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社交不安障害(SAD)の診断に用いるSATS、SDISSとは?

クリニックブログ

2017.09.12

社交不安障害(SAD)の診断に用いるSATS、SDISSとは?

●SATSとはなんですか?

SATSは日本で開発された診断スケールです。LSASなどでは不十分な、自己視線恐怖・自己臭恐怖・醜形恐怖などの確信型対人恐怖と言われている症状も評価できるスケールです。SATSでは最初に症状を確認してリスト化します。不安感/恐怖感あるいは回避行動の出現しやすい状況(スピーチ、会議などで意見を述べる、異性と話す、人を誘う、人に見られながら字を書く、公共の場所で飲食をする、電話で話す等)、恐怖感/不安感に関連する身体症状(体や表情がこわばる、体や手や足が震える、赤面する、息苦しくなる、多量に汗をかく、動悸がするなど)、確信型対人恐怖の認知症状(自分の体の臭い、視線、外見、表情が他の人に嫌な感じを与えており、それは他の人の様子からわかる)を確認し、それらを標的症状のリストにまとめて表に示した恐怖感/不安感、回避行動、認知症状について評価します。それぞれの項目に対して0~4の5段間で評価されます。

●SDISSとはなんですか?

 SDISSは「シーハン機能障害評価尺度」のことで、1983年にSheehanらによって開発された自己記入式の機能障害評価尺度です。機能障害というと難しく感じるかもしれませんが、簡単にいうと普段の生活の中で問題が起きている状態がどのくらいかとイメージしていただければと思います。SDISSは日常生活に項関する3項目(仕事/学業・社会生活・家族内のコミュニケーションや役割の3つ)から構成されており、それぞれ0~10まで11段階で重症の度合を評価しています。ちなみに社会生活というのは余暇の過ごし方や人付き合いを指します。ぱっと見た感じは目盛り付のものさしに見える、視覚アナログ尺度で測定します。SADの患者さんの場合は3項目の中でも、仕事/学業に関する項目と社会生活に関する項目が低下していることが多いです。

 SAD以外でも、SDISSはうつ病やパニック症、社交不安症、強迫症、外傷後ストレス障害、全般性不安症など多くの疾患の研究でのQOLのスケールとして使用されています。

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