うつ病の急性期にできることとは?

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心療内科・老年心療内科・精神科ひだまりこころクリニック

うつ病の急性期にできることとは?

クリニックブログ

2017.08.10

うつ病の急性期にできることとは?

うつ病の急性期にできること~ご家族のサポート~

うつ病の急性期とは、気分の落ちこみ、不安、イライラ、不眠、食欲の低下などのうつ病のつらい症状を改善していくための期間です。急性期は最もうつ病の症状が重く、患者さんは症状のつらさを訴えるだけでなく、考え方や発現もこれまでの患者さんとは思えないくらい否定的になっています。しかし、こういった否定的なものの見方は、うつ病による脳の機能不全が原因で起こっている状態で、患者さん本来の考え方ではないことを理解しておくことが大切です。ストレスになるような出来事が重なり、周りのサポートが十分得られずに、一人で抱え込む状況が続くと、ストレスのきっかけになった出来事を脳が処理しきれずにパンクしてしまい、脳の機能不全が起こります。その結果、脳が決定しているものの見方が極端に悪い方向に向かい、自分の今の状況をより悪く感じたり、周囲のサポートは頼りにならないと考えたりする結果、悪循環が形成されてしまいます。うつ病とは、このような悪循環が形成された状態であるということをご家族も知っておくことが、これからのうつ病治療をサポートするうえでとても大切になります。患者さんはものの見方が極端に悪い方に向かっているため、「こんなふうになったのは自分の弱さのせいだ」、「環境に問題がある限り、治療を受けても良くならない」、「自分だけこんな目に遭っていて、誰もわかってくれないし、解決の方法があるとは思えない」という考えが強く、治療に積極的ではありません。大切なことは患者さんが抱えている問題に共感しつつも、「心の問題は治療では治らない」という患者さんの考え方に巻き込まれないことです。

十分に休息できる環境を~ご家族のサポート~

うつ病の急性期では脳の機能不全を改善するために、薬と十分な心の休息、あるいは脳の休息が基本となります。しかし、否定的なものの考え方が強くなっている患者さんは、「100点でなければ0点だ」とか「~でなくてはならない」というように、ものの見方が極端になり、いくら「心の休息が大切です」と担当の医師に言われても、「休むことは悪いことだ」「休んでいる自分はダメな人間だ」と考えて、休息をとる気持ちになりません。しかし、薬物治療の効果がしっかりと現れるようにするためにも、これまで、一人で抱えてきた負担をいったん軽くして、十分な心の休息をとることが大切です。患者さんが会社で働いている場合は休職という形をとったり、専業主婦の場合は自宅にいるとあれこれと気になるため入院という形をとったりして、今まで患者さんがストレスとなっていた環境から離れてもらい、休息できる環境づくりをサポートしてあげてください。患者さんは、休むことが悪いことだと思っている一方で、何かやってみてもうまくいかずにどうしてよいかわらず困っているため、ご家族から「今は休むことが最優先だよ」と言ってもらえることで、心の負担はとても軽くなり、休もうという気持ちになれます。

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