クリニックブログ

2017.04.162017.04.16

春は心の不調が起きやすい？

４月になり、半月が過ぎました。

春になると、気候は暖かいのに、どこか不安に感じたり、落ち込んだりすることがあります。

春は１年の中で一番変化が多い時期です。

異動や転勤による環境の変化、昇進による立場の変化、進学などによる人間関係の変化、同居家族の環境の変化、引っ越しによる生活環境の変化・・・

といった様々な環境の変化が、複数同時におこることで、心身ともにかなりの負担になります。

この”ストレス”が積み重なることで、うつになりやすくなります。

また、春は一年のうちで一番気候の変化が大きいといえます。寒暖差もストレスになっているのです。

私たちの自律神経は、血圧や体温などのからだの機能が正常に働くために指示を出す司令塔のような役割を担っています。

自律神経は、この春の激しい寒暖差によって自律神経が乱れ、心身の不調につながっているのです。

からだの自律神経機能に頼るだけでなく、服装で温度調節ができるようにしましょう。

重なるいくつかのストレスによって、私たちは、気づかないうちにうつ病のような症状になることがあります。

自分のココロやカラダの声に、耳を傾けてみましょう。

まだ大丈夫、と言っていますか？　まだ頑張れる、と言っていますか？

頑張るときも必要ですが、時には「頑張らない」という選択も必要です。

走り続けてきているのであれば、時に休憩をとり、自分をメンテナンスする時間をとりましょう。

気分転換しているつもりでも、どこか楽しくないとか、今まで楽しめていたことが楽しくないなど、「あれ？」と思うことがあれば、受診いただいた方が、良いでしょう。

受診することで、ご自身の考え方の癖を知ることもできます。

ひだまりこころクリニック

たくさんの方が、同じ様な症状で来院されています。
ご紹介している症状以外でも、「こんなことで受診していいのかな...」
と迷ったらまずは一度お電話ください。

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