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2019.10.182019.11.14

うつ病で大切な人が困っている時には|名古屋市金山の心療内科ブログ

身近な人たちだからできること「うつ病で大切な人が困っている時には」

うつ病で、大切な方が悩んでいるとき

うつ病の人たちに、励ましたり、激励や喝を入れてしまう事が逆効果であるという指摘は皆さんご存知かもしれません。ではなぜ、「うつ病の方達に、励ましをすることは逆効果」なのでしょうか?

うつ病の方たちは、何を取り組まないといけないのか、どうしたら自分が取り組めるのか、何から手を付けてよいのかといった事が混乱してしまうのです。このことはうつ病の為に上手に順序の整理ができなくなってしまったり、取り組もうとしても体が動けなくなってしまう、何をしたら良いのか思考が止まってしまう事から原因であると考えられます

そのような状況で、周囲から「もっと頑張れ」「どうしてできないんだ」「君ならできるよ!」といった言葉を浴びせられてしまうと、余計に空回りをして、頑張り切っているのにこれ以上頑張れない、失敗に対する恐怖の増幅や、自分に対する自信の喪失などの悪影響を招いてしまうために、更に、抑うつ状態や、不安症状が強く出てしまうために、結果として「うつ病で悩んでいる人たちを更に苦しめてしまう」事にもつながってしまうのです。

 

うつ病で治療中の方の、周囲のサポートとは

無理に励ましてはいけないのであれば、どうしたらよいのでしょうか?

うつ病の人には、励ましてもいけないし、放っておいてもいけないのであればどうしたらよいの?という質問を外来でも多く受けます。放っておいて良いという訳ではなく、うつ病の本人は、やってもいいねという支えをもらいながら、一歩一歩進んでいく事が目指せることが大切ですとお答えさせていただくこともあります。

本人が、これだけはやってみようかな?やろうと思っている、という場面を、家族がそっと支えてあげることが、本人が一歩を踏み出すための大きな支えになっているのです。

また、その際には、しっかりとできたこと、取り組めたことを周りからねぎらってあげることも大きな支えになります

そのような、一つ一つのできたという積み重ねを大きくしながら、うつ病の患者様自身が、少しずつでも着実に自信を持つことができるようになり、うつ病の症状ももちろん改善につながるサポートとなります。

決して、周囲から励まして自信をつけるように、激励してあげるのではなく、うつ病の方自らが、自信をもって行動を少しづつ取っていけるように支えてあげることが重要なのです。

 

周囲の人たちには、時としてブレーキ役も重要です

うつ病の方達には、上手く物事を判断したり、決定をすることがなかなかできなくなってしまうために、結果として強い焦りにつながってしまう事があります。そのために、うつ病による体調不良を差し置いて、無理をしすぎてしまったり、体調が悪いにも関わらず行動してしまってより悪い結果を招いてしまうといった事もあります。

特に、うつ病で体調がすぐれない時や、疲れが目立ている時には、「しっかりと体を休ませてあげることも重要だよ」と声をかけてあげることも大切なのです。

 

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