クリニックブログ

2016.12.232021.06.23

統合失調症ってどういう病気？

100人に1人という割合で発症すると言われている疾患が統合失調症であり、決して稀な病気ではありません。

身近な人が最初に統合失調症・あるいは何らかのメンタルの病気を疑うのは、「現実にはあり得ないような訴えを聞いた」場合や、「ひどくイライラしたり、攻撃的になったりしたのを見た」場合が多いようです。

もしくは、「引きこもりの生活を送るようになった」ことをきっかけに気づく場合もあります。

統合失調症の診断・治療なら心療内科ひだまりこころクリニックへ

現実離れした言動は、統合失調症の特徴的な症状とされる「幻覚」や「妄想」によるものだと考えられます。

このような健康な人にはないものが現れる症状を〈陽性症状〉と呼びます。

他にも、自分の考えが他人に分かってしまうと感じる「さとられ体験」や、自分で行動しているのも誰かに命令されているように感じる「させられ体験」なども特徴的な〈陽性症状〉です。

逆に、健康な人が本来持っているものがなくなる症状を〈陰性症状〉と言います。

興味・関心や意欲が低下したり、表情が乏しくなったり（感情鈍麻）、友達付き合いが減る（自閉）などがあります。

統合失調症は、症状が短期間で変動したり悪化しやすいことも症状の特徴の一つと言えるかもしれません。

もし、統合失調症かもしれない。相談したほうがいいかもしれないと思われた際には、精神科や心療内科・メンタルクリニックなどの医療機関へ早めにご相談されることをおすすめいたします。

引用文献：　図解　やさしくわかる統合失調症

心療内科ひだまりこころクリニック

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