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精神科・心療内科でもらえる漢方薬にはどんなものがありますか?

クリニックブログ

2017.11.30

精神科・心療内科でもらえる漢方薬にはどんなものがありますか?

❖補中益気湯

この漢方は疲れやすい、食欲不振、食後眠くなる、息切れがする、体力がない方の寝汗や不眠、慢性化した胃下垂、脱肛などに使用されます。

過度の疲労や暑さにより消化器の機能が低下したことで引きおこる症状に対する処方です。

元気のつける作用の強い黄耆や四君子湯(人参、白朮、甘草、茯苓)が含有されていて

大棗、生姜、陳皮は消化機能の衰えに対して配合されています。

以上の生薬から補中益気湯は消化機能が衰えて、四肢倦怠感が著しい方に向いています。

❖六君子湯

この漢方は四君子湯(人参、白朮、甘草、茯苓)に陳皮と半夏を加えた方剤です。

四君子湯は元気がなく、体力もないといった気虚(元気がない)という症状に使用される基本の処方で、胃腸虚弱や胃もたれに適応があります。

この、四君子湯に蠕動を促進し、食欲を促進させる人参と陳皮や、嘔吐を止め胃の浮腫を改善し、胃の機能を高める茯苓・半夏がプラスで含有されています。

補中益気湯より胃の機能改善作用を高めた方剤と言えます。

❖加味帰脾湯

この漢方は食欲不振で元気がないなどの症候と、貧血、不安あるいは不眠などの症状が同時に見られるような場合に使用されます。漢方ではこの症状を気血両虚と言います。帰脾湯に柴胡と山梔子という生薬が加わり、加味帰脾湯は構成されています。

帰脾湯は不安、悲壮感、不眠、食欲不振、元気がない症状に使用され、柴胡は気分を晴れ晴れとさせる効果があります。

❖加味逍遥散

この漢方は、精神不安、冷え性、虚弱体質、月経不順、月経困難、更年期症状などに使用されます。

当帰、芍薬は血色が悪い、貧血に対応しています。

白朮、茯苓、生姜、甘草は胃腸機能を強化します。

薄荷と柴胡は気分が晴れないなどの、うっ滞した状態(漢方では気滞と言います)を正す生薬で、栄養状態、元気ともに低下した虚弱者でうつうつとした気分に奏功する方剤です。

水の偏在を改善する白朮と茯苓の組み合わせも含有されています。

適応に「婦人」と記載がありますが、男性に使用されることも多いです。

❖柴胡加竜骨牡蛎湯

この漢方は胃腸機能を整え、抗炎症作用を有し生体を元気にする小柴胡湯に体を温めてエネルギーを巡らせる桂皮と、気分を安らかにする茯苓、精神活動を安定させる竜骨・牡蛎が加わった処方です。

竜骨・牡蛎・大棗・茯苓は不安、焦燥、不眠、動悸、驚きやすさなどの症状を改善します。

柴胡・半夏はイライラ、緊張、抑うつなどの症状を改善します。

黄ゴン・大黄は熱を冷ます生薬で、のぼせ、火照り、怒りなどを改善します。

竜骨・牡蛎には、ふるえ、ふらつきなどを改善させる作用もあり、鎮静作用が強いのが特徴です。柴胡加竜骨牡蛎湯の特徴はこの竜骨・牡蛎が含有されていることが特徴です。

以上より、本処方は驚きやすく、イライラしやすく、ストレスが原因の過興奮状態を鎮静する方剤と捉えます。

 

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