診療科目/むずむず脚症候群(レストレスレッグス症候群:RLS)

むずむず脚症候群の方は,治療や採血検査もできる津島市,稲沢市,清須市,愛西市からも通院しやすいあま市の心療内科・精神科へご相談を

診療科目/むずむず脚症候群(レストレスレッグス症候群:RLS)

むずむず脚症候群(レストレスレッグス症候群:RLS)とは?むずむず脚症候群(レストレスレッグス症候群:RLS)とは?

むずむず脚症候群とはどんな病気でしょうか?

むずむず脚症候群とは

むずむず脚症候群とは、脚の表面ではなく、内部に不快な異常感覚が生じる知覚運動性、神経性の睡眠障害です。脚の内側を虫が這っているような感覚や、くすぐられている感覚、ほてったような感じがあり、むずむず脚症候群の症状が起きた時には脚を動かしたり、脚をたたいたりせずにはいられなくなります。症状は夕方から夜間に現れることが多く、ベッドに入って寝ようとしているときや新幹線や飛行機、映画館などでじっと座っているときなど比較的リラックスしているときに、見られやすいのです。また、寝ようと思っても脚のむずむずが邪魔をして睡眠障害を招きやすいです。そのため、日中に眠気や疲労がでてしまい、日常生活に支障が出てしまうために、むずむず脚症候群の方は大きくQOLを低下させてしまう疾患なのです。

重症になると、じっとしているとむずむず脚症候群の症状が我慢することが出来ずに、むずむず脚の症状を軽減させるために、常に歩き回らなければいけない状態になってしまうのです。

むずむず脚症候群の正確な発症原因は明らかになっていませんが、ドパミン不足や機能不全などの神経細胞の異常が考えられています。また、鉄分不足もドパミンの分泌の減少につながるため、むずむず脚症候群の要因の一つとして考えられており、鉄不足の方は鉄剤による補充をすることで、むずむず脚症状の改善を認める方もいます。

またむずむず脚症候群の方には、遺伝も要因として考えられています。その他、尿毒症、神経障害、鉄および葉酸欠乏による貧血などから、二次性のレストレスレッグス症候群が引き起こされることがあります。

むずむず脚症候群の症状の経過は、発症年齢によって異なり、45 歳以前に発症した人は、症状の進行がゆるやかであることが多く、晩発性で発症した人は急速に進行するとされています。高齢になるとわずかに症状が軽減されますが、これは月経によって鉄分不足が引き起こされ、ドーパミン受容体の非活性化によってむずむず脚症候群が引き起こされているのではないかという理由が考えられます。

むずむず脚症候群に関連する疾患としてアカシジア(akathisia)が存在します。これは筋緊張や多動などの錐体外路症状(EPS)により、足の震えやむずむず感、心拍や呼吸の乱れなどの症状が現れる疾患です。SSRIなどの抗うつ薬や抗精神病薬などの薬剤の副作用を主な原因とする点や、症状が日中でも起きるという点から、上記のむずむず脚症候群とは区別されます。

また、ADHD(注意欠陥性多動性障害)による、落ち着きのなさ・多動と区別することが難しいこともあります。小児などの場合は、はっきりと症状を伝えることをできず鑑別が容易ではないので、自己判断をなさらず、心療内科・精神科へご相談されることをお勧めいたします。

むずむず脚症候群の疫学について

未成年者の場合、むずむず脚症候群の独特な感覚が上手に言語化できないために、見落とされる可能性もあることをふまえ、日本国内の発症率を 2~4%と提唱する説も存在しています。性差についてはほぼすべての国で男女比 1:2 と女性の割合が多いとされています。性別を問わず有病率は 64 歳まで加齢に伴って増加し、それ以降の高齢者では減少します。10 代~20 代にかけて発症している傾向があるといわれています。

むずむず脚症候群の症状

むずむず脚症候群の症状としては 4 つの特徴的な自覚症状があります。

①「脚の不快な感覚のため、脚をごぞごぞ動かしたくて仕方がない。ただし、不快な感覚があるのは脚の表面ではなく深部」
②「安静にして、横になったり座ったりしているとむずむず脚症状が出てくる、または強くなる」
③「脚を動かすと、不快な感覚が軽くなる、またはなくなる」
④「夕方から夜間にかけてむずむず脚症状が強くなる」

の 4 点が当てはまるとむずむず脚症候群である可能性が高いといわれています。

リラックスしていたり、動かない状態に見られやすく、叩いたり、動かしたり、座っている状態ならば貧乏ゆすりをすることなどで一時症状が軽くなった感覚になるのがむずむず脚症候群の特徴です。しかし、皮疹があるなどの、皮膚表面に起きている病気や問題ではないので、ご本人さんとしても、どうしようもないもどかしさがあることが、より精神的な苦痛も増幅してしまうきっかけになるのです。

むずむず脚症候群の非薬物療法

むずむず脚症候群の治療では、症状が軽度の場合には非薬物療法がまず選択されて治療が行われます。重度の場合でも薬物療法と非薬物療法を併用することが望ましいです。

非薬物療法としては、日常生活指導が挙げられ、お茶やコーヒーなどカフェイン入り飲料、アルコールをなるべく控え、煙草の喫煙を控えること、ぬるめの風呂に入る、就寝前のストレッチ、足裏マッサージ、規則的な就床、健康的な食事、適切な運動(但し過度の運動は症状を悪化させるといわれています)、睡眠日記をつけるなどが挙げられています。むずむず脚症候群は、生活習慣の見直しが症状の改善に効果的であるとされています。

むずむず脚症候群の薬物療法

ドパミン受容体作動薬であるプラミペキソール(商品名:ビ・シフロール)/ロチゴチン(商品名:ニュープロパッチ)/ガバペンチンエナカルビル(商品名:レグナイト)がむずむず脚症候群に効果があるとされています

抗てんかん薬であるクロナゼパム(商品名:リボトリール)も神経を鎮める作用があるため、むずむず脚症候群にも適応とされます。作用時間が長く、比較的安全域が広いといわれています。

むずむず脚症候群の注意点

むずむず脚症候群は、症状を伝えるのが時に非常に難しく、なかなか典型的な表現で説明されない場合があります。特に、児童などの方達には、うまく症状を伝えることが困難であるために、家族などの周りの人たちも症状を理解してあげられず、病院へ受診してもいいものなのか、苦慮される方も多いのです。
このように、むずむず脚症候群は、アカシジアやADHD(注意欠陥多動性障害)などと区別がつきづらく、むずむず脚症候群を来す原因として、鉄欠乏など貧血などの疾患も絡んでいることが多いために、採血などを用いて多角的に診察できる心療内科・精神科・メンタルクリニックでの診察がお勧めです。

ひだまりこころクリニックは、常勤の看護師・検査技師が多数勤務した心療内科・精神科ですので、採血や心電図も行うことができます。あま市にあるクリニックなので、津島市・稲沢市・清須市・愛西市からもアクセスも良く土曜日・日曜日も含めて毎日診療をしている心療内科ですので、お気軽にご相談くださいませ。

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