強迫性障害(OCD)の診断はどのようにしますか?

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心療内科・老年心療内科・精神科ひだまりこころクリニック

強迫性障害(OCD)の診断はどのようにしますか?

クリニックブログ

2017.11.14

強迫性障害(OCD)の診断はどのようにしますか?

❖強迫性障害(OCD)の診断について教えて下さい

主に2つの診断基準が用いられてどちらも国際的に広く使われています。

①(DSM)アメリカ精神医学会による、精神疾患の分類と診断の手引きです。症状の現れ方によって病気を分類するもので、数年ごとに改定されています。現在、強迫性障害は「不安障害」の一つとして分類されています。

② (ICD)世界保健機構による疾病分類。統計に基づきDSMと似た考え方分類しています。現在、強迫性障害は「精神性障害、ストレス関連障害および身体表現障害」のひとつに分類されています。

医師は診察の結果を、これらの診断基準に照らし合わせ、強迫性障害であるかどうかを診断します。又、強迫症状はうつ病、統合失調症など、他の精神疾患でもみられるため、それらとの鑑別が必要です。脳炎、脳血管障害、てんかんなど、脳器質性疾患でもみられるので、これらが疑われる場合は鑑別のための検査(血液・髄液などの検査、頭部CT、MRIなどの画像検査、脳波検査など)が必要になります。薬物やギャンブルへの依存症も、「やめなければいけないとわかっていながら、やめられない」という点では強迫性障害に似ていますが、依存症ではその行為に快感を伴うのに対し、強迫性障害では快感はなく苦痛のみである点が異なっています。

❖強迫性障害(OCD)の治療方法について教えて下さい

 治療法には、薬物療法と精神療法があります。  薬物ではSSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬、ベンゾジアゼピン誘導体、症状が重い場合は少量の抗精神病薬も用いられます。SSRIは、脳内の神経伝達物質セロトニンの濃度を減らさないように作用することで強迫性障害(OCD)による強迫衝動を和らげる効果があります。

 精神療法では、「曝露反応妨害法」と呼ばれる認知行動療法が有効です。患者さんに意図的に恐怖や不安に直面させ、かつ強迫行為を行わないように指示し、不安が自然に消失するまでそこにとどまらせるという方法です。強迫観念と強迫行為を繰り返さないようにしていく意図的な治療法です。

強迫行為なしで、不安感、不快感、恐怖感を長時間放置することによってこれらの感情に慣れていき、徐々に苦しみが減少していきます。

 

 

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