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クリニックブログ

2020.04.222024.04.01

コロナ離婚やコロナ危機の夫婦関係のストレスなら、ひだまりこころクリニック金山院までご相談くださいませ

コロナ離婚や、コロナ危機の夫婦関係の解決なら

新型コロナ感染症に伴う自宅待機や自粛の影響で、コロナ離婚や夫婦喧嘩が問題になりつつあります。

 

新型コロナの影響で自宅待機やテレワークなど、普段以上に自宅で過ごされている方も多いのではないでしょうか?

それに伴い、家庭内で夫婦がともに過ごす時間も長く、お互いの不満やストレスなど見えてくる部分が大きく膨らんで、夫婦関係に亀裂を生じて離婚の危機に陥ってしまう人も増えてきている印象です。

 

また、このようなきっかけが今回の様な新型コロナ感染症をきっかけとして、望んでもいないのに自宅で過ごさせられているといった想いや、周りに振り回されている環境が更に「ストレス」を強く感じやすくさせてしまっており、夫婦への不満のぶつけ合いのきっかけにもなっているのではないでしょうか?

コロナうつ病の診断と治療も行っている心療内科・メンタルクリニックです

①夫も家にいる事が多いのに、手伝ってくれない

テレワークなどの自宅勤務や待機で夫婦ともに、自宅にいるにも関わらず、家事や家庭の役割が「妻」に偏りがちですと、家庭内での不満が大きくなりやすいです。

女性の言い分と男性の言い分

「どうしてもっと手伝ってくれないの?」「夫は何もしない」といった、妻の不満にも容易に繋がりやすく、また夫側としては「文句言われてばっかり」「イライラしていてこっちも気分が悪い」といったように文句を言われたことで、より不満を爆発させてしまう事も多いようです。

男性の想い

どのように手伝ったら良いのか分からない、妻のやり方と合わないことに対する不満をぶつけられると、男性側としても反発して対応してしまったり、どうせ何をやっても怒られるといった気持ちを持って妻に対してぶつけやすくなってしまうのも特徴です。

女性の想い

妻側としては一緒に過ごす時間が長くなるほど、夫の「手伝う」といったスタンスに不満を頂きやすく、「一緒」に取り組む姿勢や「分担」といった担い方を家庭で求めてしまっている事もあります。

コロナ夫婦離婚や不安症状や治療なら名古屋市金山の心療内科へ

このようなお互いのすれ違いが、新型コロナ感染症という状況下で意図せず生じてしまうと、どこにストレスをぶつけていいのかお互いの不満の解消の仕方が分からずに、離婚などの選択を取ってしまう事も十分に考えられます。

男性からの関わりのアドバイス

妻に対するねぎらいの言葉だけではなく、「〇〇してくれてありがとう」といった、妻がしてくれて助かっている具体的な行動について言及したり、「一緒にできるようになりたい」「一緒に取り組めるようになって、分担ができるようになったら」といった未来へ向けた「共同」の行動を提案することは、ストレスを軽減する上で大変重要と考えられます。

女性からの関わりのアドバイス

また、妻側も夫が取り組んでいることに対する感謝や姿勢に対するねぎらいを伝えることも増やしたり、「片付けてほしい」などの表現ではなく、具体的な表現で依頼をするコミュニケーションも増やしていく事も大切であると考えられます。

 

今回の新型コロナの影響の様に、共同生活が長くなったり、濃くなってくると、お互いへの感謝の言葉が少なくなって、つい不満が大きく感じられやすくなってしまいます。

普段以上に、相手の存在に関して助かったところや、感謝を伝える機会やコミュニケーションがどれだけ持てるかが、重要になると考えられます。

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②夫が手洗いや感染対策、マスク対策などに非協力的

帰宅時に手を洗わない、自粛でもあるにも関わらず気にせずよく出歩く、マスクの装着が不十分といった、現在コロナの影響で配慮するように指摘されている箇所への取り組みに関して、夫婦での感じ方や取り組みへの差はコロナ影響下では生じやすくなっているようです。

女性の傾向とは

特に女性は男性よりも、感情面から行動を左右される部分も強い傾向にあるともいわれており、今回の様に連日コロナ関連のニュースが流れている中で、コロナにかかってしまったら大変という「不安」や、感染対策としてのマスクや手洗いを行う事に対する「安心」や、家族や周囲の人への影響への「配慮や使命感」というのが、女性にとっては比較的に働きやすい環境なのかもしれません。

男性の傾向とは

男性の方にそのような使命感がないわけではないのですが男性はどちらというと、行動を起こす為には理由や根拠がはっきりしているかどうかに影響される方も多いようではあります。

特にコロナ感染症などの様に、はっきりしない相手に対する対応の「面倒臭さ」を感じたり、自分はコロナにかからないのでは?、そこまでやっても変わらないのでは?といった想いを抱いてしまう事もあるようです。

コロナうつ病の家族のサポートについて解説しています

このような考え方の違いが、必ずしもすぐに夫婦の不和につながるのではないのですが、「どうしてちゃんとやってくれないの?」「まただよ、怒られたりガミガミいわれてうんざり」といった反発や不満につながりやすく、このような積み重ねが「あの人とは合わない」といった結論を誘発させやすく、夫婦喧嘩や離婚につながってしまう事もあります。

コロナ対策自体がそこまで嫌ではないのに、反発心につながってしまうのは

特に、手洗いやマスクの装着自体は、そこまで骨の折れる取り組みではないものの、何度も繰り返し指摘されたり、怒られたり、非難されることは、「余計な反発心」を招きやすく、「そこまで言われて、やりたくない」と感じてしまうのも事実ではあります。

この場合は、「夫がコロナにかかったら心配」「夫がコロナにかかったら困る」といった、あくまでも妻の「安心」の為ではなく、夫本人のことを「考えて」心配していての感染対策のアドバイスであることを付け加えることは大切なのかもしれません。

心療内科 ひだまりこころクリニック金山院へコロナストレスも相談ください

③子どものしつけに口を出すようになり、妻のせいにする

 

コロナの影響で、自宅に子供と夫婦で過ごすことも多くなっている方も多いのではないでしょうか?

そうであれば、夫自ら子供に接することも多くなってゆきます。

 

そのような関わりの中で、子供が夫の思うような振舞をしなかったり、反発しようものなら「妻のしつけがなっていないせいだ」として、不満をぶつけるだけではなく、妻のせいにして非難をすることも多くなっている印象です。

コロナ夫婦離婚でお困りの方は心療内科ひだまりこころクリニック金山院までご相談ください

妻はこれまでの経験から、【子育ては上手くいかないことも多い】といったことを理解していることも多いのですが、【しつけは親の責任】といった考えを元に、夫が妻を非難してしまうと「何も分かっていないくせに」といった衝突を招きやすくなります。

 

過去に原因を求めて追及をするのではなく、「今この時期からでもしつけや教育などふくめた子供との関りを持てること」「一緒に取り組んでみようよ」といった働きかけ、子供も成長の過程にある訳であり自分の要求や葛藤の中にいることを感じられる時期である事や「大人の一緒で、今このコロナのストレス環境が負担に感じているのかもしれない」といった、夫婦間での子育てに関するコミュニケーションはお互いのすれ違いを緩和させやすくなります。

夫婦間でやはり重要なのは、「共感」と「感謝」

「子育てって、すごく大変だね」「一緒に考えてくれてありがとう」、子育てや家庭内での『感謝』や『共感』が少しでも夫婦の間に生まれ、それをお互いにちゃんと伝え合う事は、コロナの影響下で家族の時間が必然的に多くなっているこの時期だからこそ、家族で協力して乗り越えていくためにも大切なことなのかもしれません。

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  • 野村紀夫 監修
  • ひだまりこころクリニック 理事長 / 名古屋大学医学部卒業
  • 保有資格 / 精神保健指定医、日本精神神経学会 専門医、日本精神神経学会 指導医、認知症サポート医など
  • 所属学会 / 日本精神神経学会、日本心療内科学会、日本うつ病学会、日本認知症学会など

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