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クリニックブログ

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2020.05.13

コロナストレスと子どもの感情、発達障害との関連について

こんにちは。ひだまりこころクリニックです。

新型コロナウイルス(COVID-19)が引き起こす心の問題について、専門的な観点からわかりやすく解説していきたいと思います。

今回のテーマは「コロナと発達」。学校の休校も長引く中、コロナによるストレスがお子さんの発達に与える影響を心配されている方も多いのではないでしょうか。

気になる発達障害とコロナストレスとの関係や、コロナ禍で意識したい、障害を持つ人々への支援の基本についても触れていきます。

発達障害でお困りなら通いやすい心療内科・メンタルクリニック・精神科のひだまりこころクリニックへ

新型コロナウイルス感染症が「こどもの感情・発達」に与える影響

こどもたちは、困難な状況に直面すると、さまざまな形で無意識の不安を表すと言われています。例えば、お母さんへの甘えが激しくなったり、おねしょや、寝つきの悪さが目立つようになるのもストレスによる反応のひとつです。さらに、怒りっぽくなる、不安を感じやすくなるなど、気分の変化がみられることも報告されています。

こうした変化は、非常事態で多くのこどもに見られる正常な反応で、社会全体の状況が落ち着くことで次第におさまっていくものです。あるいは、社会が落ち着きを取り戻す前に、心身が今の環境に適応することで落ち着いてくるかもしれません。

ところがこのような、こどもの変化を、新型コロナウイルスによる自粛や休校の悪影響と捉え、無理に治そうとしたり、過剰に心配しすぎては、こどもにとってかえってストレスになってしまいます。

お子さんのサインは「この子なりに、感じるものがあるんだな」と受け止め、落ち着いて接してあげることが大切です。

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コロナのストレスで発達障害の症状が悪化するってホント?

ところで、新型コロナウイルスの感染拡大と、社会の変動が激しくなるにつれて、発達障害の方達の症状の相談を受けることがありました。発達障害とは、本来持って生まれた特性や特徴からくるものですが、今回のようなコロナの感染拡大に関連した大きなストレスや、社会の変動という環境の大きな変化にともない、周囲の環境に上手く適応しきれずに発達障害の症状が強く出現してしまう事があるのです。

発達障害の症状の悪化の経緯とは

コロナ禍で症状が悪化してしまう考えられる要因の一つは、ストレスフルな状況下で、もともともっていた特徴が強く表れるようになったことだと思います。

発達障害は、「健常」と「異常」がはっきり分けられるものではありません。これまでの安定した環境では、なんとか目立った困り感もなくやってこれた子も、この異常事態では適応が追い付かず、キャパオーバーになってしまっている状況が考えられます。

コロナストレスや発達障害の家族のサポートについて心療内科 ひだまりこころクリニックが説明をしております

発達障害の症状の悪化の具体例とは

結果、これまでになかった特徴的な言動が目立つようになり、周囲が気づくことが増えたのかもしれません。

例えばテレワークに切り替わることにより、普段のやり方と異なる仕事の手順になることで不注意が生じやすくなってしまったり、職場の人との連絡をうまく整理できずスケジュール管理ができなくなってしまったり、メールの指示を上手く解釈できなくて勘違いをしてしまったり、等々があげられます。

また、ボーっとすることが増えたり、反対に集中に欠けるといった変化が目立つようになった人の場合、発達障害だけではなく、ストレス性の抑うつの症状やうつ病を呈してしまっている可能性もあります。

このような不調のために、周囲と上手く連携が一層取れなくなり、また外出規制やテレワークの為に周りからのフォローが行き渡らないために、一人で抱え込んでしまう事が多いのです。

もし、症状でお困りの方は、医療機関などへご相談されることもお勧めです。当院では発達障害のカウンセリングとして、お一人お一人の症状に合わせた行動療法などを提案しております。不注意や衝動・人間関係など、あらゆるテーマに応じて治療に取り組んでおります。

心療内科メンタルクリニックのひだまりこころクリニックがADHD,発達障害について説明をしております

辛い症状を抱える人々に必要な支援とは?

新型コロナウイルスの流行にあたって、障害をもつ人々の抱えるさまざまなハンデは、本人とその介護者・養育者の大きなストレス因となることが言われています。発達障害も同様のことが言えるでしょう。

発達障害の特徴のひとつに、「環境の変化が苦手」「見通しが立たない状況に不安を感じやすい」といったものがあります。そうした人々にとって、一刻一刻と状況が変わる今の社会情勢は大変なストレスと考えられます。コミュニケーションの問題から、政府や家族からのメッセージの受け止めに食い違いが生じ、適切な行動がとりにくいこともあるかもしれません。

周囲がわかりやすい言葉で、状況や見通し、求められる行動などを伝えることが大切です。特に、緊急事態宣言の期限や学校再開の予定日などは、今後変わる可能性があることを強調し、急な変更への心の準備ができるよう、配慮してあげることが大切です。

一方で、発達障害があることを理由に、手助けをしすぎることは、社会参加を妨げ、自己肯定感や自尊心の低下につながってしまうことも言われています。大切なのは、障害をもつ人々のニーズを正しく把握し、必要な支援を必要な分だけ行うことです。

また、ケアする側も疲れてしまわないよう、負担や悩みを抱え込まないことが大切ですし、行政や民間の相談機関やサービスなども利用されることも有効です。

コロナストレスや発達障害の症状でお悩みの方は心療内科ひだまりこころクリニック迄ご相談くださいませ

最後に

今回は、「コロナと発達」をテーマに、両者の関係性や支援の基本をお伝えしました。

発達障害の有無にかかわらず、昨今の変化の激しい社会情勢は多くの人たちにストレスや不安を与えております。つらい症状が少しでも和らいで生活して頂けるようにひだまりこころクリニックは感染対策をしっかりと実施しながら診療を行っております。

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