エキス製剤といいます。

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