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2017.08.07

【うつ病の治療】睡眠のリズムを整えることの大切さとは?

睡眠のリズムを整える

うつ病の症状として「眠れない・・」という不眠症・睡眠障害はよく現れます。

不眠症や睡眠障害は、なかなか寝付けないといった入眠困難の状態を想定されている方も多いのではないでしょうか?また、うつ病パニック障害不安症とも関連しているために、多くの方達が困り、悩まれている疾患なのです。ここでは不眠症や睡眠障害について詳しく解説をいたしております

うつ病で起きやすい睡眠障害とは

うつ病の急性期には特に強く現れ、寝つくことができたとしても、夜中に目が覚めてしまう事(中途覚醒)でお困りの方も非常に多く、一度目覚めてしまうと、朝まで眠ることができずに悶々としているうちに朝が来てしまい、眠った気がせずにだるさが残るという状態(早朝覚醒)が続く患者さんも多くいます。

そのため、昼間に眠ってしまって、昼夜の生活が逆転してしまう場合もあります。

うつ病の急性期には睡眠のリズムを無理に整えようとしなくても良い

うつ病の急性期は心の休息が優先で、「眠りたいときに眠り、起きたいときに起きる」「自分が楽と思えるやり方で過ごす」ことが目標ですから、これでよかったのです。

夜の中途覚醒や早朝覚醒にこだわらない、本人の体調に応じた休息は「うつ病の急性期」では大切な治療です。

うつ病の回復期では睡眠のリズムも意識しよう

しかし、症状が安定してきた回復期では、朝は布団から出て、太陽の光を浴びる、昼間は散歩に出るなどして徐々に活動を増やしてみる、そして、夜も遅くまで起きていないようにする、というように睡眠と覚醒、休止と活動のリズムを整えていきます。

ただし、「睡眠がよくとれるようになっていたのに、また眠れなくなってきた・・」というときには、うつ病がぶり返している可能性もあります。

不眠症状の存在そのものが、うつ病を悪化させてしまったりすることもあるので、特にうつ病の回復期には睡眠の状態について意識しておくと、今の状態が良いのか悪いのかを知る目安にもなります。

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野村紀夫 監修

医療法人 山陽会 ひだまりこころクリニック 理事長 / 名古屋大学医学部卒業

保有資格 / 精神保健指定医、日本精神神経学会 専門医、日本精神神経学会 指導医、認知症サポート医など

所属学会 / 日本精神神経学会、日本心療内科学会、日本うつ病学会、日本認知症学会など

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