クリニックブログ
2015.07.222021.01.04
【パニック障害】パニック発作はどんな時に起きる?
パニック障害とは特別な状況下でなくても、突然パニック発作が起きてしまう
パニック障害とは特別なアクシデントが起きたわけでもないのに、パニック状態に陥り、過呼吸になったり、心臓がドキドキして脂汗が出るなど、今にも死んでしまうのではというくらい苦しい発作を引き起こす症状をいいます。
大きな地震が起きたり、目の前で大事故や事件などが起これば、誰しもパニックに陥り、我を忘れたり腰が抜けたりすることがあります。ですが、パニック障害の方は特段のトラブルが起きなくても、こうした状態に見舞われてしまうのです。
パニック発作を引き起こすことで、また起きるのではないかと予期不安やすぐに逃げ出せない場所で次の発作が出やすくなってしまう
パニック発作は、胸部症状や呼吸症状、更には倒れてしまうかもしれない、死んでしまうかもしれないと思わせるほど強い苦痛を呈してしまうので、「また起きたらどうしよう・・・」と不安と恐怖が大きくなってしまう事も特徴です。
もっとも、起こりやすい場所や環境というのがあり、エレベーターの中など閉鎖的な空間に入った時であったり、電車の中など知らない人に囲まれ閉ざされた空間は要注意です。
こうした場所に行くと、何か周囲で事故や事件が起こったわけでなくても、「またあの発作が起きたらどうしよう」「助けを求められない」「すぐに助けてくれないかもしれない」という恐怖と不安から更にパニック発作が起こるため、怖くて一人で外出ができなくなったり、発作が起こるかもと考えるだけで発作になってしまうケースもあります。
治療には、薬物療法をはじめ、認知行動療法などの精神療法が有効です。
またパニック障害の症状によっては、漢方などの治療で改善を認めることもありますのでお気軽にご相談くださいませ。漢方も得意な精神科・心療内科・メンタルクリニックです。
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