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心療内科・老年心療内科・精神科ひだまりこころクリニック

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診療科目/うつ病

うつ病とは?うつ病とは?

“たくさん寝てるのに疲れが取れない“
それってうつ病の始まりかも

健康な人でも強いストレスや不安を感じると気分が沈み、落ち込んで憂鬱な気分になってしまいます。しかし、その落ち込んだ憂うつな気分や、無気力な状態が2週間以上続き、その気持ちがなかなかなかなか晴れないために日常生活に支障を来してしまう場合は、うつ病の可能性があります。うつ病は、精神的ストレスや身体的ストレスが重なることなど、様々な理由から脳の機能障害が起きている状態です。

どうして早くかかって治療する必要があるの...?

どうして早くかかって治療する必要があるの...?

どうして早くかかって治療する必要があるの...?

症状がだんだんと進行して重くなればなるほど、あなたの社会生活での損失が大きくなるからです。

うつ病というのは、早期治療がキモであり、治療が遅くなればなるほど、つまりは症状がだんだんと進行して重くなればなるほど、仕事でのミスが増えたり、イライラしたり落ち込みやすくなったり、家事ができなくなったりしてしまいます。

そのために、会社での同僚や上司、親や子供との関係がぎくしゃくしてしまいます。

その結果、社会生活でみんなとなじめなくて、どんどん自分が働ける場所が少なくなってきたりと、あなたの社会生活での損失が大きくなるからです。

症状がだんだんと進行して重くなればなるほど、あなたの社会生活での損失が大きくなるからです。

うつ病は、自分だけに影響するのじゃないの...?

うつ病は、自分だけに影響するのじゃないの...?

うつ病は、自分だけに影響するのじゃないの...?

周りの人とのコミュニケーションがうまくとれなくなってしまうことがあります。

日常生活でも、家族や夫婦のコミュニケーションがうつ病のせいで上手くいかなくなったり、その結果、子供や家族との関係が悪くなり、自分だけではなく、夫婦関係や子供の成長などにも影響を及ぼすことがあります。もちろん、職場の人間関係で誤解を招くことも多くなります。

うつ病を早く治して、あなたのより良い日常と、家族や職場とのより良い環境を取り戻していきましょう。

周りの人とのコミュニケーションがうまくとれなくなってしまうことがあります。

 

日常生活の中で現れやすいサイン日常生活の中で
現れやすいサイン

  • 気分が落ち込み、何もやる気が起きない
  • 夜中に何度も目覚め、目覚ましよりも早く目が覚める
  • 集中力が続かず、人の言うことがすぐに理解できない
  • 今まで好きだったことや趣味に対して興味がなくなってしまった
  • 食べてもおいしくないし、食べるのも億劫
  • 休日は外出するなど活動するよりも、寝ていたい
  • 身だしなみやおしゃれに関心がなくなってきた

日常生活でこんなお悩み抱えていませんか?日常生活でこんなお悩み抱えていませんか?

日常生活でこんなお悩み抱えていませんか?日常生活でこんなお悩み抱えていませんか?

 

うつ病の症状うつ病の症状

精神面の症状

  • 興味や喜びを感じない
  • 集中力が続かない
  • 気分がふさぎ、落ち込む(抑うつ気分)
  • 自分には価値がないと感じる
  • 不安である、イライラしやすい(感情が不安定)
  • 罪の意識を感じる(自責の念)
  • 死にたいと感じる(希死念慮)

身体面の症状

  • 眠れない
  • 食欲がない
  • とにかく体がだるい
  • 疲れやすい
  • 性欲の減退
  • 頭痛・頭が重い
  • 下痢・便秘
  • 手足のしびれ
  • 息が詰まる感じがする
  • めまいなど

上記のような症状が出た結果...

  • 1悲観的で後ろ向きな”ぐるぐる思考”になる

    考えに柔軟性がなくなっているため、悪循環を抜け出せなくなります。
    最悪の場合、自殺という手段を選んでしまうことも。

  • 2意欲がわかない

    うつ病の人は怠けているわけではなく「やりたくてもできない」という心の葛藤があります。

  • 3楽しみも悲しみも感じない

    うつ病の人は、“つらい” “悲しい”という感情さえ失われ、泣くことすらできないことが多くなります。

  • 4周りの人に気づいてもらえない

    うつ病の人は、周囲への気配りから、心配をかけまいとして、症状が軽い初期にはニコニコ笑っていることもあります。
    そのため、自分は苦しくて仕方ないのに、周囲の人には元気そうに見えてしまうことがあります。

うつ病について

うつ病は脳がうまく働いてくれないため、ものの見方が否定的になり、自分がダメな人間だと感じてしまいます。そのため普段なら乗り越えられるストレスよりも辛く感じられるという、悪循環が起きてきます。
薬による治療と合わせて、認知行動療法(カウンセリング治療)もうつ病に効果が高いことが分かってきています。早めに治療を始めるほど、回復も早いと言われていますので、無理せず早めに専門機関に相談すること、そしてゆっくり休養をとることが大切です。

また、うつ病の方の中に、パニック障害不安神経症・強迫性障害不眠症大人の発達障害・ADHDを合併されている方もみえます。まずは自己判断なさらずに心療内科・精神科へ御受診されることをお勧めいたします。

 

治療について治療について

うつ病のサインに気づいたら、1日でも早い治療を

うつ病の治療は「十分な休養」と「適切な薬による治療」と「カウンセリングによる心理療法」の3つの柱が基本となります。

当院では、「十分な休養」を重視し、「最小限の量で、最大限の効果を狙った薬物療法」を目指しております。

特に十分な休息というのは、身体面および心理面といった体調回復を促すためには最も欠かせない存在となります。

ですが、十分な休息といっても、心理面が不安定であったり、体力面が著しく低下している状況下では、時として十分な休息であったとしても体調回復効果が不十分となり、普段通りの体力面、及び心理面での回復効果を発揮するまでに相当の時間がかかると思われます。その結果として、十分な休養だけではお悩みの症状が必要以上に長引いてしまう可能性も十分に出てくるのです。

そのため当院では、患者様の症状の程度に応じて判断し、うつ病治療の第一選択とされる、適切な薬物による治療十分な休息と共に併用して治療することが望ましいと判断した場合にのみ、お薬治療を提案させていただいております。

適切な薬物による治療は心理面の不安定さのバランスの回復を促し、十分な休息と併用することで、うつ病の回復のスピードが上がり、日常生活や社会生活の改善が早いとされております。当院では、十分な休息を重視した上で、患者様の症状によって必要な場合にのみ薬物治療を提案させていただいております。

 

よろしければこちらの、「うつ病の治療例」もご参考にしてください

 

野村紀夫 監修

ひだまりこころクリニック 理事長 / 名古屋大学医学部卒業

保有資格 / 精神保健指定医、日本精神神経学会 専門医、日本精神神経学会 指導医、認知症サポート医など

所属学会 / 日本精神神経学会、日本心療内科学会、日本うつ病学会、日本認知症学会など

治療法1

薬物治療

特にうつ病に用いる薬は「抗うつ薬」といい、SSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)やSNRI(セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害薬)と一般的に呼ばれるお薬が多く存在します。これらはバランスの崩れた脳内伝達物質の働きを回復させる効果があり、種類により、効果や副作用の程度が患者さん個々で異なり、お薬の特徴としては飲み始めてから少しずつ効果が上がってくるので、効果が表れるまでには2〜4週間かかります。
そのため、お薬の効果が上がりきる前にどんどん増やしてしまうのではなく、最小限の量のお薬で始め、そして何よりも効果の広いお薬から選択していくという点が、風邪などの内科治療と非常に異なるところであり精神科・心療内科医師としての腕の見せ所です。
また、心のバランスを整えるこれらのお薬は、つらい症状が良くなっても約1年は継続し、その後ゆっくりと時間をかけて減らすことにより、つらい症状の再発やぶり返しを減らすことができると言われております。
また、治療半年で8割の患者様の症状が改善傾向にあり、初発のうつ病の方の場合、1~2年で多くの方がお薬ゼロか減量が開始できると報告されています。

特に当院では薬物治療に取り組むにあたり、適切な量と質を特に重視しており、患者様の症状や状況に応じて、なるべくお薬が多くならず、また依存などの出現や副作用がなるべく出にくい、将来のことも考慮した視野を持って患者様の治療を考慮しております。

「最小限の量で、最大限の効果を狙った薬物治療」を目指しており、多くの患者様に受診を頂けております。
仕事の御都合上、休息が取れないけど、薬はなるべく減らして治療をしたい方など。
まずはお気軽にご相談ください。

治療法2

カウンセリングなどの心理療法

当院ではカウンセリングも重視しており、心理士(カウンセラー)との対話をしながら進めていく心理療法がございます。薬物療法とは異なっており、心理士との対話を通して、“つらい症状を治そうとする患者様の中にある潜在的な治癒力を引き出す”お手伝いをいたしております
もちろん、患者様の症状や特徴に応じて、考え方の癖や、特徴を生かしたカウンセリング方法を心理士が選択して提供させていただいております。当院にはカウンセリングスタッフも多数在籍しておりますので、いつでもお気軽にお声かけください。

うつ病の治療例

    • 気分が落ち込んで、やる気が起きず抑うつ気分で何も手につかなくなってしまった患者様

      男性

      詳しく見る

    • 職場の昇進をきっかけに業務量負荷が大きくなり、抑うつ症状が強くなって通勤が困難になってしまった患者様

      女性

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    • 家事ができなくなり、家に引きこもりがちになってしまった患者様

      女性

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    • 過去にうつ病と診断され治療されたことがある患者様、再度抑うつ症状の出現あり受診

      女性

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    • 出産・子育てを経た女性。気分の落ち込みや抑うつ症状、子育て中にふとした時に涙が流れてしまい受診された患者様

      女性

      詳しく見る

    うつ病の
    治療例一覧を見る

 

対応の仕方対応の仕方

通院にはできるだけ付き添ってください

うつ病の症状により、ご本人で考える力、表現する力が低下することで、ご自分の状態を適切に医師に伝えることができず、正しい治療方針を理解できないことがあります。そのため、ご家族も一緒に付き添い、治療方針を共有することは治療をスムーズに進める助けとなり、とても重要です。

“原因”にとらわれすぎないでください

病院で「うつ病」と診断されると、ご家族が「なぜうつ病になってしまったのか?」と原因探しをすることがあります。
育て方が間違っていた、話を聞いてあげなかった、自分が悪かったなど原因を挙げればキリがありません。
しかし、うつ病と1つの原因だけで発症するものではありません。大切なことは、うつ病になったという現実を受け止めて、
これから患者さんとどうしていくのが一番良い事なのかを患者さんや医師と一緒に考えていくことです。

 

よくあるご質問よくあるご質問疑問にお答えします

Qうつ病が再発するおそれはありますか?

うつ病はぶり返しやすい病気であるため、再発を予防することも治療の上では大切です。

症状が改善し、気分が軽くなってきたと感じるため、「治療をやめたい」と思う方も多くいらっしゃると思います。

しかし、処方するお薬には「つらい症状を改善し、状態をよくする」という働きに加えて、「良い状態を維持する」という効果もあります。

個人差はありますが、症状の改善がみられても、およそ半年から1年間は薬の服用を続ける必要があります。

また、うつ病になりやすい「ものの見方・考え方」など自分の考え方のクセを知ることで、自分なりにものの見方や認知面を調整して、再発を予防することも大切です。

Qうつ病の薬って安全でしょうか?副作用ってありますか?

抗うつ薬の種類にもよりますが、吐き気、便秘、下痢などの消化器系症状や、
眠気、排尿困難、口が渇くなどの副作用があらわれることがあります。
SSRIでは、飲み始めに、吐き気やむかつきなどの消化器系の副作用があらわれることがあります。
また、SNRIでは、排尿障害(尿が出にくい・出過ぎる・我慢できないなど)のほか、消化器系症状や頭痛、
血圧上昇もみられます。NaSSAでは眠気が比較的多く、そのほか体重増加などもみられています。
三環系・四環系抗うつ薬は、アセチルコリンという神経伝達物質の働きを抑制するため(抗コリン作用といいます)、
便秘、排尿困難、口が渇くなどの副作用があらわれることがあります。
これらの副作用は飲み始めに多くみられますが、次第におさまってきます。

Qうつ病治療はどれくらいの期間がかかるのですか?

個人差がありますが、初発の方は3ヵ月ほどで症状の改善がみられるといわれています
症状の改善がみられる期間は約3ヶ月と言われていますが、再発を防ぎ、元の生活を取り戻していくためには、さらに数ヶ月から1年ほどかかる場合もあります。
なお、治療期間の目安としては、以下のように時間が必要となります。

・十分な休養を取りながら、薬の服用を開始し、うつ病の症状が軽くするための期間
約6〜12週間

・安定した状態を維持していく期間
約4〜9ヶ月

・徐々に日常生活に戻っていく期間
約1年〜

また、寛解や再発を繰り返すと、症状の改善期間が長くかかったり、再発期間までの期間が短くなるなどの傾向もあります。

Q心筋梗塞とうつ病には何かしらの関係がありますか?

心筋梗塞発作後3ヵ月以内にうつ病またはうつ症状が発症する頻度は、20~45%との報告もあります。逆に、もともとうつ病を有する人は、うつ病でない人に比べて心筋梗塞を起こす可能性が大きいという報告もあります。その為、心筋梗塞とうつ病には関連があると考えられます。

Qアトピー性皮膚炎とうつ病に関係はありますか?

ストレスはアトピー性皮膚炎の発症・悪化因子のひとつです。

そしてアトピー性皮膚炎にかかっていること自体がストレスとなって心理的な苦痛や、社会的機能の低下、QOLの低下を引き起こし、治療のコンプライアンスやセルフケアが障害されています。

つまりアトピー性皮膚炎とうつ病は互いに悪循環を引き起こしていることになります。

 

Q糖尿病とうつ病に関連はありますか?

糖尿病患者では、うつ症状を有する頻度が有意に高いことが知られています。また、うつ病と糖尿病を併発する場合には、糖尿病のみ発症する場合に比べて、生存率の顕著な低下がみられています。

実際にある調査では、高齢者うつ病患者で糖尿病を発症している患者では、うつ病に対する治療介入を行うことにより、5年後の死亡率が通常のうつ病管理を受けた患者よりも約50%低減することが報告されています。

Q身体疾患とうつ病には関係があるのですか?

うつ病と身体疾患は一見関係がなさそうにも思えますが、身体疾患そのものがうつ病発症の原因になることがあります。糖尿病や高血圧、心筋梗塞、癌などの慢性疾患によるストレスから抑うつ状態が引き起こされたり、脳の器質的障害を認める脳血管障害などの疾患でも、うつ病の症状が現れたりすることがあります。

また、逆にうつ病により内分泌系、免疫系が変化することによって、身体に悪影響を与えることもあります。

Qうつ病に男女差はあるのですか?

日本におけるうつ病生涯有病率は6.5%(DSM-Ⅳ)、有病率の男女比は1:2で女性の方が多いと言われています。

男女差の原因として、女性は女性ホルモンバランスの変化や妊娠・出産等のライフイベントがあるためと考えられます。

ホルモンバランスの変化としては月経前症候群(PMS)や月経前不快気分障害(PMDD)、マタニティブルー(産褥期うつ病)、更年期障害があります。また女性に多い甲状腺機能の異常(甲状腺ホルモンの増加・低下)がうつ病を併発させることもあります。

女性特有のうつ病のサインとしては、料理を作るのが億劫になった、スキンケアや化粧が面倒に感じる、服に興味がなくなった等の症状があります。

Qうつ病になると、どのような症状になるのですか?

うつ病(大うつ病性障害)は、抑うつ気分や物事に対する興味や関心が低下する"こころ"の症状のほかに、体重の減少、疲れやすい、不眠といった"からだ"の症状もあらわれます。

さまざまな生活上のストレスが引き金(誘因)となることもあり、現在このタイプの患者さんの数が増えています。

Qうつ症状にはどんな種類がありますか?

うつ症状は、気分の変化に応じて、大きく2つの疾患に分類されます。

抑うつ状態だけが起こるタイプの「うつ病(大うつ病性障害)」と、抑うつ状態と躁(そう)状態の両方が起こる「双極性障害」です。

Q”双極性障害抑うつエピソード”とは、何ですか?

非常に元気がよくなって、何でもできると思い込む躁の状態と、抑うつ状態の2つの極端な気分の波があらわれるのが特徴です。以前は「躁うつ病」と呼ばれていました。

抑うつ状態のときの症状自体は、うつ病と異なるものではないので、うつ病と間違われることもあります。

また、抑うつ状態・抑うつエピソードから始まり医療機関へ受診される方も多く、最初はうつ病と診断され時間の経過とともに、双極性障害と診断が変わることもございます。

Qうつ病になりやすい人はどんな人ですか?

うつ病は会社員、主婦、学生、高齢者など、だれもがなる可能性のある一般的な病気です。

約13人に1人が一生のうちに1回はうつ病になるといわれています。

仕事や家庭のストレスや環境の変化がきっかけとなることが多いのですが、明らかな原因がない場合もあります。

うつ病は早期発見・早期治療が有効とされていますので早めにご相談ください。

Q何をしてもおもしろくありません。これって変ですか?

気分の落ち込みがあらわれる少し前に、生活の中で楽しみを感じなくなった、何をしてもおもしろくない、日常生活のさまざまなことに興味を失った、集中力がなくなってきた、物事の決断ができなくなったなどがある場合、うつ病の注意信号です。

うつ病も他の病気と同じように、治療せずに放っておくと徐々に悪化していきます。症状が軽いうちにうつ病に気づき、治療をはじめることが大切です。

Qうつ病と食事は、関係があるのですか?

ストレスがうつ病に深く関わっていることは広く知られていますが、食生活とうつ病との関係をご存じの方はまだまだ少ないようです。

実は最近の研究から、食生活や食事、栄養素とうつ病との間には深い関係があることがわかってきました。こうしたことは海外では認知度が高まりつつありますが日本ではまだ十分浸透しているとはいえず、うつ病に対する新しいアプローチとして注目されつつあります。

Q親がうつ病です。自分にも遺伝するのでしょうか。

うつ病の原因には、遺伝的要因や環境要因が考えられておりますが、必ずしも、全てに遺伝が関わっているものでもありません。

外的ストレス、性格なども要因の一つとして考えられております。

Q家族がうつ病と診断されました。これからどのように関わったらよいでしょうか?

気分転換になるからといって無理に運動をさせたり、お出かけをさせたりしようとすることは逆効果になることもあります。お薬を服用し続けられるように支え、見守ってあげましょう。治療の初期は特に、睡眠などが十分にとれる環境も大切です。

また、うつ病の患者様は判断機能が落ちていることもあります。重大な判断をすることは避けるようにしてもらいましょう。 

Qうつ病の方へ寄り添う時、気を付けた方が良いことはありますか

ご家族や身近な方がうつ病になった場合、うつ病の患者様に寄り添うことでご家族様もうつ病になってしまうケースもあります。

支えることも大切ですが、少し距離を置いて自分のための時間もつくり、趣味を大切にしていきましょう。

Q気分も落ち込み、肩こりや背中が痛いです。これってうつ病からきているのですか?

気分がひどく落ち込んでいますが、それ以外にも、頭重、肩こり、背中が痛くなったりなどの身体症状が出た、とお話いただくことがあります。

うつ病は人によって、こころの辛さ以外にも、身体的な症状が現れる事があります。うつ病に伴う身体症状については、学会での研究報告があり、因果関係も報告されおります。

診察時に身体的な辛さもお聞かせ下さい。最近は、身体症状にも効果がある抗うつ剤も有ります。個人差はありますが、焦らずに治療していきましょう。

Q最近調子がよくなってきました。抗うつ薬の服用をやめてもいいですか?

調子が良くなっているのは、一時的な薬剤の効果によるものの可能性もあります。

調子が良くなってすぐに服用を中断してしまうと、薬剤で抑えられていた症状がぶり返してしまいます。先生の指示に従い服用を続けることが、うつ病を治すうえでとても大切なことです。

特に再発を防ぐためには、一定期間症状が落ち着いていることを確認し、緩徐に減薬することが肝要です。

一般的に症状が完全に良くなったとしても6ヶ月間~1年は続けていくことが多くなっているようです。

Qうつ病の初期症状を教えてください。また、どの時点から治療を受けるべきですか?

うつ病の症状は、「気持ちの元気」の低下・「考える元気」の低下・「体の元気」の低下があります。
「気持ちの元気」の低下は、

・ゆううつな気分が続く

・訳もなく涙が出る

・希望がもてなくなる などです。

「考える元気」の低下は、

・集中できない

・思考力が落ちた

・趣味を楽しめなくなった

・TVや新聞を見なくなったなどです。

「体の元気」の低下は頭痛・吐気・肩こり・めまい・便秘・下痢・疲れやすさ、不眠、食欲不振などです。

これらの3つの特徴的な症状が2週間以上続いていたら、受診をお勧めします。

Q自分では通院するほどのことでもないと思っているのですが、うつ病ではないかと家族や周りに受診を勧められています。

うつ病は早期発見・早期治療が重要かつ有効な病気ですので、早めにご相談ください。

疲れすぎていたりうつが進行している時は、自分の状態に気づきにくくなっていることがあります。

自分で抱えきれない状態の時こそ、ご家族や周囲の支えが安心につながるときもあります。

うつ状態が長びいてしまったり悪化しすぎてしまうと改善に時間がかかってしまうこともありますので、早めにご相談ください。

頭痛・肩こり・胃の痛み・吐き気・腰痛など体の悩みがなかなか治らずに続いている時、その症状はうつ病による場合があり「仮面うつ病」と呼ばれています。

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疑問にお答えします

2017.09.062020.11.18

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何卒ご理解のほど頂きまして今後ともよろしくお願いいたします。