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2018.06.172025.03.22

強迫性障害とはどんな病気ですか?

強迫性障害とは?

強迫性障害(OCD)は、自分の意思とは関係なく不安や恐怖を感じさせる考え(強迫観念)が繰り返し浮かび、その不安を和らげるために特定の行動(強迫行為)を繰り返してしまう心の病気です。

たとえば「手が汚れているのでは」と感じて何度も手を洗ったり、「鍵をちゃんとかけたか」と何度も確認したりします。本人も「やりすぎだ」とわかっていても、やめられないのが特徴です。この状態が続くと、日常生活や人間関係に大きな支障をきたしてしまいます。

発症率は100人中2~3人ほどで、決して珍しい病気ではありません。多くは10〜20代で発症し、放置すると長期化しやすいと言われています。

強迫性障害の症状

強迫性障害には、いくつかの典型的な症状パターンがあります。

  • 不潔恐怖
    「手が汚れている」「病気に感染するかも」という恐怖から、過剰に手を洗ったり長時間お風呂に入ったりする。ドアノブや手すりなど、直接触れることを避けるケースもあります。

  • 確認行為
    「鍵を閉めたかな」「ガスを消したかな」といった不安から、何度も確認を繰り返します。自分だけでなく家族にも確認を求めることがあり、周囲を巻き込むこともあります。

  • 加害恐怖
    「誰かに危害を加えたかもしれない」という強迫観念を持ち、実際には何もしていなくても、周囲の人や警察に確認し続けてしまうことがあります。

  • その他のこだわり
    「決まったルールを守らないと不幸が起きる」「不吉な数字を避ける」「物を左右対称に置かないと落ち着かない」といった、ルールや配置への過剰なこだわりも見られます。

症状が重くなると、日常のほとんどの時間を強迫行為に費やしてしまい、外出や人付き合いが難しくなるケースもあります。また、繰り返しの強迫行為や不安から気持ちが落ち込み、うつ病を併発してしまうことも少なくありません。

強迫性障害の原因

明確な原因はまだ解明されていませんが、いくつかの要因が複合的に関与していると考えられています。

  • 気質的要因
    幼少期の教育や、「これをしてはいけない」と強く否定された経験が影響している場合があります。

  • 環境要因
    受験、就職、結婚、育児などの大きなライフイベントや、虐待・トラウマの経験が引き金となることもあります。

  • 遺伝・生理学的要因
    セロトニンという神経伝達物質の異常や、脳の機能的な偏りが関連している可能性が指摘されています。

強迫性障害と併発しやすい病気

強迫性障害を抱える方は、以下のような疾患を併発することがあります。

  • 不安障害
    社交不安障害、パニック障害、特定の恐怖症など、長時間続く病的な不安を伴う疾患。

  • 強迫性パーソナリティ障害
    規則や秩序への強いこだわりを持ち、柔軟な思考や対応が難しくなる状態。強迫性障害と似ていますが、別の疾患です。

  • チック症
    顔をしかめる、首を振る、声を出すなど、無意識の反復動作が見られる疾患。

  • 摂食障害
    拒食症や過食症の形で現れ、体型や体重に対する過剰なこだわりを持つ場合もあります。「食べると太る」という強迫観念が絡むことも多いです。

強迫性障害の治療方法

強迫性障害の治療には、大きく分けて 薬物療法 と 認知行動療法 があります。個人差はありますが、この2つを組み合わせるとより効果的とされています。

  • 薬物療法
    SSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)を中心に、不安や強迫行為を抑える効果が期待できます。一定期間継続することで、気分の安定や行動のコントロールがしやすくなることが多いです。

  • 認知行動療法
    「曝露反応妨害法」と呼ばれる方法を用い、不安を引き起こす状況にあえて直面しつつ、強迫行為をしない訓練を繰り返します。また、物事の捉え方や思考のクセを見直し、不安や恐怖を軽減するアプローチも行います。

強迫性障害は「本人の意思の弱さ」や「性格の問題」ではなく、誰にでも起こりうる病気です。早期の治療と適切なサポートで、症状の改善や回復が期待できます。もしあなたや身近な人が悩んでいるなら、ぜひ精神科や心療内科へ相談してみてください。

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