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クリニックブログ

2017.06.202025.03.21

「不眠症」とはどんな状態?

不眠症とは?その状態と基準について

「最近、なかなか眠れない」「夜中に何度も目が覚める」「朝早く目が覚めてしまう」——そんな悩みを抱えていませんか?

今回は、不眠症について詳しくご紹介します。不眠症は単に「眠れない」だけではなく、国際的な基準に基づいて診断される状態です。どのような状態が不眠症に該当するのか、見ていきましょう。

不眠症の定義

睡眠障害国際分類第2版(ICSD-Ⅱ)では、不眠症を次のように定義しています。

「睡眠の開始や維持、一定した睡眠時間帯、眠りの質に繰り返し障害が生じ、眠る環境や時間が適切であるにもかかわらず、その結果として昼間の生活に悪影響が及ぶ状態。」

つまり、ただ「寝つきが悪い」だけでなく、「日中の生活に支障が出るほどの睡眠トラブル」が続く状態が、不眠症とされるのです。

不眠症の一般的な基準

ICSD-Ⅱでは、不眠症に共通する一般的な基準を示しています。以下のような症状に当てはまるかどうか、チェックしてみましょう。

A. 夜の睡眠トラブル

  • 入眠困難(なかなか眠れない)
  • 睡眠維持困難(途中で何度も目が覚める)
  • 早朝覚醒(朝早く目が覚めて二度寝できない)
  • 回復感のない、質の悪い睡眠が続く

子どもの場合➡保護者が「寝る前にぐずる」「一人で眠れない」といった状態を報告することが多いです。

B. 適切な睡眠環境があるのに眠れない

  • 寝る環境や時間が整っていても、睡眠トラブルが続く場合に不眠症が疑われます。

C. 日中の生活に悪影響が出る

夜の睡眠トラブルに加えて、次のような日中の不調が1つ以上現れることが条件とされています。

1️⃣ 疲労感や倦怠感

2️⃣ 注意力・集中力・記憶力の低下

3️⃣ 仕事や学業、対人関係への支障

4️⃣ 気分の落ち込み、イライラ、焦燥感

5️⃣ 日中の強い眠気

6️⃣ やる気・自発性の低下

7️⃣ 職場や運転中などでミスや事故を起こしやすい

8️⃣ 頭痛、胃腸不調、体の緊張

9️⃣ 「眠れないこと」への強い不安や悩み

当てはまる症状があれば、早めに受診を

「もしかして不眠症かも?」と思ったら、まずは一度専門の医療機関に相談することをおすすめします。

睡眠は心と体を回復させる大切な時間。不眠を放置してしまうと、メンタルや体調に悪影響を与えてしまうこともあります。「眠れない」を我慢せず、ぜひ気軽にご相談くださいね。

参考文献

  • 睡眠障害国際分類第2版(ICSD-Ⅱ)
  • 厚生労働省健康局「健康づくりのための睡眠指針2014」 (https://www.mhlw.go.jp)

▶不眠症に関する記載はこちら

不眠症の詳しい説明はこちらから

「栄院」の不眠症の詳しい説明はこちらから

「金山院」の不眠症の詳しい説明はこちらから

「名駅エスカ院」の不眠症の詳しい説明はこちらから

「名駅地下街サンロード院」の不眠症の詳しい説明はこちらから

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