クリニックブログ

2015.10.092020.10.02

全般性不安障害の特徴

「全般性不安障害」という言葉を聞いたことがあるという人は、それほどいないかもしれません。この病気は、理由は分からないけれど不安が長期間続く、というものです。この不安感が体や心に影響を与える場合もあります。

この全般性不安障害は決して珍しい病気ではなく、1000人に64人くらいが経験する可能性のある病気であると言われています。

主な特徴としては、心配や不安を感じている状態が6ヶ月以上続いている、刺激に関して過敏に反応する、眠ることが出来ない、落ち着かないなどがあります。

全般性不安障害の特徴について説明をしております

主な原因は、ストレスであると言われています。症状が進行すると、毎日の生活にも支障をきたすことになる可能性もあります。

特に、身の回りのいろいろなことに対して不安感情が付きまとい、健康面に対する不安や、金銭・財産、更には将来や災害の件に関してあらゆる事象が「何かとてつもない不吉の予兆」かもと不安になってしまう事があります。

そして、その不安を大きく生じさせないために、外出を控えて外部との接触を断ったり、また不安を拭い去るように、何かの行為や特定の思い込みに置き換えて過ごさざるをなくなってしまう事もあります。

全般性不安障害の治療は、不安をコントロールすることが出来るようにするためのお薬を使用したり、精神療法が用いられます。

全般性不安障害に関する症状についてはメンタルクリニックへご相談ください

全般性不安障害の注意点は、なかなか周囲や本人ですら最初は、「なんか普段と違うな…」「病気かもしれない」という事に気が付かない事も多いということです。

最初は、「心配性」「気にしすぎ」といった表現をされることも多く、本人もだんだんと「心配性すぎるのかな」といった感覚を持ちがちです。

しかし、時間が経過するにつれて、「周囲は誰も分かってくれない」「この危機感は私にしか分からないのかも」といった閉鎖的な感情に変化してしまい、周囲に相談したりすることを控えてしまう様になることも多く、医療機関へ相談するタイミングがどんどん遅くなって、症状が悪化してしまう事もあるのです。

もし、「全般性不安障害では…？」と思う事がありましたら、遠慮なく心療内科・精神科・メンタルクリニックなどの医療機関迄ご相談くださいませ。

あま市の心療内科・メンタルクリニック・精神科のひだまりこころクリニック

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