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2020.05.012024.04.01

コロナストレス|お金や家庭・夫婦・子育てなど間接的なストレスにご注意

新型コロナ感染症が要因の「コロナストレス」

新型コロナ感染症(COVID-19)は、2020年4月29日現在、感染者数が約14,000人となり感染拡大が続いています。緊急事態宣言が発令され、全国的な外出の自粛、学校等の臨時休校、施設や店舗の休業など、わたしたちの日々の生活、経済活動に大きな影響を与えています。

コロナストレスの原因と対策について

様々な生活への影響、また先行きの不透明な現状に、「コロナ疲れ」「コロナストレス」という言葉を耳にする機会が増えてきています。

 

当院でも、コロナに関連した不安症状や神経症状を訴える患者様が増えております。これまでに経験したことのない不安や恐怖、生活スタイルに適応するために、多くのストレスを感じることは、自然なことです。

しかし、そのストレスが大きくなりすぎて、私たちの心やからだに不調が出てきて生活にも影響をしてしまえば、「うつ病」や「不安神経症」「不安症」などそれは医療機関で早めに診てもらうべき「こころの不調」となります。

 

ここでは、コロナに関連した私たちの様々なストレスや症状について、コロナによる「①直接的なストレス」と「②間接的なストレス」に関して解説していきます。

①コロナウイルスによる直接的なストレス「感染という不安と恐怖」

新型コロナウイルスの研究は、世界中で始まっていますが、未だに不明な点が多く存在します。また、現時点で確実に効果がある薬の検証も十分でなく、抗体を作るためのワクチンも研究の段階です。

そのため、「感染すること」そのものへの恐れ、恐怖が大きなストレスとなっています。

コロナうつ病はうつ病の一種です

自分や家族が感染する不安、実は感染しているのではないか?という恐怖

朝から晩まで連日ニュースでコロナ関連の情報が報道され、またSNSを含めたインターネットでは、最新の情報や、真実かどうか分からない情報も飛び交っています。

感染の不安や恐怖は、これらの過剰な情報にさらされ続けてることで、より大きくなる可能性があります。

こまめに行うべき殺菌、除菌作業もストレス

また、感染を防ぐために推奨されているこまめな殺菌、除菌もストレスの一つです。手洗い、うがい、手で触れる様々な箇所の消毒などは、完璧に行おうとすると、とても体力・気力のいることです。

また、こうしたら絶対に感染しないという保証でもないために、ゴールの見えない対策でもあります。

 

一方で、マスクやアルコール消毒液、除菌シートなどが入手しにくい状況も、この感染対策に対するストレスを一層強くしてしまっています。

マスクの対策や除菌作業もころなストレスの要因に

そのほかにも、コロナウイルスがもたらすストレスには様々なものがあります。

②コロナウイルスによる間接的なストレス

コロナウイルスの感染拡大による間接的なストレスには、以下のようなものが挙げられます。

【家庭に潜むストレス】

共に過ごす時間の増加、不安の高まりから夫婦間でのケンカが増える(※DV(ドメスティック・バイオレンス)の増加も報告されています)

消毒・除菌、在宅の家族の世話など、家事が増える

買い物の制限、必需品の売り切れ

運動不足、食べ過ぎ、飲みすぎによる体の不調

コロナウイルスによる自粛生活は、私たちの生活スタイルだけでなく、家庭内や家族の関係性にも影響を与えます。

通勤を控えるために在宅ワーク(リモートワーク)を取り入れた場合、夫婦や親子が家で共にする時間が増えます。その結果、一緒にいる時間が長いだけでなく、さらにそれぞれの不安やストレスが高い状況では、家庭内での不和が起こりやすくなってしまいます。DV(ドメスティック・バイオレンス)の数も、世界中で増加しているとの報告も最近では増えてきています。

コロナ関連のストレスなら名古屋市金山の心療内科へ

また、家事の負担も増加しています。必要なものを必要な時に買いに出かけられ、外食も自由にできた以前と異なり、外出を最低限にするためには、あらかじめ数日間の献立を考えたり、食材を多く買ったりしなければならないなどの負担も増えます。

 

さらに、運動不足や、ついつい家にいるとやってしまう食べ過ぎ、飲みすぎによる体の不調も報告されており、大きなストレスとなります。

【子育てに関するストレス】

保育所や学校の閉鎖により、在宅の子どもの世話

友達と外で遊ぶことの出来ない子どものストレスも高まる

感染後のリスクの高い高齢者世代に、子育ての助けを頼めない

子どもの学習の遅れへの心配

保育所や幼稚園、学校などの閉鎖は、子どもにも大人にも大きなストレスを与えています。

外出や友達との遊び、習い事などが制限されると、子どもは元気いっぱい遊び回ることが出来ず、それはストレスになります。また、子どもと費やす時間が増える家族の負担も増えます。

さらに、学校の再開のめどが立っていない地域では、特に学習の遅れへの心配がストレスとなります。自宅学習は、進捗を把握したり、予定通りに進めたりすることが困難なためです。

心療内科 ひだまりこころクリニック

【仕事に関するストレス】

医療従事者など、通勤し続けなければならないリスクや不安

在宅ワーク(リモートワーク)の効率や難しさ

経済の縮小による、仕事での売り上げや先行きの不安

新型コロナ感染症は、仕事の在り方にも影響を与えています。私たちの生活に必要不可欠な食品や日用品の流通に関わる仕事や医療従事者たちやその家族は、リスクや不安を抱きながら働いています。

また、事務作業を含む多くの会社が採用しているリモートワークも、環境の整備や効率性の面で、なかなか円滑に進めることができず、かえってストレスになっている場合もあります。

さらに、自粛を余儀なくされている職種では、売り上げの低迷や会社の存続の危機など、大きな不安を抱えることになります。

辛い症状でお困りの方はひだまりこころクリニック栄院までご相談ください

【お金に関するストレス】

失業や短時間勤務による収入の減少

給付金の申請の手続き

経済活動が著しく縮小しているために、収入が無くなったり減少したりしている家庭が多くあります。先が見えない状態が、いつまで続くのか、という不安も大きなストレスです。

さらに、政府や自治体による給付金の申請や受給手続きが受けられるのか、また、それらの重要な情報を逃さないようにと緊張した状態でいることも、大きな負担となっています。

コロナうつの治療ならひだまりこころクリニック金山院へ

【将来に関するストレス】

子ども・家族の将来設計ができない

今までみてきたストレス全てを総合し、これからの生活がどうなるのか、社会や世界がどのようにコロナウイルスに打ち勝っていけるのかが分からない、という先行きの不安も大きなストレスとなっています。

コロナうつ病の診断と治療も行っている心療内科・メンタルクリニックです

さいごに

このように、様々なストレスを解説してきましたが、私たちはこれらのうち1つのストレスを抱えているわけではありません。いくつものストレス因が複雑に絡み合っているのです。下の図に示すように、これら全てが「コロナストレス」と言えるでしょう。

コロナストレスに関連した悩みとは

ここで重要なのは、これらのストレスは私たち誰もが自然に持つストレスということです。これまでに経験したことのない不安や恐怖、生活スタイルに適応するために、ストレスを感じることは、当然なのです。しかし、これらのストレスが大きくなりすぎて、心や身体に不調をきたしてしまえば、それは早く医療機関に相談すべき「心の不調」かもしれません。

心や体の異変にご自分で気づかれたり、家族や周囲の人に指摘をされたりした場合は、名古屋市金山のひだまりこころクリニック金山院までご相談下さいませ。

コロナストレスへの対処法や、コロナストレスによって引き起こされる病気については、別のページで詳しく解説します。

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参考・引用文献

内閣府ホームページ「DV相談+」 https://soudanplus.jp/

東京新聞「コロナ在宅 DV増加懸念 そばに加害者 相談も困難」(2020/4/22) https://www.tokyo-np.co.jp/article/living/life/202004/CK2020042202000174.html

日本経済新聞「外出自粛・巣ごもりで飲酒量増加 依存症悪化の懸念も」(2020/4/28) https://www.nikkei.com/article/DGXMZO58568170Y0A420C2CE0000/

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