クリニックブログ
2017.03.25
女性ホルモンと精神面の関係とは?
女性ホルモンにはエストロゲンとプロゲステロンがあります。
エストロゲンには海馬におけるアセチルコリン調整作用・抗ドーパミン作用に加えて、セロトニン神経系の働きを修飾するといった働きがあります。セロトニンはうつ病においても治療対象となり、不安や焦燥感を抑える働きがあります。このエストロゲン量が変化することによってセロトニン伝達機能障害を起こすため、女性にはうつ病が多いと考えられています。
またもう一つのプロゲステロンは、抗不安作用をもたらすGABA受容体に働くのですが、このプロゲステロンの量が変化することで不安発作のが起こりやすい状況になります。
そのため女性に不安障害が多いと言われております。このように女性ホルモンは精神状態に大きな影響を与え、またこの女性ホルモン量は刻々と変化しているため、女性は気分障害が起こりやすい状況にさらされているといえます。
では、女性に特有なうつ病はどんなものがあるのでしょう?
おおむね毎月月経があるものですが、その月経前に不快な心身症状が起きる月経前症候群(PMS)や月経前不快気分障害(PMDD)、妊娠中のうつ病、出産後に起きる産後うつ病(産褥後うつ病)や更年期うつ病があります。
これらは、いずれも性ホルモンが大きく変動するために起きると言われています。
次のブログで、PMSやPMDDなどについて、書いてみましょう。
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