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クリニックブログ

2020.10.222024.04.01

「買い物依存症」と「衝動買い」の違いとは?

買い物を思わず「たくさん」「予定外」で繰り返してしまう事はありませんか?

このような沢山の買い物を「ふと」行ってしまう事は、誰しもが多く経験がある事なのではないでしょうか?

また、ショッピング自体が趣味であったり、楽しみとしての娯楽、更にはご褒美として位置付けている方も多いのも事実だと思います。また、そのような良点があるからこそ頑張れたり、最大限の実力を発揮できることもあると思うのです。

しかし、純粋な趣味や楽しみ、ご褒美を超えて、買い物という行為が「あれ?なんかいつもと違うな」「買い物ってこんな感じだったかな?」「買い物前後の気持ちが全く違う」「周りの人たちの買い物の様子と自分は違うのかな?」

と思ったら、それは”買い物行動に対する注意のサイン”かもしれません。

つまりは、知らないうちに、気分を良くするための切り替えの手段として、買い物という行為で「置き換えすぎ」てしまって、「違和感」が自分の中で出てきてしまっているかもしれないからです。

辛い症状でお困りの方はひだまりこころクリニック金山院までご相談ください

メンタルクリニックで相談すべき、衝動買いと買い物依存とは

メンタルクリニックで相談すべき衝動買いや買い物依存には2種類があります。主には1⃣メンタルの不調から来る、衝動的な買い物行動、2⃣自分の身の丈に合わない繰り返す買い物行動(買い物依存症)、などがあります。

1⃣メンタルの不調から来る、衝動的な買い物行動とは

不安やつらい気持ちを発散させる目的での買い物を繰り返してしまったり、気が大きくなったり開放的になって大きな買い物を繰り返してしまう事です。

もちろん、ストレス発散としての買い物が問題という訳ではありません。また、ご褒美目的は実力を最大限引き出すことも可能となります。

そのような一時的なストレス発散や頑張るための目標としての買い物ではなく衝動的な買い物を繰り返しながら自分の不調や不安を紛らわせる行為が継続していることがないかという事が重要なのです。

・落ち込みを紛らわせるため

・不安を紛らわせるため

・気分がハイになって止められない

・辛い気持ちに耐え切れなくて

といった経緯がきっかけで、衝動的な買い物を繰り返してしまう方は、うつ病不安症双極性障害などのメンタルの不調が関連していることも多く、メンタルクリニックや心療内科・精神科などのメンタルの不調を来す疾患に対しての相談受診を経ながら、心の不調の改善を目指していく事も大切かと思います。

買い物依存症に関して

2⃣自分の身の丈に合わない、買い物行動【買い物依存症】

・借金をしてでも買い物を止められない

・カードの限度額が来ていても買い物をすることが止められない

・購入してもすぐに使えるものではないのに沢山買ってしまう

・買っても中身を開けることなく溜まっていく

・自分が〇〇だったら欲しいもの、将来▲▲になったとしたら必要なもの、といった現実面とはかけ離れた購入が多い

・買い物という行為が頭の中を一杯に占めていて拭い去りにくい

上記のいずれかに当てはまっている方は、もしかしたら買い物依存症という依存症の状況かもしれません。

もちろん、買い物依存症は同時にメンタルの不調から来る衝動的な買い物の状況を併発していることもある点には注意が必要です。つまり買い物依存症にうつ病双極性障害などの気分障害を併発してしまっていることもあるのです。

買い物依存症について

治療は気分の不調に配慮した治療も重要

買い物行為の限界に直面することで、更にメンタルが不安定になりやすい

買い物という行為は金銭的な面や消費スピードの限界もあり無限に際限なく「買い物を繰り返すこと」は現実的に難しいかと思います。

メンタルの不調や依存といった行動が、「買い物行為の限界」と結びついて、逆に自分を苦しめてしまう様になり、更にメンタル面で不安定になるからです。

つまり「買い物をしたいのにできない」「買い物する間は気分が良いのに、買い物後に落ち込みが強い」「買い物をすることで借金など社会的立場や人間関係を壊してしまった」といった、影響が出てしまうのです。

そのために、メンタルの不調に対するケアや治療に取り組むことは大切です。

買い物に対する、偏った見方がある場合にも

買い物や購入物は時として、自分を理想に近づけたり、周りからの注目を浴びやすくなります。そのような感覚が大きく変化してしまうと、自分が満たされていないと感じる部分、たとえば容姿や評判などを埋め合わせるために、買い物行為を行ってしまう事もあります。

そのような認知面の変化がある場合には、見直しを図ることも治療の一助となります。

【買い物依存】メンタルの不調で「衝動的な買い物」行為に駆られることもあるのでご注意

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野村紀夫 監修
医療法人 山陽会 ひだまりこころクリニック 理事長 / 名古屋大学医学部卒業
保有資格 / 精神保健指定医、日本精神神経学会 専門医、日本精神神経学会 指導医、認知症サポート医など
所属学会 / 日本精神神経学会、日本心療内科学会、日本うつ病学会、日本認知症学会など

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