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ADHD(注意欠如・多動性障害)とはどのようなものですか?

クリニックブログ

2018.03.26

ADHD(注意欠如・多動性障害)とはどのようなものですか?

 発達障害(神経発達症群)とは、特定の能力や一連の情報の獲得、維持、適用に発達上のかたよりがあることで、生活に悪影響が生じる神経学的な状態をいいます。発達障害はいくつかのタイプに分類されており、ADHDのほかに、限局性学習症、自閉スペクトラム症などがあります。

ADHDは、不注意、多動性、衝動性の3症状を主な特徴とする生まれつきの精神疾患です。18歳以下で約5%存在すると報告されています。ADHDは、3つの特徴が通常の発達の水準からすると不相応で普段の生活に直接悪影響を及ぼすほど深刻な場合に一定の基準をもって診断されます。

ADHDの原因は、はっきりとはわかっていません。さまざまな研究より、ADHDは「脳」の機能に問題があることで、注意や行動をコントロールすることが難しくなっていると考えられています。生まれつきのものであり、きちんとしたしつけを受けていないことや、また、逆に厳しすぎる養育環境によって、ADHDになるというわけではありません。

これら3つの特徴は、同時に全て現れるというわけではなく、「不注意」が目立つ場合、「多動性」や「衝動性」が目立つ場合、また全てを併せ持つ場合など、子どもによってさまざまな形で現れます。一方、成長とともに状態が変化することもあり、例えば大人になってその特徴が自然と目立たなくなることがあります。また、その特性を本人や家族・周囲の人がよく理解し、その人にあったやり方で日常的な暮らしや学校や職場での過ごし方を工夫することが出来れば、持っている本来の力がしっかり生かされるようになります。

◆ADHD(注意欠如・多動性障害)の治療法はどのようなものですか?

ADHDの治療はADHDの症状を完全になくすことが目標ではありません。子どもがADHDと上手に向き合って、落ち着いた日常生活や学校生活を送れるようにすることを目指します。また、ADHDの特徴を「自分らしさ」として折り合いをつけたり、逆に「強み」として解釈したりすることで、自信をつけ周囲と良好な関係を築くことができるように成長をサポートしていきましょう。

ADHDの治療には「心理社会的治療」と「薬物治療」があり、一人ひとりに合った治療計画を立てます。 まずは、環境調整などの心理社会的治療から始めて、ADHDの子どもが生活しやすいように対人関係能力や、社会性などが身につくような支援を行い、必要に応じて薬物治療も一緒に行います。

心理社会的治療は、親ガイダンス(保護者との面談)、環境調整、保護者への養育支援(ペアレントトレーニング)、ソーシャルスキル・トレーニング(SST)などがあります。

薬物治療は、お薬により、神経の働きを調整し、日常生活や学校生活に支障をきたしているADHDの症状を和らげます。現在 日本で用いられる治療薬は、メチルフェニデート塩酸塩、アトモキセチン塩酸塩やグアンファシン塩酸塩(発売順)さらに、リスデキサンフェタミンメシル酸塩が国内でも近々臨床使用になる予定です。

親をはじめとする家族がADHDに対する知識や理解を深め、本人の特性を理解することが、本人の自尊心を低下させることを防ぎ、自分を信じ、勉強や作業、社会生活への意欲を高めることにつながります。

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