抗うつ薬はどうして効くの?

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抗うつ薬はどうして効くの?

クリニックブログ

2017.06.10

抗うつ薬はどうして効くの?

うつ病では、薬物療法が有効ですが、それでは「抗うつ薬」はどのように作用するのでしょう?

「抗うつ薬」というからには、うつ病が体内で発症する流れのどこかに働きかけるということになるのですが、実はうつ病の発症メカニズムというのははっきりしていません。

沢山の説があるのですが、その中の一つである「モノアミン仮説(モノアミン欠乏仮説)」というものに基づいて、特に最近の抗うつ薬や開発がされています。

そもそも、脳内の神経細胞から、神経伝達物質(セロトニンやノルアドレナリンなど)が放出されると、受け手である神経細胞の受容体に結合するというのが、健康な人の神経での情報伝達の流れなのですが、 うつ病の患者さんでは、セロトニンやノルアドレナリンなどの神経伝達物質の量が少なくなっていることが知られています。そのためこれらの物質に関連した情報がうまく伝達できずに、うつ病の症状を発症すると考えられています。

そこで、抗うつ薬は、神経伝達物質の再取り込みを阻害する、あるいは神経伝達物質の放出を抑制する働きのある自己受容体に結合することなどによって、シナプス間隙での濃度を上昇させることにより、効果を発揮すると考えられています。

最近よく使われている薬は、いわゆる新規抗うつ薬と言われているSSRI・SNRI・NaSSAです。かつては、三環系抗うつ薬・四環系抗うつ薬というものが主流だったようですが、今は、上記のSSRI・SNRI・NaSSAになりました。

 

 

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