クリニックブログ
2015.07.052020.10.02
強迫性障害とは「強迫性障害における認知行動療法について」
強迫性障害とは
強迫性障害とは、自らの意に反して、不安あるいは不快な雑念が思い浮かんできてしまい(強迫観念)、それを振り払うために何度も何度も無意味な確認行為を繰り返してしまう病気です。
強迫性障害の原因と、病気にかかりやすい人の特徴とは
強迫性障害の原因は、脳内の特定部位の障害、神経系の機能異常などであるといわれています。
年齢や性別に関係なく、過剰にストレスを感じる出来事があると発症してしまいますが、完ぺき主義や几帳面の人が発症しやすい傾向にあるといわれています。
強迫観念(何度も繰り返してしまう行動)とは
強迫観念の種類には様々なものがあり、手を何度も洗い、時にはお札まで洗ってしまう洗浄強迫のほかに、詮索癖(気になることをすべて質問するまで不安になる)、疑惑癖(自分の行為が完璧であったかをすべて確認するまで不安になる)、計算癖(物の数や回数をすべて数え終わるまで不安になる)などがあります。
強迫性障害の治療方法について
治療方法としては、薬物療法と精神療法の2種類の治療法があります。精神療法としては、認知行動療法や暴露療法が有効とされています。
強迫性障害における認知行動療法とは
認知行動療法や暴露療法では、強迫観念が出やすい状況にあえて直面させ、その状況でも確認行為を行わないように指示するという方法です。適切に行えば、SSRIやクロミプラミンを摂取する薬物療法と同程度の効果があると期待されています。
但し、このような認知行動療法を行うためには、まずは不安や強迫観念の程度が低いものから取り組むことが重要で、不安や襲ってくる不快な感情は乗り越えられるという成功体験を少しづつ重ねていくという十分な準備と計画が必要となります。
ひだまりこころクリニックは漢方治療に関しても相談していただける心療内科です
その他の治療方法として、通常のお薬だけでなく、漢方治療のご提案もしております。漢方を用いてじっくり治療に向き合いたい方はあま市の心療内科・メンタルクリニックのひだまりこころクリニックにお越しくださいませ。
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