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2019.10.192024.04.01
家族が共倒れをしてしまわないためにも、うつ病治療で大切な事
家族が共倒れをしてしまわないために、うつ病治療で大切な事
うつ病治療では、時として自宅療養を必要とするだけではなく、うつ病治療が長期にわたることにより、家族の長期的なサポートが大切となることがあります。
何とか家族が良くなってほしいと思うがために、頑張りすぎてしまったり、逆にそのような言葉が、うつ病の患者様にとって負担となりすぎてしまう事で、お互いにストレスを感じて、ぶつかることや、上手くいかずに一人で悩むことが大きくなってしまう事もあるのです。
家族を含めた周囲の方達の、うつ病の治療のサポートや気配りが長期になることで、周囲の方たちの疲労感が大きくなったり、家族の心身的負担が大きくなってしまい疲れ果ててしまう事もあります。
そうならない為にも、うつ病の症状やどのようなサポートが重要であるのかを知っていることはとても重要と考えられます
うつ病の症状は毎日一定ではありません。時には「待つ」といった対応が有効であることもあります
うつ病の症状は毎日変動する症状でもあります。それだけではなく、一日を通して時間ごとに症状が大きく変動する方も見えるために、周囲の方たちは大きく動揺をすることもあるかもしれません。
ですが、うつ病は少しづつではあるが良くなる病気であるという事です
うつ病の患者様が、体調不良である時には「しっかり休むようにそっと声をかけること」も大切です。
また体調が良い時や、体を動かしたり、取り組むことができた時には、ほめてあげることや良い点を見つけてあげることも大切です。ここで大切なのは、「比較をすることで常に改善をするように促してはいけない点には重要です」
うつ病の治療では「病気が良くなるまで待とうと考えること」も大切なのです
うつ病で辛いために、極端な考え方を持ってしまう事があります
うつ病の症状が継続したり、落ち込んだり不安な感情が強くなることで、物事を極端な面でとらえてしまう事があり、周囲を困らせてしまうことがあります。
ご家族の方たちは、このような考えに大きく巻き込まれずに、本人の想いに一定の理解を示しながら、それでも良くなろうとしている事、治療を継続している事へのねぎらい、患者さんの良い点を見つけてあげるなどの対応も、患者さんのサポートにはとても大切なことなのです。
「患者―家族間」で煮詰まってしまうこともある
家族と本人との関係は、サポートという面では強い絆で結ばれているという利点もありますが、時として近すぎる関係としての側面を持つこともあります。本人が「家族の前”では”」、頑張りすぎてしまったり感情的になったり、素直になれないことがあるのです。
そんな時こそ、外来通院を継続して、本人の心の内を整理してみることも大切です。
抑うつやうつ病の為に、癖となってしまった考え方や見直しなどを家族だけであはない医療者と一緒に患者が治療に取り組むことで、うつ病の症状が安定して、結果として家族との関係も落ち着くこともあるのです。
うつ病でお困りの方は、心療内科・精神科までお気軽にご相談くださいませ。ひだまりこころクリニックは、うつ病の診断・治療をしている心療内科・精神科・メンタルクリニックです
野村紀夫 監修
ひだまりこころクリニック 理事長 / 名古屋大学医学部卒業
保有資格 / 精神保健指定医、日本精神神経学会 専門医、日本精神神経学会 指導医、認知症サポート医など
所属学会 / 日本精神神経学会、日本心療内科学会、日本うつ病学会、日本認知症学会など
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