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うつ病と性別に関係がある?

クリニックブログ

2017.03.24

うつ病と性別に関係がある?

女性のうつ病有病率は男性の約2倍というのが一般的な意見であり、障害罹患率は10~25%と言われています。厚生労働省の患者調査を見ると、うつ病・躁うつ病患者さんは2008年全体で約104万人の中で男性は約39万人女性は約65万人、2011年ですと96万人のうちで男性は約37万人で女性は約59万人となっています。また年齢別でみましても、年代によって数や割合に差はあるものの、女性の方が男性よりも多いという点は変わりはありませんでした。

 

ではなぜ、女性の方がうつ病になりやすいのでしょうか?

女性の方がうつ病になりやすい理由としては、様々な要因が絡み合っているために一概には言えません。

まず、ホルモン分泌などの生物学的要因があります。女性ホルモンであるエストロゲンは気分に影響を与えるセロトニンの調整にかかわっているため、月経前などエストロゲンが減少する時期になると気分が落ち込みやすくなります。またプロゲステロンといったホルモンも同じように変化することが精神面に影響を与えます。

また、社会的要因として、まだまだ女性が社会の中で制約される機会が多くある事が言われています。その一つがいわゆる「ガラスの天井」と言われるものです。これは成果や実力を兼ね備えていながらも、女性やマイノリティであるというだけでその昇進がはばまれるという見えない壁が存在しているという状態のことを指します。これは日本だけでなく、アメリカ合衆国大統領選の際にもヒラリー・クリントン候補が敗北宣言の中で使用している言葉で、まだまだ世界的にも女性の社会進出の壁が高いことを示しています。

また、妊娠・出産・更年期といった、女性特有のライフイベントなどもストレス要因となります。

 

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