
認知症の方の徘徊
クリニックブログ
2016.09.06
認知症の方の徘徊
ひとことで「徘徊」といっても、その内容や理由は人によって、また場合によってさまざまです。
地域によっては、「徘徊」という言葉を使わずに「ひとり散歩」「ひとり歩き」などと言いかえていることもあります。
ここでは徘徊と呼びますが、徘徊には以下のような状況があります。
1、もの忘れにより道に迷ってしまう
2、視空間認知障害により道に迷ってしまう
3、ご本人の決めた特定のルートをくるくる回る
4、差し迫った必要性を感じて、ある目的地にむけてひた歩く
5、ご本人自体も目的がわからずソワソワ歩いてしまう
6、せん妄による徘徊
7、今いる場所が退屈なためで歩く
このように、いくつかの理由があるといわれています。
徘徊は無理に止めることはできません。また閉じ込めてしまうのも、問題があります。
出歩いてしまったときに、安全に配慮した服装ができると良いです。最近はGPS端末をもってもらい、探しやすいしくみもあるようです。
ひだまりこころクリニック
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