クリニックブログ
2018.03.012018.03.02
依存症とは何ですか?
一言でいえば、何か特定の対象に執着してしまい、それがやめられず、自分の力だけではもうどうにもならない状態を言います。いわゆる「やめたくても、やめられない」状態です。そして日常生活にも大きな影響を及ぼし、周囲の人すらも巻き込んでいきます。代表的なものには、アルコール依存症・薬物依存症・ギャンブル依存症などがあります。最近では、買い物依存やインターネット・ゲーム依存といったものも増えています。依存症の入り口というと、自分には関係がないと思う方も多いかもしれませんが、多くの場合は「ちょっとした軽い気持ち」からです。例えば、アルコール依存症では、気分転換や憂さ晴らしの延長といったきっかけで飲酒し、その酔い心地よさや解放感、高揚感にはまり、いつしか習慣になっていきます。やがて同じ量では酔わなく、飲む量が次第に増えて、どんどんと飲む量を自制できなくなり、生活に支障を来します。
ちなみに、依存症という用語は、WHO(世界保健機構)が提唱したものです。WHOでは「精神に作用する化学物質の接取や会館・高揚感を伴う行為を繰り返し行った結果、さらに刺激を追及する行為が第一優先となり、刺激がないと精神的・身体的に深い症状を引き起こす状態」を依存症と定義しています。
◆依存症な種類がありますか?
依存症の対象は、多種多様で様々です。大きくわけると「ものへの依存」「行為への依存」「人間関係への依存」に分けられます。
・「ものへの依存」・・・ある物質を摂取することで引き起こされる変化や快感によってその物質に依存、執着するものです。アルコール依存、薬物依存、ニコチン依存などがあります。
・「行為への依存」・・・ある特定の行為の始まりから終わりまでの得られる快感に執着してしまうことです。ギャンブル依存、ゲーム依存、買い物依存などがあります。
・「人間関係への依存」・・・ある特定の人との人間関係に強く依存するものです。
恋愛依存、児童虐待、家庭内暴力(DV)家族依存(ひきこもり)などがあげられます。
また、「身体依存」「精神依存」という考え方をする場合には、精神依存は殆どの場合に起こり得るものと考えられていますが、身体依存は主に「ものへの依存」によって引き起こされます。身体依存になると、その物質が切れてしまうと、手の震えや発汗、下痢などの離脱症状(禁断症状)が現れるようになります。そのため、この不快な症状を止めるためにも、その物質を摂取し続けなければならなくなり、依存がさらに悪化していきます。
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