クリニックブログ
2015.07.102019.10.31
脳血管性認知症とは
脳血管性認知症について、脳梗塞や脳出血の影響で認知症症状が出現してしまいます
脳血管性認知症とは、脳梗塞やくも膜下出血等の病気による血管障害が原因で脳の細胞に酸素を送れなくなり、その結果神経細胞が死んでしまうことによって起こる認知症です。
認知症の中ではアルツハイマー型認知症に次いで患者数が多いとされています。女性よりも男性の方が多く発症する傾向があります。
アルツハイマー型認知症と異なり、症状が良くなったり悪くなったりの症状を繰り返していきます
アルツハイマー型認知症が徐々に症状が進行していくのに対し、脳血管性認知症は症状が良くなったり悪くなったりを繰り返しながら進行していきます。また、血管障害が起きた場所によって症状が変わります。
血管障害を起こした部分は脳の機能が低下しますが、正常に機能している部分もあるので、脳血管性認知症はまだら認知症になりやすいという特徴があります。
また、1日の中でもボーっとして何もできない時と、それまでできなかったことが急にできるようになったりする場合があります。それに、感情のコントロールができなくなるので、急に泣いたり怒ったりすることがありますが、急に無表情になってしまうこともあります。
脳血管性認知症は、初期は認知症状が出ていることを自覚してしまっている事があります
脳血管性認知症が初期の場合、自分が認知症だと理解していることもあるので、より深い配慮が必要になります。
そのために、落ち込みや不安・不眠などの症状が出てしまい、うつ病や不眠症・不安症を合併してしまっていることがあります。
また、アルツハイマー型認知症と比べると早い段階で身体機能が低下する場合があり、介護の負担が大きくなることもあります。介護を長く続けるには、介護サービス等を利用してできるだけ負担を小さくすることが大切です。
ひだまりこころクリニックは地域の医療機関と連携をして、頭部の画像検査なども適宜実施をしております
稲沢市・津島市・愛西市・清須市・あま市からも多くの患者様が認知症かもとご相談いただけております。土曜日・日曜日も診療をしている心療内科・メンタルクリニックですので、お気軽にご相談くださいませ。
ひだまりこころクリニック
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