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2017.03.222017.03.22

閉塞性睡眠時無呼吸症候群の治療とは?

閉塞性睡眠時無呼吸症候群の治療とはどういったものでしょうか。

まず一つ目。

生活指導が挙げられます。減量のための食事療法及び運動療法、就寝前のアルコール摂取を控える生活指導がこれにあたります。特に肥満の場合には、肥満自体が閉塞性睡眠時無呼吸症候群を引き起こす要因になりますので減量は大きなポイントになります。

閉塞性睡眠時無呼吸症候群の標準的な治療法として、“CPAP”という方法が確立しています。これは睡眠時に鼻に装着したマスクを介して陽圧を気道内に送り込み、気道の開存を維持して、呼吸を確保する方法です。

閉塞性睡眠時無呼吸症候群に対する治療の第一選択はCPAPでありAHI≧20に対して保険適用されています。

この基準を満たさない閉塞性睡眠時無呼吸症候群の患者さんに対しては通常“OA”という方法が保険適用を認められています。OAとは物理的に上気道を拡大させる口腔内装置の事です。その他にも扁桃肥大や小下顎症などの形態異常に対する外科手術も選択肢にはあります。

日本の閉塞性睡眠時無呼吸症候群の推定患者数は数百万人規模ですが、標準的な治療法としてCPAP療法が確立しているにも関わらず、実際に治療中の患者数は約15万人と少なくなっています。

では、CPAP.療法はどれくらい効果があるのでしょう?

CPAP療法はOSASによって無呼吸状態になってしまうことや睡眠が途切れてしまう状態を是正することができるので、OSAS患者の日中の活動性やQOLの改善、睡眠に起因する事故のリスクの軽減が期待できます。実際にBuchnerらが行った研究(平均観察期間6年)では未治療群(軽症、中等症例が93%)と比較してCPAP治療群(軽症、中等症例が57%)では、64%もの心血管イベント発症リスク低下が認められています。 

その他にもOSASに伴う合併症の予防として、高血圧、インスリン抵抗性の改善も報告されています。

 

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