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睡眠障害の原因とは？心理原因と身体原因

2019.12.052019.12.13

睡眠障害の原因とは？心理原因と身体原因

睡眠障害の原因にはどんなものがあるのでしょうか？

不眠症・睡眠障害の原因は人によって様々です。原因によって生活習慣を見直すだけで大丈夫な場合や、医師による治療が必要になる場合もあるなど、対処法も変わってきます

大きく分けると、心理的原因・身体的原因・精神医学的原因・薬理学的原因があります。またこれらの原因は1つだけ当てはまる方もいれば、いくつかの原因がも複合的に絡み合って睡眠障害・不眠症を起こしている方もいらっしゃいます。ここでは心理的原因と身体的原因についてお話をさせていただきます

１つ目の「心理的原因」について

心理的原因は何らかのストレスに関連して起こる不眠で、一番イメージしやすいものかと思います。例えば、家族や親友などの身近な人の死や仕事上での問題によるストレスが原因となります。また、心配事や予期される大イベントを控えていると、なかなか寝付くことができないでいるというご経験をお持ちの方も多いのではないでしょうか？？

このような場合には、不眠症や睡眠障害も一時的なものであることが多く、特に眠れなくなった前後の出来事について思い出してみると、何が要因だったのか後から明らかになってくることがあります。

２つ目の「身体的原因」について

身体的原因は身体の病気や症状が原因で起こる不眠を指し、外傷などの痛みを伴う疾患や湿疹や蕁麻疹、アトピーなどの痒みを伴う疾患、喘息発作や頻尿、花粉症などの耳鼻症状、むずむず脚症候群など寝つきが悪くなる場合や寝ていられないような状態になってしまう疾患が原因となります。

アトピー性皮膚炎によるかゆみや花粉症によるかゆみや鼻の不快感でなかなか横になっても寝付くことができないと経験されたことがある方は多いのではないでしょうか？？

これらは病気や症状自体を治療することで改善されるケースが多いので、眠れないほど辛い状況であるということも含めて、しっかりと医師に相談をしてみてください。

特に身体的原因による不眠症は慢性的に継続してしまうきっかけともなり、ストレスの為に、更に身体的原因となる疾患が悪化してしまうという悪循環に陥ってしまう事もあるのです。その場合には、睡眠薬だけではなく原因となる身体的疾患の治療もしっかりと見直す必要もありますので、我慢しすぎて体調を大きく崩してしまう前に医療機関へご相談をおすすめいたします。

ひだまりこころクリニックでは、不眠症や睡眠障害の治療も行っております、原疾患の治療の経過を聴取しながら睡眠薬などのお薬の調整も行っております心療内科、メンタルクリニックですのでお気軽にご相談くださいませ

心療内科ひだまりこころクリニック