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2017.06.132017.06.13

うつ病の急性期ってどんなとき?

うつ病の急性期とは、気分の落ち込み、不安、イライラ、不眠、食欲の低下など、うつ病のつらい症状を改善していくための期間です。

うつ病は、治療を始めてすぐに改善を目指そうとすると、焦る気持ちから不安が強くなり、逆に回復がおくれてしまうことがあります。また、回復の過程には、良くなった後で少し逆戻りすることもよく起こります。

「焦らず、じっくりと」治療に取り組んでいきましょう。

急性期の治療で大切なことは、「心の休息」と「薬の服用」です。

うつ病患者さんは、「休むことは悪いことだ」「休んでいる自分はダメな人間だ」と考えてしまいがちです。

しかし、例えば、糖尿病の患者さんが、「甘い物は好きだから」といって、甘い物を食べ続けながら糖尿病の薬を服用しても効果は期待できません。

同じように、うつ病も過度のストレスがかかった状態のままでは、治療の十分な効果は期待できません。これまで一人で抱えてきた負担をいったん軽くして、十分な心の休息をとることが大切です。

うつ病は「気のもちよう」ではなく、脳の機能不全が関係しています。

ストレスになるような出来事が重なり、周りのサポートも十分に得られない状況が続くと、ストレスを脳が処理しきれずにパンクしてしまい、脳の機能不全が起こります。

その結果、脳が決めている「ものの見方」が極端に悪い方向に向かい、自分の今の状況をより悪く感じたり、周囲のサポートは頼りにならないと考えて、悪循環が形成されてしまいます。

薬と休息には、この悪循環の中心となっている脳の機能不全を改善させる働きがあります。

お薬は、自分の判断で飲んだり飲まなかったり、はやめましょう。疑問のある時は、気にせず、主治医の先生に相談してください。

 

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