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2015.10.192021.05.13

日常生活とカフェイン依存症「うつ病やパニック障害との関係とは」

カフェイン依存症とは

日常生活の中で飲用されるコーヒーやコーラ、栄養ドリンクや紅茶などを好んでいる方に多く見られる症状で、カフェイン依存症があります。

この症状はカフェインの過剰摂取によるものが多く、またカフェインを含む錠剤を服用している方が、さらにコーヒーなどを多く飲用することで現れます。

1日250mg摂取では神経過敏・不眠・興奮・顔面紅潮・頻脈などの症状がありますが、ほとんどの症状に自覚症状はありません。精神症状が主ですので、自覚するまでに時間がかかります。

このようなカフェイン摂取に伴う症状は、時として眠気覚まし、疲労感の減退目的、脳をはっきり働かせたい、といったシーン目的で多く多用されることがあります。

しかし、カフェインの摂取でこのような症状の軽減や高揚を得ることを繰り返すと、次第に必要となるカフェインの量が増えてしまい、「もっとカフェインを摂取しないといけない・したくなる」状態が継続したり、カフェインを摂取していないと倦怠感が強く感じられるなどの、カフェイン依存症の状態が起きてしまいます。

カフェインの摂取は、精神症状や精神疾患を不安定にもさせやすい

実は、神経質な人やうつ病パニック障害不眠症を患っている方では、カフェイン依存症やカフェイン摂取によって、症状が悪化や発作を招きやすくなってしまいます

不眠症に対するカフェインの摂取は、更なる不眠症を誘発させやすくなってしまうなどのイメージはつきやすいかもしれませんが、カフェイン摂取によってパニック障害ではパニック発作を誘発させてしまいます。

また、うつ病の方は抑うつ症状のために活動をするためのエネルギーが枯渇している状態なので、カフェイン摂取では逆にうつ状態を悪化させてしまうのです。

精神症状やメンタルの不調がある場合には重症にかかわらず、しっかりと休養・療養を行うことで、精神的・肉体的に過労の状態を緩和して、バランスのよい栄養を心がける事が大切です。

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