クリニックブログ
2018.01.172022.05.24
人と接する場面が非常に不安で怖いのですが、病気でしょうか?
人と接するのが不安・緊張が強い時
日常生活に支障が出るほどに人前で極度に恐怖・不安を感じてしまう場合、もしかしたら社交不安症(SAD)と言う病気が隠れているかもしれません。
この社交不安症(SAD)という疾患では、具体的には
・人前で話す時に極度に緊張してしまう、ひどく動悸がする
・人前で字を書く時に手が震えてしまう
などの症状が考えられます。
ですが、生活に支障が出るほどツライということはなかなか周囲に理解されなかったり、患者さんもこれは病気ではなくて自分自身の性格の問題だと思ってしまったりすることから、病院・クリニックにいくことをためらってしまいがちです。しかし、社交不安症(SAD)は、適切に治療をすれば改善する病気です。
精神科の病院・クリニックではその患者さんに合うお薬を選んだり、認知行動療法などの精神療法を組み合わせながら治療を行っていきます。また、家族やパートナーからのサポートは患者さんの大きな支えとなるので、ご本人はもちろんのこと、ご家族の方もご相談においでください。
どんな症状があれば社交不安症(SAD)なのでしょうか?
⇒社交不安症(SAD)には様々な症状があり、その程度なども人によって千差万別のために、一概にこの症状があれば社会不安障害であるということはいえませんが、特徴的な症状はあります。それは、不安や緊張を感じると共に、不安や緊張を感じる出来事から逃げてしまうことで、社会生活の妨げになる可能性がある下記のようなものです。
社交不安障害の症状の一例
・人と接するのが極度に怖い・緊張する
・人前で発表するのが極度に怖い・緊張する
・人前で食事ができない
・人前で文字を書くとき、人前で文字を書くとき、手が震えて書けない
・人前で電話をかけるのが怖い
・周囲からの視線が極度に怖い
・注目されると緊張で赤面する・汗をかく
・人前で電話をかけるのが怖い
・周囲に人がいると用を足すことができない
もしこのような症状でお悩みでしたら医師へご相談いただければと思いますし、それ以外でも人との関わりの中で恐怖や不安を感じるという方はお気軽にお越しください。
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