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【統合失調症】風邪と同じく、早めの治療が大事です

2016.02.162020.05.13

【統合失調症】風邪と同じく、早めの治療が大事です

統合失調症は早めの医療機関への相談が大切

統合失調症は治りにくいといったイメージをお持ちではありませんか？

統合失調症というと大きな病気のように感じますが、早目に治療を開始してコントロールすることで、日常生活を問題なく送れる場合が多いのです。

どの病気でもそうなのですが、メンタルに関する病気の場合でも早めに見つけて、早くから治療することで症状の悪化を防ぐことが出来ます。

しかし、統合失調症も含めた心の病気の場合、病状の初期には本人に病気という認識がされにくい事が多い点には注意です。このため、一番初めに異変に気が付く周囲の方としては、ご家族の方の場合が多いです。

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統合失調症の陽性症状、最初は本人も気が付きづらい

統合失調症の症状のひとつに、幻覚や幻聴が起こることがあります。これらの症状を陽性症状と呼ばれるもので、統合失調症の特徴的な症状でもあります。

統合失調症の初期は、陽性症状から出現する方も非常に多く、初めのうちはその状態が起こることに対してびっくりしたり動揺をしたりしますが、患者さんはその症状が続くうちに、次第に自分の気持ちを安定させるためにその幻覚に意味を持たせようとします。

最初は「疲れているのでは？」、「たまたま見えた」、「周りがたまたま気が付かなかっただけ」。から次第に、「自分だけに見えるのは何か特別な意味があるのではないか？」「何かのお告げなのか？」「秘密裏に監視されているのでは？」「誰かにひそかに狙われているのでは？」といった感情が湧いてきて、

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その状態が無治療のまま続いてしまうと、だんだんと幻覚や幻聴といった陽性症状が強く悪化してきてしまいます。そのような症状の悪化の為に、余計に混乱して錯乱状態になってしまう方も見えます。

陽性症状が強く長引いてしまうと、必要に応じては入院治療が必要となってしまったりなど療養期間も長期化しやすくなってしまうのです。また、大きな陽性症状や陰性症状の波はその後の生活の質にも大きく影響してしまうので、お早目に精神科やメンタルクリニック・心療内科といった医療機関へ受診・相談することがとても重要なのです。

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