クリニックブログ
2017.07.292020.10.02
パーソナリティ障害の治療方法と目標、大切な事とは
パーソナリティー障害の治療における大切な考えとは
パーソナリティ障害の治療はその特性上、長期にわたっての治療が必要となります。その為、治療する立場であるDrと患者さんが一緒に治療に取り組むことが大切です。
パーソナリティ障害では、患者さん自身が困っている事や周囲との関係性について悩まれていることは多くあるのですが、では何が問題であるのかという点には気が付いていない方も多いのが特徴です。
パーソナリティー障害の治療における「考え方の見直しの役割」とは
自分の内面を知る上でもまずは問題になっている事は何かということをハッキリとさせること、そしてその問題解決の為には何をしたらよいのかについて、患者さんにも積極的に考えてもらいながら心理士と共に検討します。こういった患者さんの困りごとや問題点に対する考え方に向き合い、変化させるために、支持的精神療法・認知行動療法などの心理療法や精神療法が行われるのです。
パーソナリティー障害の治療における「薬物治療」とは
薬物療法では、気分安定薬や抗うつ薬であるSSRIや抗精神病薬を症状の軽減目的で使用することもあります。これらは患者さんがどのタイプのパーソナリティ障害なのか、どんな症状で困っているのかという事から判断して使用します。特にパーソナリティー障害の患者様はうつ病やパニック障害など他の精神疾患を合併しやすいので、そちらの治療も並行して行っていく必要性もあります。
パーソナリティ障害は治りますか?
パーソナリティ障害はそのままで自然完治するのは難しいですが、心理療法や精神療法を中心にしっかりと治療を行えばその苦痛は軽減します。ただ本人のパーソナリティが絡んでくる疾患であるため、長期間に治療がわたる可能性も十分ありますので、本人が治療の必要性をしっかりと認識して取組む事が必要になります。
パーソナリティー障害の治療目標と大切な事とは
パーソナリティー障害は本人のパーソナリティ(性格面)が大きく絡むことから、完全にパーソナリティー(性格面)を変えるといったことを目標にするのではなく、相手を困らせたり社会的に適応しづらくさせている病的性格面を、もっと適合されやすい健全な面へ認知や考え方を少しづつシフトして増やしていくという考え方が大切です。
それと同時に家族の方々にも長期間の治療におつきあいいただく事になるので、特別に扱いを変えるような事なく、治療にご協力いただければと思います。
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