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2020.04.132024.04.01
1枚10円でマスク販売/飛沫感染予防の強化のために
マスク販売/飛沫感染予防の強化のために
当院は、感染予防を強化する目的として患者様およびスタッフ「全員」にマスク着用をお願いしています。
感染予防効果を高めるために、ご自宅からの装着をお願いしておりますが、もしお持ちでない方に対しては、院内で販売・提供も行っております。
1枚10円で市販マスクあるいは、無償の簡易マスクをご準備しています
院内「全員」にマスク着用をお願いしていくための取り組み
もしも来院時に、マスクをお持ちでない患者様へは
・1枚10円にて市販マスクの販売(仕入れ差額は当院が負担しています)
・無償にて簡易マスクの提供(簡単な手順で作成可能です)
のどちらか一方のマスクをご提案・ご提供しております。
もちろん、当院もマスクの入手が非常に高騰かつ本当に困難を極めており、患者様にはできれば感染予防の面からも、ご自宅からのマスク装着にて来院いただけるよう推奨をさせて頂いております。
特に、心療内科やメンタルクリニックは対面・対話を重視した診療・治療の特徴という点があります
当院は新型コロナ感染に対する予防策を十二分に配慮して、患者様の診療にしっかりと取り組みたいという思いと、当来のマスク市場価格を元にして考慮しましたこと、どうかご理解ご容赦頂けましたら幸いです。
なお、患者様から頂きました、マスクの代金はすべて日赤へ寄付させていただく予定です。
どうして院内で、「全員」のマスクの装着にこだわるのか?
■「全員」がマスクを装着することで、院内の感染防止対策を更に「強化」できるからです
ここでは、当院がなぜ全員にマスクの装着をお願いするのかという理由を解説しております。
■コロナ感染症の感染防止対策としては、主に接触感染対策・飛沫感染対策が主軸
マスクの効果には、特に飛沫感染の予防効果が強い
感染していない人「だけ」がマスク装着する効果はまだはっきりしないものの…
健康な人が通常のサージカルマスクを着用した時に、新型コロナウイルスを吸い込む量を減らしたりすることが可能であるといったデータと、実は吸い込むウイルス量を減らせないといったデータの両方が存在しているのは事実だと思います。
つまりは、まだかかっていない人に対して、新型コロナ感染症のリスクそのものをコントロールできるといった確たる情報は、サージカルマスクが持つ素材の隙間の問題や、サージカルマスクでは完全に口を密閉できないといった、隙間の問題が絡んで、有効性についてはまだまだどちらとも言い切りづらい面もあると思います。
ウイルス感染者から、感染していない人への飛沫感染予防にはマスク装着は役立つ
しかし一方で、新型コロナウイルス感染症に罹患している方は、咳やくしゃみ更には会話の時の唾などで、ウイルスをたくさん含んだ飛沫やエアロゾルを周囲にまき散らしてしまうことがあります。
そんな時、サージカルマスクを装着していることでその飛沫やエアロゾルを減少させることができ、「新型コロナ感染症にかかっていない人達を含めた」周囲への感染予防策として、マスク装着には一定の効果があるのです。
会話での唾や飛沫物なども、感染対策する必要があるのです
くしゃみや咳だけではなく、会話や食事による唾や飛沫物も、飛沫感染のリスクとなり得ることには注意が必要なのです。
つまり、会話時にもお互いにマスクをすることは、飛沫感染対策にもとても有効なのです。
ここで、心療内科・精神科・メンタルクリニックの特性とは
当院は、心療内科・メンタルクリニック・精神科ですので、メンタルヘルス治療を主軸に診療にあたっている診療科です。
ですので主に感染に対して治療する科ではないかもしれませんが、そうは言っても感染対策をおろそかにしても良いという訳では一切ありません。
むしろ診療科の特性上は患者様との対面・対話が医療行為の中で大変重視される診療科ですので、特に飛沫感染対策については非常に配慮する必要があるのではないかと考えています。
このたびの新型コロナ感染症に伴い、感染予防対策を当院が一層重視することにより、少しでも多くの患者様に安心して、必要なメンタル診療を受けていただけるように当院は尽くしております。そのためにも、当院は患者様全員にマスクの装着をお願いしております。
新型コロナ感染症の特徴として注意すべきこと
特に、「本人が気が付かずに、無症状ウイルス感染者となっている可能性もゼロではない」という点は非常に注目かと思います。
以下に特徴を列挙しました
- ①新型コロナ感染症には無症状の方も多いとされており、ウイルスに感染していない人との区別が本人ですらつかないことが多い
- ②新型コロナ感染症は接触感染だけではなく、飛沫感染(エアロゾルも含め)のリスクも非常に高いのです。そのために換気や距離の確保、さらにはマスクや感染防具などの重要性が非常に高いウイルスです
- ③ウイルス感染から発症までに数日から1~2週間程度かかり、潜伏期間があります
- ④新型コロナ感染症が改善しても、その後のウイルスの保有期間が28日とされる報告もあり、比較的長いとされている点(しかしその時期に関する感染性はまだ不明)
- ⑤新型コロナ感染症とは異なる病初期は、かぜ症状と新型コロナ感染症とで区別がつきにくいことが多い
があります
つまりは、もしかして風邪症状が無くても、知らない内に新型コロナ感染症に感染してしまっている、無症状の人もいるかもしれないですし、ご自身でも知らないうちに自然軽快して治ってしまっている人も少なくはないのかもしれません。
つまり当院が、「全員」にマスクの装着をお願いする理由とは
マスクの装着は新型コロナウイルスの飛沫感染とエアロゾル感染を防ぐ対策にもなります
その上で、多くの人が、新型コロナウイルスに感染していなかったとしても、ごく少数いるかもしれない無症状感染者の人の可能性を考慮して、
「全員」でマスクを装着することは、ウイルス保有の有無に関係なく「飛沫物そのものを大きく減らすことが可能」となるので、飛沫感染のリスクをさらに低下させることが可能です。
クリニック全員にマスク装着をお願いすることは、クリニック全体の飛沫感染予防の強化、さらには感染予防対策に大きくつながるのです。
先日、アメリカのロサンゼルスのスーパーマーケットでは、マスク装着をお客様全員に法律で義務付け、職員を含めたスーパー内での感染リスク減らすための施策を4月10日から実施しているそうです。もし、違反した場合には罰則もあるようです。
もちろんマスク着用だけが新型コロナウイルスに対する感染対策ではありません。
接触感染予防策や、その他の飛沫感染対策に対しても当院は強化しています
マスク着用の強化だけではなく、サーキュレーター強制換気の徹底等を含めた他の飛沫感染対策だけではなく、アルコール消毒などの「接触感染」対策も院内で講じていくことは、少しでも安心して患者様にメンタル診療を受けてもらう上で大変重要であると考えております。
最後に
メンタルクリニックや心療内科・精神科を含めた必要な医療機関への受診や診療自粛は現在ありません。
しかし、新型コロナウイルスの感染を懸念した、社会的な外出規制の影響もあり、受診そのものをためらってしまう方も、もしかしたらみえるかもしれません。
このような医療が必要な方たちが我慢しすぎてしまって、こころの不調がどんどん辛くなってしまいすぎたり、こころの不調の影響で日常生活への影響が更に大きくなってしまう前に、少しでも安心して医療機関へ受診して頂け、「こころ」の相談ができるように当院は取り組んでおります。
医療を必要とされている方たちが、今後も適切な医療を受けられるように、皆様のご理解ご協力の程、どうぞよろしくお願い申し上げます。
ひだまりこころクリニック金山院
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