クリニックブログ
2015.06.042019.10.31
はだか祭り「国府宮の神事について」
国府宮のはだか祭は有名な尾張の祭りです
はだか祭は正式には、なおい神事とといい、毎年旧正月の13日に尾張総社である国府宮で行われます。
歴史は古く767年に称徳天皇の勅令により始まった神事なのです。
祭は一人の神男を巡って、裸になった男たちのもみ合いを繰り広げるのですが、これは神男に触れれば厄落としができるという信仰からの行為なのです。
国府宮について
国府宮はこうしたはだか祭で有名ですが、尾張地方の総鎮守神、農商業守護神、厄除け神として広く信仰されています。
国府宮は通称であり、尾張大國霊神(おわりおおくにたまのかみ)が正式な名前です。
本殿は流れ造で拝殿は切妻造で全体の様式は尾張造と呼ばれるものです。拝殿は徳川初期の建立であり、内側に柱が並立しているのが特徴で重要文化財として指定されています。
また、楼門は足利初期の建立で、1646年に解体修理を行う際に上層を改造していますが、これも重要文化財です。
交通アクセスは名鉄国府宮が便利です。
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