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2016.05.212016.05.21

デプロメールとは?その3

それでは吐き気に ついての対して対処法についてご説明しましょう。 ・様子を見る  使用し始めので、急に体内でセロトニンが増えることで対応できなくなるためです。しか し、1、2週間くらいで、吐き気が感じにくくなります。 ・胃薬を併用する  特別な薬があるわけではなく、胃腸炎や胃潰瘍の内科で処方される整腸剤や胃粘膜保護剤 で吐き気を軽減させます。  これらで改善されない場合は他の抗うつ剤に変更することになります。  その他の眠気や体重増加などの副作用についても、まずは様子見をして、生活習慣の見直 し、改善を行ってから、症状が改善されない場合は、減薬や変更といったものになります。 デプロメールの脱離症状について  抗うつ剤を急に止めたり、急に減らす事によって、めまいや吐き気、ふらつき、耳鳴りな どの症状が出ることがあります。これを「脱離症状」と言います。  薬物の血中濃度が急激に変化した事に対して体が対応しきれなくなったために起こる症状 です。  症状が悪化したわけではありません。  自分で勝手に薬を止めたり、飲む量を減らす事で起こります。抗うつ剤を止める時や量を 減らす時は必ず、主治医に相談の上行うようにしましょう。  減薬・断薬については、医者の指示によって、少しずつ、長い期間をかけて行います。こ のように行うことで、脱離症状を防ぎます。 デプロメールのジェネリック  薬には、一般名といったものがあります。「フルボキサミン」正式名「フルボキサミンマ レイン塩酸」がデプロメールの一般名です。  一般名とは、薬の国際的に決められた名称で、全世界に共通のものです。  販売から10年以上経過しているため、多くのジェネリックも発売されています。そのた め、混乱を避けるため最近では、ジェネリックの名前については、「一般名」+会社名と いったものが通例となっています。  ジェネリックの薬価については正規品よりも安いといったメリットがあります。主要成分 は同じで、その他の、添加物について多少違いがあります。  ・デプロメール(25mg)37.8円 ・フルボキサミンマレイ ン(25mg)(ジェネリック)          20.6~ 27.1円 飲酒やカフェインについて  飲酒については、基本的に併用については、薦められていません。お互いの作用が増加さ れること、依存性・耐性が強く、治療に時間が長くかかることになります。  カフェインについては、デプロメールの添付文章には、カフェインの記載について特にあ りません。ただし、薬理効果としてはデプロメールとの併用で分解しににくなることはあり ます。大量のカフェイン摂取についてですので日常的でコーヒーをカップ、2、3杯程度で あれば問題ないでしょう

 

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