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2020.06.292024.04.01
【産後うつ病の特徴について】かかる人は意外と多い!?
産後うつ病の頻度は意外と高い!?
産後うつ病という病状をご存知でしょうか?
分娩後6週間以内に発症した抑うつ症状やうつ、メンタル・精神障害の事を指しますが、産後うつ病とは出産後10%のママに発症する可能性があると言われております。
この産婦の10%にうつ病を生じる可能性があるというのは、意外にも多いという印象を持たれる方も多いのではないでしょうか?
出産がうつ病に関連する理由とは
特に、出産というのは、出産の前後や、授乳という行為により、女性ホルモンを含めた体の生理的変化が著しく、また出産に伴い母子の関係を含めた環境の変化も大きなものとなります。また出産に関連した不安も強いために、精神的負荷は必然的に大きくなりがちです。
このような体と環境の変化に対する負荷の為に、「出産」の前後で、抑うつ症状や不安症状が強くなり、気持ちの落ち込みや変化も大きくなってしまうのです。
また子育ての役割に対する負荷も、身体的な負荷が大きい
特に産褥期やその後の産後の体調の変化と共に、子育ての精神・身体的な負荷が大きくなると、孤独感を感じやすくなったり悲観的な感情が増大に大きくなります。その結果、産後うつ病やマタニティーブルーという病状を起こしやすくなります。
産後うつ病の経過は、子供の養育にも影響を与える
産後うつ病では、お母さんが精神的に不安定になったり、赤ちゃんへの養育が十分に進まないこともあるなど、子供への養育面にも影響を及ぼしてしまう事もあります。
赤ちゃんが成長したら産後うつ病も落ち着くだろうという認識は危険
また、この時期には、産後うつ病に関連して自殺率も高くなってしまう等もあるために、周囲の配慮は一層大切です。
特に産後うつ病は、双極性障害の関連も大きいのではないかと懸念されているために、躁病状との関連の高さからも自殺というリスクについては十分な考慮が大切です。
ですので、お母さんとして慣れるまでの我慢、みんな乗り越えて母親になっている、子供が成長したら落ち着くといった楽観的な判断は禁物です。
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