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2021.05.272024.04.01
適応障害とうつ病との違い
適応障害とストレスとの関係
適応障害はストレスなどがきっかけで生じてしまう疾患であり、そのようなストレス環境下で明確に心身の不調が生じてしまう疾患です。
米国の精神疾患の診断基準では、きっかけとなるストレスの3か月以内で発症することと言及されていますが、国際的な疾患分類であるICD-10では1か月以内であるとされています。
うつ病について
一方で、うつ病は慢性的な経過で、一日中落ち込んだりすることが特徴であります。もちろん症状の一つ一つをとってもうつ病と適応障害では類似している部分が非常に多いです。また、ストレスがきかっけとなって発症することもあるという点でも、うつ病は適応障害と似ていると言えるでしょう。
適応障害とうつ病との違い
適応障害はストレス因がきっかけで不調になってしまうが、一日中不調が継続したりするとうつ病への診断となる場合も
適応障害ではストレス因子にさらされると体調が不安定になったりなど、環境因子による心身の変化が著明な点が特徴であります。実際にそのようなストレス要因のない場面では比較的落ち着いていることが多いのですが、慢性化したり、症状の変化が一日中継続するなどすると、うつ病や不安障害などの診断へと変化をして行くことがあります。
例えば、職場での配置転換がきっかけでその職場にいると辛い、仕事上のミスで上司との関係が悪化して上司と顔を合わせたり同じ空間にいると不調が出てしまう等といった症状であれば、自宅や休日ですら落ち込みや不安が継続している場合には、うつ病や不安症などの診断へと変化する場合もあるのです。
しかし、ストレス因からくる不調というのは、精神面・身体面さまざまな症状を呈するので、「これはストレスではない」といった自己判断は禁物です。もし、環境に依存して不調が合わられる場合には適応障害などのメンタル面の不調かもしれません。特に、慢性化するとうつ病や不安症への変化も考えられますので、一人で悩まずご相談されることをお勧め致します。
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