クリニックブログ
2017.09.222017.09.22
漢方薬はどのように使い分けますか?
一般的に婦人科の漢方は大きく3つのタイプで使い分けがなされています。
●瘀血タイプ
症状:頭痛、めまい、肩こり、色素沈着、月経困難、しもやけ、頭がのぼせて手足が冷える、便秘、しみ、しもやけ
瘀血とは血流の流れが悪くなっている状態です。血流が悪くなると、肩こりや、しもやけになるのは有名です。桂皮、牡丹皮、桃仁などの生薬が血流の流れを改善します。
瘀血を改善する代表的な漢方薬は 桂枝茯苓丸です。
●血虚タイプ
症状:頭がぼーっとする、動悸、月経不順、月経異常、月経痛、皮膚の乾燥、あかぎれ、不眠、睡眠障害、髪の毛がパサパサする、集中力低下、貧血、ふらつき
血虚とは血液の成分が足りていない状態のことを指します。
血液が足りていないと、ふらつきや、動悸、女性特有の症状が出てきます。
当帰、芍薬、地黄などの生薬が血の成分を補充する働きがあります。
血虚を改善する代表的な処方は 当帰芍薬散です。
●気逆タイプ
症状:不眠、イライラ、怒りっぽい、ストレスを感じる、物事に驚きやすい、のぼせ、ほてり、胸やけ、吐き気
気逆とは体内の気(生体エネルギー)のめぐりが悪くなり、のぼせや、ストレスをより感じやすくなっている状態です。エネルギーの停滞は体の一部に熱が発生すると言われており、これがのぼせの原因とされています。
柴胡、薄荷、蘇葉といった生薬にはストレスを緩和させる作用があります。
気逆を改善する代表的な処方は、加味逍遥散です。
- うつ病
- お知らせ
- お薬
- クリニック日記
- その他
- パーソナリティー障害
- パニック障害
- ペットロス
- メディア情報
- 不安障害・不安症
- 不眠症・睡眠障害
- 五月病
- 依存症
- 全般性不安障害
- 双極性障害・躁うつ病
- 広場恐怖症
- 強迫性障害
- 心的外傷後ストレス障害(PTSD)
- 愛西市から通える心療内科
- 抗うつ薬中断症候群
- 新型コロナ感染症
- 月経前不快気分障害(PMDD)
- 津島市から通える心療内科
- 清須市から通える心療内科
- 生活リズム
- 発達障害・ADHD
- 社交不安障害
- 稲沢市から通える心療内科
- 統合失調症
- 考え方や認知面など
- 自律神経失調症
- 認知症
- 適応障害
-
2024年
-
2022年
-
2021年
-
2020年
-
2019年
-
2018年
-
2017年
-
2016年
-
2015年
一人で悩まずに、まずは一度ご相談ください
たくさんの方が、同じ様な症状で来院されています。
ご紹介している症状以外でも、「こんなことで受診していいのかな...」
と迷ったらまずは一度お電話ください。
※担当医師によっては上記診療時間内であってもご予約がお受けできない場合がございます。ご予約時間についてはスタッフにお尋ねくださいませ。
何卒ご理解のほど頂きまして今後ともよろしくお願いいたします。
ボタンをタップで電話がつながります
電話受付時間9:00~18:00
- ※ひだまりこころクリニック診療時間内で受付いたします。
- ※繋がりにくい場合は時間を空けて再度お電話ください
オミクロン株対応
ファイザーXBB接種Web予約
- 当日でも予約可能!
- 接種券と身分証明書をお持ちください。
- 名古屋市外の方はワクチンナビより住所地外接種届けをお願い致します。
名駅エスカ会場は予約枠を拡大しました。
当日でも接種可能になりました!
金曜・土曜 9時〜21時