クリニックブログ

2016.12.042021.06.22

職場環境調整期での復職の仕方

この時期には職場復帰に向けて、主治医に協力を得ましょう。

主治医と職場復帰の時期や、どの程度の負荷から職場復帰をした方が良いのかなどを十分に相談する必要があります。

主治医と相談するうえで、主治医に伝えておくべきことが３つあります。

①軽減勤務制度の確認

②仕事の内容（仕事量や繁忙期・出張の有無など）

③職場異動の可否

この３つを伝え、「主治医としてどのような形で職場復帰することが望ましいと考えているか」を尋ねるのが良いでしょう。

職場復帰の場面においては、病気が治ったかどうかという疾病性の判断をするのが主治医の役割で、もう１度働くことができるかどうかという機能性の評価をするのが産業医の役割になります。

病気が治ったことと働くことができることの判断は全く別のものになります。

主治医と産業医、どちらからもOKが出て、初めて復帰することができます。

引用文献：現役精神科産業医が教える「うつ」からの職場復帰のポイント

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