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クリニックブログ

2017.06.272017.06.27

不安になるとどんな影響がでる?

 

●不安とセロトニンには関係があるのですか?
→不安症状や不安障害には神経伝達物質のセロトニンが大きく関与していると考えられています。というのも、不安や恐怖は脳の扁桃体の過活動によって引き起こされますが、セロトニン神経は扁桃体の活動を抑制的に調節しています。
そのため不安を抑えるにはセロトニン神経系を促進できる薬剤が有効であると考えられているので、レクサプロなどのSSRIを投与し、扁桃体の活動を抑制して不安・恐怖や様々な身体的症状の緩和を図る治療が行われています。

●不安とノルアドレナリンには関係はないのですか?
→不安というとセロトニンが関係が深いというのは知られていますが、他の神経伝達物質であるノルアドレナリンも関係はあります。
ただし、こちらはセロトニンとは逆に、不安・恐怖の源である扁桃体に対して亢進的に調整していきます。
つまり、ノルアドレナリン神経の過活動状態(ノルアドレナリン量の増加)によって扁桃体も過活動状態になり、不安・パニック発作などが引き起こされます。
この状態を緩和するには、中枢に移行するβ1遮断薬やα1遮断薬の投与が行われます。

●不安になると身体にはどんな影響が出ますか?
→不安になる=扁桃体が活性化しているということになりますが、この扁桃体の活動により脳の他の部位にも情報が伝達されて身体に様々な症状が出るといわれています。
例えばアドレナリン神経系(自律神経系)が賦活されると、心血管系への影響がみられ、動脈硬化・心虚血・血圧上昇といったリスクが上昇します。
その他にも内分泌系ではコルチゾールの分泌が増えることで2型糖尿病への影響が、呼吸器系においては過呼吸・息切れ・気管支ぜんそくのリスクがあがります。

 不安な状態にあることは身体にも影響がありますので、不安な状態が長く続いてしまう前に医師の診察を受けることをお勧め致します。

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