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診療科目/大人の発達障害・ADHD

大人の発達障害・ADHDとは?大人の発達障害・ADHDとは?

何をやってもうまくいかない、“もしかしてADHDの症状かも?“と思ったら

ADHDとは注意や行動を“場に応じてコントロールすることが苦手”な状態のために様々な症状やミスや不注意などの症状が出てきてしまいます。
原因としては活動を整える脳の働きが生まれつき偏ってしまっているのではないかと言われていますが、まだはっきりした原因は分かっていないのです。

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【ADHD治療の目標は】

ADHDは診断だけではなく、治療をしながら、「そこから”どうやって上手に付き合っていくのか”」という未来志向で組み立てていく事が、大人のADHD治療を行う上で一番に重要なことなのです。

“大人のADHD・発達障害“とは何ですか?

“大人のADHD・発達障害“とは何ですか?

“大人のADHD・発達障害“とは何ですか?

“大人のADHD・発達障害“とは症状は様々ですが、大人になるにつれて症状で悩むことが強くなっている方が多いのが特徴です。

“大人のADHD・発達障害“とは

 

コミュニケーションの不得手や、不注意、多動性、衝動性など様々な症状に小さいころからずっと悩まされており、多くの人は成長とともに自分なりの工夫や対策を考えて努力しています。

しかし、大人の発達障害の方たちは、そのような対症法を見つけるまでに時間がかかったり、大人になるにつれて新しい環境への早急な対応や、結果として人間関係への影響が増えてきてしまい、特に不注意や多動性、コミュニケーションの不得手がますます目立ちやすくなるようになります。

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大人になってからの”つまづき”が、更に自信を低下させてしまう事も

 

「さあ!」これから社会に出て新しい人間関係を作ろうと意気込んだり、新しいことに挑戦したりと、生活や人間関係などの環境変化が大きく伴う時に、コミュニケーションなどの不得手な特徴が大きく目立って、大きな悩みにつながったり、失敗してしまう場面が多くなってしまうと、その人の自信をさらに小さくしてしまうのです。

 

 

誤った認識を受けて、”心の病気”を併発してしまう事も

 

コミュニケーションの不得手、不注意、多動性、衝動性がなかなか改善しないために、周りからも「空気が読めない」「何度言っても成長しない」「直そうとする気がない」「親の教育のせいだ」のような誤った認識や指摘や扱いを受けるために、どんどん自分と周囲との環境が悪くなり、うつ病やパニック障害、不安神経症、不眠症・睡眠障害などの疾患を“大人のADHD・発達障害“と併発してしまう方も多いのです。

 

”大人になるからこそ”、大きな悩みになってしまうのが特徴です

 

”実は小さい頃から違和感を抱えている方も多く”、大人になるにつれて、悩んだり症状が出やすい環境が多岐に渡って出現してしまっているというのが“大人のADHD・発達障害“の特徴なのです。

症状はすべての症状が揃うのではなく、コミュニケーションの不得手のみであったり、多動性の目立つ症状であったりなど様々ですので、まずはお気軽にご相談ください。

“大人のADHD・発達障害“とは症状は様々ですが、大人になるにつれて症状で悩むことが強くなっている方が多いのが特徴です。

ADHD・大人の発達障害って言われたらどうしよう...

ADHD・大人の発達障害って言われたらどうしよう...

ADHD・大人の発達障害って言われたらどうしよう...

ADHDの認知度が上がってくるにつれて、不注意や多動・衝動など弱みとして注目されがちですが、実は好きな分野や特異な分野では集中力を保ちやすかったりミスも少なくなるのが特徴なのです。

大人の発達障害・ADHDの診断は欠点としてではなく、あなたの特性の気づきになります

 

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“大人のADHD・発達障害“と聞くと、周囲の環境からは不適合・厄介者みたいな扱いを受けるのではないか、自信を無くされている方も大勢見えるのではないでしょうか?

しかし、多くのADHDの方は独自の視点や豊かな発想を持つことでその才能を生かしたり、衝動性も適切な方向で発揮すれば、行動力につながりそれがより多くの経験・実績につながるといった強み面となる特徴もADHDにはあるのです。

不得意(コミュニケーションの不得手、場にそぐわない衝動性、不注意など)に対してはカウンセリングの治療方法もありますので、まずはご自身の得意・特徴を知り、苦手としていることをまずは“理解して、少しだけ苦手をカバーするきっかけ作り”のつもりで受診されてはいかがでしょうか?

 

苦手を克服するのが、“大人のADHD・発達障害“の治療ではなく、苦手なことと少しづつ向き合い、得意なところを大きく伸ばせる方法を見つけてみませんか?

ADHDの認知度が上がってくるにつれて、不注意や多動・衝動など弱みとして注目されがちですが、実は好きな分野や特異な分野では集中力を保ちやすかったりミスも少なくなるのが特徴なのです。

ADHD・大人の発達障害ってどうやって診断するの?

ADHD・大人の発達障害ってどうやって診断するの?

ADHD・大人の発達障害ってどうやって診断するの?

当院では発達障害・ADHDの検査としてWAISやWISCといった詳細な心理検査をもとに、ADHDの診断や傾向の確認を行っております。

大人のADHD・発達障害の診断とは

 

ADHDの検査としてWAISやWISCといった詳細な心理検査をもとに、ADHDの診断や傾向の確認を行っております。「チェック項目などの簡易検査は行ったけど、しっかりと発達障害やADHDの診断をしたい」とお考えの方にはぜひお気軽にご相談くださいませ。

治療という意味だけではなく、まずは御自分の特性を知ってみるという事も大切です

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当院では発達障害・ADHDの検査としてWAISやWISCといった詳細な心理検査をもとに、ADHDの診断や傾向の確認を行っております。

大人の発達障害・ADHDについて、
もっと詳しく知りましょう

 

日常生活の中で現れやすいサイン日常生活の中で
現れやすいサイン

  • つい他の事を考えて、気が散ってしまう
  • 片づけられない
  • 段取りが組めない
  • 優先順位がつけられない
  • 思った事をすぐに発言してしまう
  • カチンとくると、怒りがうまく抑えられない
  • 重要な用事でも期限を守れな
  • ケアレスミスを何度も繰り返してしまう
  • 持ち物を忘れる・よくなくす

日常生活でこんなお悩み抱えていませんか?日常生活でこんなお悩み抱えていませんか?

日常生活でこんなお悩み抱えていませんか?日常生活でこんなお悩み抱えていませんか?

 

大人の発達障害・ADHDの症状大人の発達障害・ADHDの症状

不注意・多動

  • 不注意からの失敗が多い
  • 注意が持続できず、気が散る
  • 話しかけられても聞いていないように見える
  • 物事を順序立てたり、やり遂げられない
  • 必要なものをなくす
  • 忘れものが多い
  • そわそわと手足を動かす
  • じっと座っていられない
  • 静かにしているのが苦手で落ち着かない
  • しゃべりすぎることが多い
  • 相手の話が終わる前に話し始めてしまう

大人のASDでは

  • グループでの業務・活動が苦手
  • 相手とのやり取りがうまくかみ合わない
  • 自己流で物事を進めることに固執する
  • 自分が納得した方法で物事が進められないと困惑する

上記のようなADHDの症状が出た結果...

  • 1不注意が重なって、会社で重大な結果を招いてしまった...

    仕事でミスが出やすくなり、職場や人間関係がぎくしゃくして、気分が憂鬱になるのが継続する。(うつ病やパニック障害・不安神経症をADHDに合併される方もみえます)

  • 2ミスをしないように努力しているのに...

    繰り返す不注意などのADHDの症状で、自分に自信がなくなる。(次も失敗するのではないかと、失敗ばかりを考えることにより、前に進めなくなったり、環境になじめなくなったりする)

  • 3周りが気が付いてくれない

    周りとぎくしゃくすることで、自分が周囲と異なること、劣等感を抱きやすくなり、落ち込みや不安が強くなる(うつ病や不眠症・不安神経症をADHDに合併されることも)

大人の発達障害・ADHDについて

ADHD・大人の発達障害とは

 

ADHD・大人の発達障害の診断は医師の診察の上で判断されるものですが、症状やこれまでの生活エピソードは患者様自身から聴取することで得られる情報も多いという点も特徴です。特に大人の発達障害やADHDは大人になってから診断がつくことも多い疾患ですが、多くの方たちは小児期から不注意や衝動、対人関係などで悩まれていた方が多く、成長するにつれて自分なりの工夫や対策を考え、それらを身に着けていきます。

ですが、ひとたび大人になり、社会に出てこれまで経験したことない環境や場面にさらされることによって、これまでの工夫や対策を行っても対処できない場面が増えてきて、不注意や衝動・対人関係のぎくしゃくが出現しやすくなってしまいます。そのようなきっかけで、仕事の信用を無くしたり、人間関係の悩みが目立ちやすくなったり、周りから注意・指摘が多くなったりなどをして、自信をなくし、辛く悩んだりされて受診され診断される場合が多いように感じます。

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「空気の読めないひと」「親の育て方が悪い」「何度注意しても直す気がない」「ちっとも成長しない」などの誤った見方の言葉を投げかけられてしまうことも。このような対人関係のぎくしゃくや、不注意から生まれる人間関係の変化そのものが、さらに心のバランスを崩し、うつ病や不眠などその他の症状や疾患を伴いやすくなるのも大人の発達障害・ADHDの特徴ですので、もしADHDかもと思われた方はお早めにご相談ください。

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【ASD(自閉症スペクトラム、アスペルガー症候群)】

またADHDのように発達障害といわれるASD(自閉症スペクトラム、アスペルガー症候群)とは、「こだわりの強さ」や「社会などの様々な場面で人とのコミュニケーションが不得意」とされており、ADHD同様に不得意な部分が、対人関係などとかみ合わずに、うつ病や不眠などの健康障害を引き起こしやすくなります。カウンセリングなどお困りの症状を和らげる方法もございますので、お気軽にご相談ください。

なおADHD・ASDの症状とは、その特徴から不得意分野のみが注目されがちですが、実はたくさんの強みや、秀でた得意分野も持ち合わせているという特徴はとても重要な点かと思います。

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金山院の「大人の発達障害・ADHD」に関する情報はこちらから

栄院の「大人の発達障害・ADHD」に関する情報はこちらから

 

野村紀夫 監修

ひだまりこころクリニック 理事長 / 名古屋大学医学部卒業

保有資格 / 精神保健指定医、日本精神神経学会 専門医、日本精神神経学会 指導医、認知症サポート医など

所属学会 / 日本精神神経学会、日本心療内科学会、日本うつ病学会、日本認知症学会など

 

治療について治療について

ADHDの治療には「カウンセリング」と「適切な量の薬物治療」があります。

「カウンセリング治療」と「薬物治療」の位置づけ

ADHDの傾向として多い、不注意やミスの多さ、衝動性など、不得意としている箇所やADHDの特性の部分については、カウンセリング治療で苦手を減らしていくスキルを身につけたり、薬物治療も併用することにより症状を目立ちにくくさせることができます。

心療内科ひだまりこころクリニックです

「ADHD・発達障害」の治療例をこちらに記載をしておりますのでご参照ください

治療法1

カウンセリング治療

「カウンセリング」では苦手としていることや、ミスや衝動の起きやすい状況をカウンセラーと共に確認しながら、タスク(仕事)をリスト化する方法など、日常生活で取り組める行動を中心に、カウンセラーが患者さんと共に段階的に行動が変えられるように促していきます。
なお、当院ではADHDのカウンセリング治療だけではなく、ASD(自閉症スペクトラム、アスペルガー症候群)と診断された方のカウンセリング治療も重視しておりますので、お気軽にご相談ください。

治療法2

薬物治療

カウンセリングの他にADHDの治療として、患者様の症状に応じて、集中力や注意力を高め、衝動性や多動性を軽減する目的で、「適切な量の薬物治療」を処方させていただく事がございます。もちろん、ADHDの傾向のために、周囲の人間関係や環境ストレスにより、うつ病や不眠の症状を伴う時には、患者様とご相談の上で、適宜抗うつ薬・抗不安薬や睡眠薬を併用することもございます。適切な量と効果のある薬を中心的にご提案させていただく事を目標としておりますので、お気軽にご相談ください。

大人の発達障害・ADHDの治療例

 

対応の仕方対応の仕方

ご家族やお知り合いの方が「大人の発達障害・ADHDかも」と思ったら。

周囲に大人の発達障害やADHDかも?と思った方はいらっしゃいますか??対応の仕方で困ったことはございますか??
発達障害やADHDの方は実は20人に約1人と意外と身近な疾患なのかもしれません。
大人の発達障害・ADHDの方は、不注意や衝動性などの症状が出やすい苦手な場面も確かにあります。ただ一方で、興味のあること、得意な分野に関しては、集中力や記憶力やその分野でのパフォーマンスは高いことが多いのです。

誰だって、失敗をずっと責められ落ち込むより、得意なところや感謝や褒められたりなどを相手から受けることはとても喜ばしいものです。
得意な分野を伸ばせるように、その人の特性を生かした分担と、失敗をした時には次はどうしたらよいのか一緒に考えたり、リスト化するなどの対応で不得意分野のカバーと、得意分野の拡大が見込めることがあります。

なお、本人が自覚がない場合や、受診に乗り気ではない時には、心療内科受診にはつながりにくいかもしれません。簡単なADHDチェック項目などもございますので、まずはご本人さん自身が自分の傾向を探ってみるのも良いかもしれません。
大人の発達障害や・ADHDの診断を最終目的とするよりも、その診断を受けて、特性や生活のアドバイスや治療を踏まえて、より自分らしく、そして不得手な部分をより良い対処法を身に着けてみる。そんな未来志向の治療となることをみんなで目指してみませんか??
もし、大人の発達障害・ADHDでお悩みの方は心療内科・精神科・メンタルクリニックへお気軽にご相談くださいませ。

 

よくあるご質問よくあるご質問疑問にお答えします

Q双極性障害と言われ、お薬を飲んでいますが、日常生活(職場や学校、家庭、人間関係で)で上手く行きません。

双極性障害だけではなくADHDや発達障害の併存などの可能性も考えられます。一度当院にご相談下さい。

QADHDの診断には幼少期の行動がポイントになると書いて有りました。子供の頃は、取り立てて問題がなかった様ですが…?あまり 覚えていません。

思い出せればどんな些細な事でも結構です。お聞かせ下さい。もし可能でしたら、親御さんやご主人、身近な方とご一緒に来院下さい。周りの方たちの語るエピソードや、当時の学校の様子なども参考になります。

QADHDの治療のゴールって何でしょうか?

ADHDの治療のゴールは症状を無くすことではございません。

職場や学校、家庭での悪循環が好転し、自信を持って貴方の特徴と折り合え、それによって充実した社会生活が送れる事です。

QADHDって何ですか?

ADHDは(Attention-Deficit/Hyperactivity Disorder = AD/HD)は、別名注意欠陥多動性障害とも呼ばれ、不注意(集中力がない・気が散りやすい)、多動性(じっとしていられない・落ち着きがない)、衝動性(順番を待てない・考える前に実行してしまう)の3つの要素がみられる発達障害のひとつです。

Qネットを見ていたら、自分の子どもがADHDでは、と思います。

一度診察にお越しくださいませ。

初めて受診するときには、ご本人の受診はもちろんの事、お子さんの日頃の行動や様子を具体的に記録したメモや書面を持参いただけると良いです。また、母子健康手帳、保育園時や幼稚園時の連絡帳、小学校の通知表やお子さんの自筆によるノートなども参考になります。

QADHDの治療はどんなことをするのですか?

治療には「教育・療育的支援」と「お薬による治療」があります。

お薬を使わない治療として、子どもの周りの環境を整える(環境調整)、保護者の方が具体的な対処法を学ぶ(ペアレント・トレーニング)、本人が適切な行動を学ぶ(ソーシャルスキル・トレーニング)といった、教育・療育的支援があります。

またお薬によるADHD治療では、主にアトモキセチンとメチルフェニデート、リスデキサンフェタミン、グアンファシンが使われます。脳内の神経伝達物質であるノルアドレナリンやドパミンの不足を改善する働きなどがあります。

QADHDと診断されてお薬を飲んでいます。いつまで続けるのでしょうか?

必ずしも、一生飲むものでは有りません。お薬の効果や環境によって状況が変わるからです。

まずは一年程度を目安として、服薬継続の必要があるか、判断しましょう。ただし、焦りは禁物です。

QADHDの治療のゴールってどこでしょうか?

職場や学校、家庭での悪循環が好転し、自信を持って貴方の特徴と折り合える事です。それによって充実した社会生活が送れる事です。

「治す」というより、「元々持っているご自分の特性や個性を活かして豊かに生きる。」と考えましょう。そのお手伝いをさせてください。

QADHDと診断されました。相談出来る公的機関は有りますか?

保健所・保健センター、発達障害者支援センター、愛知県精神保健福祉センター、自治体の福祉相談窓口などがございます

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疑問にお答えします

2017.09.192020.01.22

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たくさんの方が、同じ様な症状で来院されています。
ご紹介している症状以外でも、「こんなことで受診していいのかな...」
と迷ったらまずは一度お電話ください。

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何卒ご理解のほど頂きまして今後ともよろしくお願いいたします。